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ワンオペワーママの私が感じた「小1の壁」の正体と乗り越え方

今日は2023年3月1日。長男が小学校へ入学して、もうじき1年。
過ぎてみれば早いもので、入学式や学校公開日、運動会や音楽会など、ハラハラしつつも楽しい日々が思い浮かぶ。
長男は、毎日家では納豆ばかりを食べ、しかもおかめ納豆極小粒しか食べない。見慣れないものを食卓に並べても、全く手を付けずに納豆ご飯を所望する、マイペースなやつである。おかげで我が家の冷蔵庫はおかめ納豆極小粒が常時15個くらいストックされている。

タカノフーズ株式会社HPより転載

そんな長男も、今では給食に出てくる「キムムッチ」というふりかけに夢中だったり、「キムチチャーハン」を美味しく食べたりしているらしい。
また、時間的にもマイペース人間のため、最初の頃は朝学校に行くのも大変だった。朝6時台に起こして、学校は徒歩10分以内なのに、なぜか8:20分までにつけない。それも、1年経つと時間間隔がついたのか自分から動けるようになり、スケジュール管理がなんとなくできるようになった。7歳の1年間の進歩、恐るべしである。

3月末までの保育園→4月6日からの小学校という、ほんの1週間で訪れる劇的な変化に、1年かけて順応していった。子どものしなやかさ、成長のスピードには本当に驚かされる。

その1週間で訪れる劇的な変化に、1年かけて順応したのは子どもだけではない。我々親も、1年かけて順応していかなければならない。しかも、親の仕事や環境はまったく変わらず、悲しいかな子どもほど柔軟でしなやかではもうないのに、だ。

そこでぶつかる、感じるのが「小1の壁」というものだろう。私のこの1年は、見事に壁にぶち当たった1年だった。そして、なんとか乗り越えることができたと思う。
それは、周囲のサポートを得られたのが大きい。でもそのサポートを得られる前には、周囲に大きな迷惑や混乱を生じさせていたとも思う。何より私自身が混乱しストレスが大きかった。

予め「小学校ってこんな感じか」と、その実態を知っていれば、もう少しその影響を抑えたり、うまくやれたかもしれない。何をするにも情報は必要だ。でも、地元でもない場所で共働きの我が家にとって、当時は難しかった。
なので、このnoteには自分が感じた「壁」をまとめる。「壁」を知り、心の準備をしておけば、きっともっとうまくできる。これから第1子が小学校へ上がるパパやママの何か参考になれば嬉しい。

小1の壁って、結局なに?

小1の壁と聞いて思い浮かぶものは何だろう。Google先生に聞くと「子どもが小学校に入学するとともに仕事と育児の両立が困難になること」として、その要因としては以下のような内容が出てくる。

  • 夏休みなどの長期休暇

  • PTAなど親の活動が増える

  • 会社によっては時短が続けらなくなる

しかし、これらは私が実際に感じた困難とは異なる。(もちろんこれが壁として立ちはだかる方もいると思う)

では何なのか。要は保育園とのギャップである。
書き出してみると、3つある。

①情報流通の悪さ
(常に子供を介した不完全なコミュニケーション)
②横並びの評価

(できることより、できないことが明確化される)
いやおうなしの自立の必要性
(親がサポートできない領域が急増)

この中でも特に、①情報流通の悪さ の存在感は絶大で、壁の根っこはここにあるといっても過言ではないと私は思う。

卒園してわかる、保育園のすごさとありがたさ

うちは4人家族で共働き。私はフルタイム勤務。夫は毎日夜遅く、日曜と祝日しか休みではないので、育児はワンオペが基本だ。子どもは、昨年小学校へ上がった長男に加え、まだ保育園に通っている次男がいる。
長男が小学校へ上がり、保育園について改めて思う。「保育園って働く親に優しい、本当にありがたい場所だな」と。

