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立候補年齢引き下げ隊、メンバー募集!【東京・神奈川・埼玉・千葉】

こんにちは、NO YOUTH NO JAPANです。
私たちは2019年から若い世代の政治参加を促進するために活動するU30(10代・20代)を中心とする団体です。
今回は、U30のみなさんに私たちの新しいアクションへの参加をお誘いしたく、このnoteを書いています。

※ 今回は、NYNJが事務局として行っている「立候補年齢引き下げ隊(立候補年齢を引き下げるためのプロジェクト)」に参加するメンバーの募集であり、NO YOUTH NO JAPANのメンバー募集ではありません。

「被選挙権年齢引き下げの実現」を目指しています

2019年7月の参議院議員選挙、 Instagramで選挙のことを分かりやすく発信し、「わたしたちが生きたい社会を選ぼう」と投票を呼びかけるところからNO YOUTH NO JAPANは始まりました。活動開始から4年が経ち、若者と政治の距離を近づけるための様々な試行錯誤をする中で、「若者の投票率が低い」問題を「若者の問題」と矮小化して活動してしまっているのではないか?と疑問に思うようになりました。私たちNYNJ自身、若者が選挙に行かないのは若者の意識の問題として、若者に対してだけ変化を呼びかけてきたのではないか、と。

日本では2016年に18歳から投票できるようになりましたが、投票に行っても候補者に同年代の顔はありません。なぜなら、立候補年齢は戦後から変わらず25歳、30歳だから。いくら投票に行こうと呼びかけても、そこにある選択肢があまりに自分たちとかけ離れている。自分の声を代弁してくれると思える候補者がいないのであれば、投票に行く動機を持つのは難しい。

教育・雇用・福祉・メンタルヘルス・環境問題・気候変動・軍縮・ジェンダー・LGBTQ・多様性。中高年男性が多くを占める政治の場に日本が直面する様々な問題の当事者でもあり、より長い未来を生きる若い世代の声は、政治にそして社会全体になかなか届いていない現状があります。

この現状を変えていくには、NO YOUTH NO JAPANがこれまで行ってきた投票や政治参加について同年代に「伝える」活動だけでは足りない。それと同時に、そもそも直接若い世代の声を代弁する当事者を政治の場に送り出せるよう、「法律を変える(立候補年齢を引き下げる)」ことを目指し、「立候補年齢を引き下げるためのプロジェクト」へ参画しています。

「立候補年齢引き下げ隊」をはじめます!

2023年7月10日、現在の被選挙権年齢引き下げを望む10代20代の6名が弁護士団とともに「立候補年齢を引き下げるためのプロジェクト」を立ち上げ、「公共訴訟」(国への違憲裁判)を始めました。NO YOUTH NO JAPANからも2名、このプロジェクトに原告として参画しています。このプロジェクトは、司法からのアプローチで被選挙権年齢引き下げを目指すもので、10月12日(木)11時から東京地裁で第1回口頭弁論期日が行われる予定です。

そして今回、裁判と並行して、U30でこの問題に関心を持っている人と一緒に取り組み、関心を広げていきたいアクションを企画しました。

それは・・・
「立候補年齢引き下げ隊」と名付けた、立候補年齢引き下げに賛同するU30が集まって、自分の住む地域選出の国会議員に会いに行って、引き下げを要望する活動を行うアクションです。

被選挙権年齢の引き下げのためには「議員立法」という形で、国会議員が国会で引き下げのための法案を提出し、法律として成立させる必要があります。つまり、被選挙権年齢を引き下げる法律をつくるには、国会議員に動いてもらう必要があるのです。そのため、まずは国会議員へのロビイング活動(立候補年齢引き下げしてほしいと国会議員に伝えに行く活動)をすることによって、国会議員に立候補年齢引き下げを求める若い人達の声があると実感してもらうことが大事だと思っています。

また、この活動をしていくことによって立候補年齢引き下げに賛同する仲間を増やし、全国的なネットワークをつくることができれば、立候補年齢引き下げが実現した後に、実際に若い世代から政治家を送り出していくことにもつながると期待しています。

コラム:法律はどうできる?
法律の作り方は大きく2通りあります。一つは議員が原案をつくる場合(議員立法)、もう一つは、内閣(または法律に関連する省庁)が原案をつくる場合です。被選挙権年齢の引き下げについては、選挙に関する法律のため慣例として議員立法の形をとる必要があります。わたしたちが声を届けて、賛同してくれる国会議員さんに動いてもらうことが重要なのです。

一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)で募集開始!

いくら立候補年齢を引き下げたらいいのにな、と思っていたとしても、いきなり、1人で国会議員に連絡して会いにいくのはハードルが高いもの・・・そこで、私たちは「立候補年齢引き下げ隊」と称して、仲間作りをして一緒に資料を共有したり、専門的な知識のインプットを受けたりするグループをつくろうとしています。

来年には全国的な活動へ展開することを考えていますが、2023年、今年は試験的に東京・神奈川・埼玉・千葉の4地域で実施します。引き下げ隊メンバーを募集しますので、関心がある人は下記をご覧いただき、9月30日(土)までに応募ください!

【目指していること】

一都三県の国会議員全員へのロビイング
一都三県の国会議員は2023年9月現在、東京都 54人、神奈川県 39人、埼玉県 33人、千葉県 27人、計153人います。この153人全員に会いにいき立候補年齢引き下げを求めることを目指しています。

【活動内容】

①レクチャー・準備会に参加する
10月8日(日)13:00〜16:00に初回の顔合わせを東京・Zoomのハイブリッドで実施予定です。
立候補年齢引き下げに関するレクチャーを受けてもらい、知識や話し方を学びます。また、一緒に国会議員に会いに行くグループをつくり、議員に会いに行く準備やアポイントの取り方などやり方の共有などを行います。
当日参加できない方は、アーカイブの共有と後日フォローを行います。

②議員に会いに行くロビイング活動を一緒に行う
活動頻度は自由です。2023年10月〜12月の3ヶ月のうちに1度以上は、自分の住む地域選出の議員に会いに行き、立候補年齢引き下げしてほしいと伝えに行くロビイング活動を実施してもらいたいと考えています。

【対象】

以下の①②の条件に当てはまる方を募集しています
①被選挙権年齢引き下げに賛同する29歳以下の方(高校生も可)
②首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)に在住、在勤、在学している方

※「被選挙権年齢引き下げ」に関心があるU30が対象ですが、講座・資料などもあるので、立候補年齢引き下げやロビイング活動に関する知識量などは問いません。詳しくなくても大丈夫です。
※ 友人同士などでの参加も大歓迎。もちろん1人での参加も歓迎です。
※ 首都圏以外の地域は今後募集予定です。

【説明会ライブ】

立候補年齢引き下げ隊についてより詳しく知りたい方向けに、インスタライブで説明会を行います。ご関心のある方はぜひご覧ください!
・9月24日(日) 21:00~22:00
NO YOUTH NO JAPANのInstagramから
 ※アーカイブも残す予定です

【応募方法】

下記のフォームから応募をお願いいたします。
申し込み期限:9月30日(土) 23:59〆切

一都三県以外ではあるがこの動きに関心がある人や、立候補年齢引き下げ隊募集に関して質問等がある方はNO YOUTH NO JAPAN の公式HPの問い合わせフォームからご連絡ください。

わたしたちが生きたい社会はわたしたちがつくる。
一緒に活動に熱中できるみなさんのご応募をお待ちしております!

(文=NO YOUTH NO JAPAN)

NO YOUTH NO JAPANのInstagramの投稿を続けるためのデザイナーさんへの依頼料と活動の運営経費にさせていただきます!