なんで勉強しなくちゃいけないの？

その中でも、特に数学を勉強しなくちゃいけない理由をよく聞かれます。

いろいろな先生がいろいろな意見を述べていらっしゃるのを、自分の中で噛み砕いていっているのですが…あまりしっくりくることを言えません。
口下手なんですよね。
講師としては本当にどうかと思います。

ただ、ずっと思っていることがあります。

後悔してほしくない。

今したいことがあるとして、
数学ができないからと諦めてほしくない。
勉強が嫌だからと諦めてほしくない。

あの時これが苦手だったからなぁ、とか。
もうちょっとこれがわかってたらなぁ、とか。
そういうの、よく聞きます。

今の生徒にも、なりたいものがあるけど、難しそうだからやめるって言われました。

いやいや、まだ選択肢に残そうよ！！
塾に入った頃よりもずいぶんとよくなってるやん！！

私自身まわり道ばかりしてきたので、まわり道が悪いとは思っていません。
でも、まわり道しなくていいならしなくていい。
一つの仕事をずっと続けている人を心から尊敬しています。
できることなら、これ、というものをずっとがんばってほしい。

実際、社会に出てからも、家庭に入ってからも、大きな勉強から小さな勉強までついてまわります。

勉強っていうからなかなか敷居が高いだけで、実は毎日の中に隠れていますよね。

勉強を好きにならなくても、
嫌いじゃないくらいになって、
苦手が減ると、
将来少しでもいいのではないかと思うのです。

嫌いだから選択肢を削るのではなく、
できることを増やして選んでほしい。