まず毎日お迎えに行くと、先生とお話ができる
「今日はお部屋で折り紙をしたんですけど、次男くんは紙飛行機が上手で、たくさんのお友達に『折り方を教えて』と言われてましたよ」
とか、「給食の前に〇〇くんと喧嘩して、ちょっと泣いちゃったんですけど、最後には仲直りできたんですよ」とか、直接顔を見てお話ができる。たとえ担任の先生がいなくても、何かあれば言付けしてくれているし、気になれば翌朝と話すこともできる。
そして、イヤイヤ期などで親側が参ってるときには、「本当にお母さんよく頑張ってますよ」「うちの子もそういうときありました、しんどいですよね」と共感までしてくれる
忘れがちな提出物のリマインドも、プリントに加えホワイトボードへの記載、口頭個別フォローなど、今思えば申し訳なくなるくらい、手厚くしていただいた。

イベントごとのときも、子ども一人ひとりの様子を親に伝えてくれる
「お楽しみ保育」という、朝から晩まで保育園で過ごす日には、
「長男くんがキャンプファイヤーの火を見て、『さっきまであった夕焼けが、この炎のお陰でお家に帰れたんじゃないか』とポツリと言ってくれて、それで皆で空を見上げて、とってもいい時間になったんですよ」
など、その時の情景がありありと浮かぶような、そんなお話をしてくれて、そこでの子どもの体験や心の動き、成長を想像できたし、子どもと会話する糸口になる

お母さん同士のLINEグループ(自主的なもの)だってある。初めてでわからない保育園行事、明日の持ち物が不安なときなど、質問すれば誰かが答えてくれる。例えば3人お子さんがいる先輩ママが教えてくれる。子どもが「〇〇ちゃんと遊びたい」「〇〇ちゃんと遊ぶ約束した」といったときに、直接お母さんお父さんに連絡することもできます。(最初は「ママ友…ちょっと怖いかも…」って無駄に構えてましたが、入ってよかったなと思っています)

総じて保育園は、「働く親のためのインフラである」「一人ひとりの子どもの心と身体の健全な成長を育む」といったマインドが、根底にあるのだと感じる。

小1の壁の正体①“情報流通の悪さ”

1人1人に寄り添ってくれ、毎日先生と口頭で話せる保育園のありがたさ。それが小学校に行くと、まったくと言っていいほど様変わりする。

まず、学校との情報のやりとりは、プリントと連絡帳。非同期文字媒体オンリーである
しかも、その文字媒体をデリバリーしてるのは、ついこの間まで保育園児だった我が子なのだ。
プリントが親の手元まで届かない、連絡帳に記載しても先生に渡らない。提出物についてギリギリに知る、、毎日が細かいストレスの連続だった。
祝日の夜、ニヤニヤしながら「恐ろしいことに明日からコロナで自宅授業です」と言われたり(いやいや、昨日帰ってきたときに教えてよ…!)、「図工の授業で明日ティッシュ箱がいる」(いやいやもっと早く知らせて…)などは日常茶飯事。
ランドセルには、テストやら落書きやらに混ざって大切なプリントがぐちゃぐちゃに詰まっている。

また、先生と日々の会話ができないので、小学校での子どもの様子が客観的には見えなくなる。知るには子どもとの会話しかない。でもそこは小1男子。どんな聞き方をしても「わすれたー」「ひみつー」としか言ってくれないことも多い。(子どもによっては、ちゃんとお話してくれるようで羨ましかった…)
小学校に入る前から、日常の様子を会話で子どもとお話する習慣をつけたら良かったなと思う。しかも「〇〇したんだって?」という前情報が前提の会話ではなく、情報がない前提の会話の練習。まだ間に合う方は習慣づけることをおすすめしたい。

結局授業の様子や生活の様子を知れるのは、学期に一度の個人面談と、なにか問題があったときのお電話くらい。こちらからお電話しても、回線が足りないのかつながらない。それだけ先生方が日々電話をかけているということなのか、忙しくて大変だなあと思う一方で、打ち合わせが細切れに入っている働く親にとってはなかなか辛いものがある。

あと、毎年恒例のイベントについては、プリントでも説明が殆どなく様子がわからない。こういうときに頼りになるのは、保育園時代一緒だったママさん。何度も助けてもらって本当にありがたかった。すごく仲良くはなくとも、ちゃんと関係性を維持しておくことは、地元で暮らしているのでなければ必須だ。

小1の壁の正体②“横並びの評価”

