見出し画像

授業でなんちゃって図像解釈してみた

タイトルからして同じ学校の先生とかならバレかねないネタを、日記代わりにインターネットに流すのが趣味です。

興味本位で取っていた授業なんですが、思ったより頑張ってしまったので感想とか書き綴ろうと思いました。

「イメージを読む」沼

 授業の前半では、若桑みどり「イメージの歴史」の理論編を読み、イメージがどうやって、なぜ生産されてきたのかという歴史から、イメージをより深く解釈するための手法が書かれていました。例として挙げられていたのは西洋美術に関する内容が多く、世界史や有名な美術家、作品走っている前提で書かれており知識0の私は読み切るだけでも大変でした。何かイメージがあったとき、それを解釈する、読もうとすると、ものすごい情報量が必要なんだと痛感しました。

 授業の後半は実践になり、与えられた絵画を長い間解釈をしていきました。作品の時代の背景や作家について、関連するであろう文献をとことん漁るほどキリが無くなってくるので、沼……という感じがすごかったです。

 そうやって参考になりそうな文献や本とかを探していると、調べてる時代によっては結構昔の本や雑誌なども漁ることになります。これまでは古くてもAmazonの中古本で買えるくらいの本しか普段読んでなかったので、国立図書館に昔の雑誌を資料請求したり、直接行ったりするのは少し新鮮でした。

 イメージの解釈を専門にするつもりはありません。ですが、これまでぼんやり見てきたイメージに深い意味を見出す体験を通して、「見る」解像度が少しだけ上がったと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?