自分が幼少期から訴えられている人間の経済活動による地球温暖化や気候変動のリスク。
それは今でも減るどころか、より声高に叫ばれるようになっている。

その訴えはポップカルチャーにも及ぶ。
大ヒット中の『天気の子』でもメインで扱われているテーマであるし、世界興行収入の記録を塗り替えた『アベンジャーズ エンドゲーム』の最強ヴィラン サノスは気候変動のメタファーだという。
音楽分野でもThe 1975が最新シングルで16歳の気候変動活動家グレタ・トューンベリをゲストとして迎えた。

そんな中、見たニュース。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/082300487/?ST=m_news
温暖化した北極圏の資源利用価値が高まり、その覇権を各国が争っている。
金に目がくらみ、崩れる環境。
その中にまた金を見つける。
惨い循環を感じる。

日常生活においてクーラーは逐一切るより一日中つけっぱなしの方が経済的という話をよく聞く。
そこに環境負荷の話はあまり聞かれない。
排気で暑くなる外気から安価に身を守るためにクーラーをガンガンにつけるという惨い循環。

地球のSnapに対して、現実世界のアベンジャーズは金銭的メリットがなければ現れないか。