「横並びの評価」などと書くと、「何を大げさな…」と思われる方もいるかもしれない。
ただ、「のびのびこの子らしく興味や良さを伸ばしていきたい」と思って接してきた親(そして子ども)からすると、小学校での生活は結構衝撃かもしれない。
前述の通り、先生と話す機会はめったにない。そんな中唯一先生から電話がかかってくるのは「45分座っていられません」「運動会の練習に参加できませんでした」「給食当番ができませんでした」といった、できないことに対する共有だ。
しかもその中に、共感や「これは1年生では最初よくあることなんですが~」といった枕詞はない。「なので、こう関わっていこうと思います」という案もない。こちらが聞いているだけだと、ただただできないということを延々と語られる。(もちろんそうでない先生もいるとは思います)

普段の様子がわからないのに、できないことだけ、悪いことだけは共有される。ワンオペな我が家ではそれを夫に相談できる時間も少なく、少しずつ、「私の育て方が間違っていたのか…」とこちらが精神的に追い詰められてくる。そのうち、子どもに対して必要以上に厳しくしてしまう自分に気がつく。それは、親にとっても子どもにとっても、しんどい時間だった。

後述するが、そんな風に追い詰められる必要はなかった、と振り返って今なら思う。これを書いているのは文句を言いたいからではなく、小学校ではこういうコミュニケーションがあるんだ、と予め知っておくことで、受け止める準備ができると思うからだ。

小1の壁の正体③“いやおうなしの自立の必要性”

保育園時代は、毎日朝晩教室までいって、持ち物のなど親がやっていた。少しずつ子どもに主導させなければと思いながら、毎日ギリギリ19時に迎えに行っている親からすると、「早く帰ってご飯とお風呂、そして寝かしたい…!(なんだったらその後も仕事したい)」わけであって、できる限り親のほうで素早くやってしまいたいという気持ちが抑えられなかった

当たり前だが小学校では学校に日常的には入れない。サポートできる範囲が著しく狭くなる。
それは成長の過程としてごく当たり前のことだし、親としては自立のきっかけとなり、むしろ喜ばしいことでもある。いつまでも親にサポートされている子どもでいてほしいわけではない。
ただ、ワンオペで仕事・家事・育児と様々こなさないと行けない中で、最大限保育園に甘えさせてもらっていたり、親がある程度サポートすることで円滑に日常を回していた場合、急激な変化に子どもの方がついていくのが大変なのだ。
子どもにもそういった練習の時間が必要だったんだな、と今更ながら反省する。(何度も言ってくれていた保育園の先生、ごめんなさい)

もし同様に、仕事に家事育児に頑張っていて時間の余裕のないお母さんが読んでくれていたら、本当に大変な中だと思うけれども、朝の身支度や持ち物管理はだんだん子ども自身にさせること、強くおすすめする

1年間振り返って思う、”やって良かったこと”

精神的にきつい日々もあったが、冒頭に記載した通り、3月を迎えた今は長男も立派に一年生をやっている。だいぶ落ち着いて席にも座っているし、学級活動でも活躍しているらしい。
学校の様子やお友達のこともかなり話してくれるようになり、お友達が家に遊びに来てくれたときはとても安心した。
渦中にいるときにはとても精神的に辛かったが、思い返してみれば、子どもについては時間が解決するものがほとんどだったと思う。ここでは、親側の小1の壁を緩和したり、乗り越えるのに役立った手段を紹介する。

①学校の様子を見れる!読み聞かせボランティア

これはPTAとはまた違う、図書ボランティアという係の中の1つ。月に1度朝の15分間読み聞かせをする係だ。
これは本当にやって良かった。何が良かったかというと、合法的に学校に入って子どもたちの普段の様子を知ることができる点だ。クラスの雰囲気、先生の声掛け、他の子の身支度の様子など、我が子の様子だけでなくつかむことができる。

今思えば、壁を感じた大きな要因のは「子どもの様子が客観的にわからない」ことと「自分の中の小学一年生のサンプルが少ないこと」だ。

これができないのはよくあることなのか、それとも遅れているのか。子どもは友達関係の中でどういう立ち位置にいそうなのか。

例えば、立ち歩く、騒がしいといったことは、他の子もありそうだな、とか、朝の身支度についてはやっぱりちょっと遅れてるな、朝はもっと早く登校させたほうがいいな、など。親自身が目の当たりにすることで納得行く形で気づくことができた。

