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今日の#ハルカゼ舎日めくりカレンダー メッセージ

3月16日 「何事もおもしろがる日」

私は興味を持った事はとことん知りたくなり、納得するまで調べたり体験する性格です。

人生の中で一番大切な事って、そういう好奇心や探究心や情熱だと思うのです。

なので今日も探求して来ました。

江戸時代から続く伊勢半の紅を今も販売し続ける紅ミュージアムで、貴重な紅花から作られた紅を試し、購入しました。

この玉虫色のものが紅です。
ここに水を含ませた筆を付けて唇に乗せて行きます。

その人が元々持つ唇の色素に合った発色をするので、実は乗せる人によってそれぞれ全く違う発色をするそうです。

また、筆に紅を含ませる量によって薄付きのピンク色、何度も重ねる事で濃い朱色など、量も調節しながら発色の違いを楽しめます。

何だか、日本古来の伝統文化をもう一度見直してみたくなったのです。

鬼滅の刃の胡蝶しのぶさんを連想させる、この藤の花の紋様に一目惚れしました。

思っていたよりも薄めに発色してくれて、他のメイクとも馴染んでくれました。

江戸時代は上流階級の人達が上唇だけは何度も何度も紅を塗り重ねて玉虫色にする事が、上流階級のステイタスだった様です。
そして、各家庭でお猪口を紅屋さんに持って行って紅をお猪口に塗って貰っていたそうで、今でも伊勢半の紅の一番の定番品はお猪口に紅を塗ったタイプだそうです。

とてもおもしろく、楽しい時間でした。

今回は以上です。
お読み頂きましてありがとうございました💕