見出し画像

「序文」

遠い過去より、国がいくつも滅び、数多の命が今まで散ってきたけれど、しぶとく残るこの命の系譜に、意味を見出すのは間違いなのだろうか。

人の一生は儚いものだけれど、連綿と繋がる命の物語に耳をすませば、聞こえてくるものが、あるかもしれないーーと。

そう思っていたある晩、夢を見た。

一つの国の終末の時を、私はただ映画でも見るように、その夢を見ていた。

時々、この夢を思い出しては8年ほど前から今現在に至るまで漫画にしているけれど、表現するたび形が変わっていくことに違和感を感じて、なかなか捗らない。

なので、時々こちらのnoteで、思い出したようにエピソードを書いていこうと思う。

記憶はすでに脚色されたものになっているので、ただ、思いつくままにかければと思う。
整合性はうまく取れないかもしれないけれど、少しずつ書いていけば、いずれ形になるだろうと、願いながら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?