また、読み聞かせボランティアをすると、子どもたちの中でちょっとしたヒーローになれる。「長男くんのお母さんだー」「この間の絵本面白かったよー」と言ってもらえると、我が子が授業中落ち着きがなかったとしても、少なくとも虐められたり仲間はずれにされたりはしないだろうと思えて、少し安心できる。

読み聞かせボランティアである必要はないが、PTAほど大変でない役割が何かあれば引き受けたり、土曜日授業に参加したりと、子どもの普段の様子を知れる機会には積極的に参加することをおすすめする

②子どもについて毎日話せる、学童保育へのお迎え

小1の壁の大きな要因として、学童に入れないというものがあるが、幸いなことに我が家は預けることができた。学校と違い自由時間が多いため、マイペースな長男にもマッチして、楽しんで通っていた。
帰りはパトロールさんと呼ばれる地域の方に送ってもらう子どもが多いが、私は当初19時ギリギリまで預けていたため、毎日学童の先生とお話することができた。しかもその時間まで預けているのはうちだけだったので、子どもものんびりと過ごせ、私も先生たちと個別の会話がたくさんでき、子どもの様子を知ることや、何か課題になることがあれば一緒に解決する雰囲気づくりができた。
19時まで預ける必要はないが(そしてうちもそのスタイルは後々変えることになったが)、少なくとも最初は学童にお迎えに行って先生と直接会話することをおすすめしたい

③親のメンタルを守る、仕事の調整

私は1年前には「学童もあるし、1年生になったところでこれまでと働き方を大きく変える必要ないだろう」と思っていた。でもこれは大きく異なった。
特にマイペースでこだわりが強め、自分の世界に入りがちな子だったから、ということもあるが、新米小学生と新米小学生ママにとって、毎日前向きに学校へ行き、調和しつつ自身も楽しく過ごし、何らか知的な刺激もあって…という1日を作ることはとても難しく、非常にマインドシェアを持っていかれた。特に先生から電話がかかってきたり、教室で席についていられない状態を目撃したりすると、気持ちは仕事よりもそちらに行ってしまう。
結果として、仕事も子どもも中途半端になってしまい、私自身の精神状態が崩れ始める。フルタイムで期待値の高い仕事を、今までと同様のペースで続けるのは難しいと感じたため、私の場合は6月くらいから上司と話し合いを始め、12月から時短勤務に切り替えた。

周囲には迷惑をかけたと思うが、今は以前より圧倒的に心穏やかに働けている。子どもも17時までには帰ってきて、次男が帰ってくる前に自主学習に一緒に取り組む(長男の小学校は、1年生から宿題じゃなく自主的に内容を選ぶ自主学習が導入されています)。一緒におやつを食べながら会話をし、先生からのプリントや連絡帳に目を通し、明日の支度をする。次男を18時に迎えに行って、21時台には眠れている(本当はもう少し早めたいが、それまでよりはかなり早い)。
子どもも新しい環境で疲れているんだなということにも気づけた。家でのびのび過ごす時間を多めにとれたら、学習習慣もしっかり作れた。

時短にせずとも方法はあったかもしれない。私の場合はワンオペ2人育児(片方小学校、片方保育園がまたキツイんです…)で実家が遠く、支援が得られにくかったので、私が時間を育児に振り向けることが必要で(お手伝いさんや家電なども可能な限り導入したが)、時短を選択した。
時短勤務の場合、子どもが落ち着いたり、もっと働けそうな手応えが得られたらまたすぐ戻せるというのもありがたい。
嫌な顔ひとつせず働きやすさを優先してくれた上司やチームの皆、小学生をもつ親の時短制度について再検討し整えてくれた会社には、とても感謝している。

小学生ママが時短という選択を取れない会社もあると思う。個人的な実感値としては、保育園よりも小学校の方が時短ニーズは圧倒的に高いので、柔軟に働けるような世の中に変わっていくことを願っている。

