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株式会社D2C dot長濱安紀さん「反面教師長濱 社会人1年目での失敗」

私は沖縄在住、沖縄生まれ、今はD2C dotで働いています。大学では、教員を目指し、教員免許までとったのですが、数学が世の中で役に立っているところを見たいということでウェブコンサルの会社に入りました。

分析部署に配属されるかと思いきや、ECサイトコンサルの部署に配属されました。白髪染めの商品などを中高年の方にどう売ればいいのか、みたいな仕事をしていました。分析の基礎を学んでいきました。

「来週提出の**の父の日キャンペーンレポート作成よろしく!」
「承知しました!」
みたいなやりとりを新卒一発目で依頼されました。そのときは正直、PVとUUの違いもわからない中で、資料を作っていました。やっているうちに、だんだん分析業務の楽しさに気づいていきました。

ある時、「もっと仕事中に雑談しなさい!」と怒られました。当時、私はコミュニケーションをとるのが下手だったんどえ、雑談の仕方がわからず注意を無視してしまいました。

(会場爆笑)

アクセス解析が好き&得意だったので、メルマガの効果測定資料作って、や、ページ改善の効果測定して、みたいな依頼が多くなり、気づけば部署で一番資料を作っている人になりました。ある時は5営業日でコンサル資料を7つ作ったこともあります。

その時の負のループがこんな感じです。
1.先輩から依頼がくる
2.納期が短いので、自分の仕事を後回し
3.自分の仕事の納期が迫る
4.自分の仕事を終わらせる
5.1に戻る

何がいけなかったのか、というと、仕事をくれる先輩に対して、雑談をしてなかったことなんですね。つまり、CRMができていなかったんですね。恋愛に例えると、初対面なのかお付き合いしている時みたいに関係性が変わるとアプローチも変わってきます。

ECサイトにおけるCRMについて考えてみましょう。トライアル購入した人と、定期継続している人との間で、施策は異なります。トライアルはステップメール、限定クーポンなど。定期継続している人はクロスセルやアップセル施策などがありますね。

先輩たちとの関係性が築けていなかったので、先輩たちから見た長濱と実際の自分の間に大きなギャップが生じていました。あの頃、やるべきだったことは、

1.稼働状況を伝える
2.早く終わる方法を教えてもらう

の2点だったのではないか、と思います。先輩たちとコミュニケーションをとって、仕事をしやすい活動をするべきだったんですね。つまり、もっと仕事中に雑談しなさい、というのは、仕事をしやすい環境を築き、一緒に仕事をする人に自分のことを知ってもらうことが大事なんですね。

これは上司のみならず、顧客にも言えますね。最後になりますが、上司の言うことはキチンと聞いたほうがいいです。

(会場爆笑)



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