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ジュク日記[005]

前回、毎日の中にお勉強が隠れている、と書きました。

生徒に説明するときに具体例を織り交ぜようとしているのですが、話しながら自分でも新しい発見があります。

例えば、割合。
小学生も中学生も必要な授業です。
何割とか、何パーセントとか、文章題にされるとフリーズする子が多いです。
そんな時、よく使われている説明だと思うのですが、野球好きな子には打率でいきます。
ファッション好きには、バーゲンですね。
でもどっちも興味ない子には、お父さんお母さんのお買い物をよく見てて、と言っています。
お金持ちでセール品とかバーゲンとか縁のないお宅だったらどうしよう、と内心はドキドキしながら話しているのですが。

また、方角。
天体や天気、地理などで使うことが多いですが、東西南北がつかめない子けっこういます。
洗濯物!!皆さんさらっと太陽の方に、風通しの良いところに、と干していますよね。
どっちから太陽がのぼるとか。沈むとか。
私は海も山も近いところに住んでいるのですが、海風がいつ吹いて、いつ頃風向きが変わるかを周りの大人は話していました。

私は学が無いけん。
学歴低いけん。
大人になったら勉強とか使わんよね。
とか言ってる大人って、
実はけっこうさらっとお勉強できてる!!
これです、新しい発見です。
生きるための知恵ですよね。

あとは…大人になって興味がわいたとか。
仕事で使うことだったからとか。
なんでこんなことが学生の頃にはわからなかったんだろうってこと、
皆さんもありませんか。

ということは、ちょっとでも興味が増えれば、頭に入るんじゃなかろうかと思うのです。

すごくない!?お父さんお母さん。
家計簿とか、内税とか外税とか。
あっちのスーパーはいくらで、こっちはいくらだとか。
あっちに雲あるから雨降りそうとか。
お料理するのに、何対何で混ぜるとか。

身近な人たちのすごいこと。
そこから興味を持たせられないか、と考えています。

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