そもそも夫婦でシェアできたり、お子さんがとても優秀で自立的だったら問題ないかもしれない。ただどんな状況であっても、「これまでと一緒で大丈夫!」と過度に楽観的に考えず、4月が始まる前に、夫婦や会社のメンバーと予め予想される状況を共有し、タスク分担等を調整しておくことをおすすめしたい

④子ども同士の友情に発展、ゲーム「Splatoon3」

何を聞いても「ひみつー」「忘れたー」としか話してくれなかった我が子は、ある日を境に突然学校の様子を話してくれるようになった。
学校から帰ってくるなり、「はじめてお友達ができたかもしれない」と話してくれたのは、サンタさんにもらうなり夢中になったゲームSplatoon3の話ができる子がいたということだ。

任天堂公式サイトより転載

そこから、お友達が家に遊びに来てくれるようになったり、ゲームの話だけでなく、学校の行事の話も率先してしてくれたり自主学習も自ら取り組んだりするようになった
時短になったのは12月、上記出来事は1月のことなので、この変化はゲームがもたらしたのだと私は思っている。

子どもが学校の様子を話してくれないのは、学校がつまらないからだった。学校がつまらないのは、お友達を作れないからだった。
お友達が作れなかったのは、共通の話題がなかったからだった。

次男もいるため家にはまだまだパズルやブロックがあり、一緒にぬいぐるみで遊んでいる長男。プログラミングは好きだけど、学校ではまだ話題としては難しい。運動系の習い事はイマイチ乗り気じゃない…

その点、Splatoon3は申し分なかった。
ちょっとマイペースな長男が友達を作るには、自分が大好きで話したい話題を、一緒に話せる同級生がクラスにいる、という状態を作ることが必要なんだと知った。

そこから、クラスで行動することも次第に抵抗がなくなっていった様子。友達という存在は絶大だ。

保育園からのお友達がいる、誰とでもすぐ仲良くなれる、そういう子ならきっと問題ないのだと思うが、もし長男に近いタイプの子であれば、なにかそういった共通の話題になるようなものを家に導入するのはおすすめしたい。

先生・学校とのコミュニケーションでよかったこと

長くなってしまったので、これについてはまた別の記事にまとめたいが、ここでは2つだけ紹介する。

①スクールカウンセラーとの面談

スクールカウンセラーは、我々親世代の小学校時代にはいなかったが、今はどの小学校にも配置されている。学校教育法施行規則で定められた、子どもの悩み相談にのったり、親の相談にのったりする役割だ。長男の学校の場合、都と区から各1名、それぞれ週1で学校に来てくれる。話を聞いてくれ、多面的に、客観的に子どもを見てくれ、アドバイスをしてくれる。個人的にはとても助けられたと感じているので、なにか悩んだら面談をおすすめしたい。

②担任の先生との個別面談

学校の先生は忙しい。だから要件だけを伝えるようなコミュニケーションになりがちだ。わざわざお電話くださるのは、状況をとりあえず共有しないとあとあと「聞いてない」などとトラブルになるからだし、そもそも親の考え方やスタンスを先生は知らない
そういう意味では、「子どもについて、先生と一緒に話し合いたいです」というスタンスを伝えることは、お互いにとって大事だ
長男にとって、学校生活にはいろいろな課題があったのもあり、2学期からほぼ毎月、個別の面談のお時間をいただくようになった。結果的に家での様子や学校での様子を知ることができ、お互いに良い関わりができるようになった。

まとめ

小1の壁に悩んだ母として、同じような思いをする人を減らしたいと思い、長々書きました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
自分としてこの一年を振り返っておきたかったとういうこともあります。書いたことの中には、「そんなの当たり前でしょ!」と怒られそうなことも入っているのですが、そういったことは多忙なワーママからすると手薄になることもあると思うのであえて赤裸々に書きました。
誰かのお役に立ったり、共感していただけたらとても嬉しいです。
子どもがいることは、いろんなハードルになることもあるけれど、ならではの喜びは大きい。これからもいろんな壁に当たりながらも、しなやかに乗り越えていけるように、世の中のお母さんお父さんと経験を共有しあっていけたらと思っています。

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