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日記/服作り

私の通っている大学の学科では服を作る実習があります。必修ではないようでしたが「せっかく衣服関係の学科に来たしな…」と思って、その実習を取っています。

ですが、クロスステッチの1日用キットを2ヶ月くらいかけて完成させる私にとって、今回の実習は早速進まない激ヤバ実習となりました…

まず、私は手先が不器用なので恐ろしく裁縫が向いてませんでした。さらに、服作りどころか小学校か中学校以来ミシンを触っていなかったので、分からないことだらけでした。また、やることが分かっていても「失敗したらどうしよう…」と弱気になってしまい、過剰なほど丁寧にやってしまったり、怖くて手をつけられないなど、とにかく授業内では進捗が全く間に合いません。
授業外でやっても、他の人が授業の1時間でやれることを3〜4時間かけて終わらせたり、思わぬ失敗で一瞬心が折れかけたりしました。
授業の課題でなければ即お蔵入りでしたが、とりあえず単位を確保したかったので遅くなりながらも完成させました。

先日、次のスカートに使う生地を探しにいったとき、次の実習には使えないもののとても素敵な生地を見つけました。
今までの私だったら眺めるだけでしたが、その日は「この生地でこういう服が欲しいな、作れないかな?」と考える自分がいました。
そのとき、経験すること、何かを完成させることは次に繋がることなんだと実感しました。

完璧なものを求めて完成せず終わるよりは、完璧を求めすぎず、まずは完成させろとよく言われます。私も未完成品をよく作り出してしまいますが、一度終わらせるのもある意味次に進むための一歩なのかもしれません。

というわけで、ゴブラン生地を使って簡単なコートを作るのが今年の夏の目標です。

#毎日note #裁縫

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