(参加レポート)NewsPicks 京都紅葉の宴2018 オフ会 Part 3:森本千賀子さん講演

NewsPicker takasiです。
前回のレポートでは、モリチさんのキャリアの歩みを紹介しました。https://note.mu/np0/n/ncbd2f1b2ec68
今回はモリチさんから参加者へのメッセージを紹介します。

モリチさんからのメッセージを一言で表すと、「人生は自分で創るものだし、いつでも変えられる」だと思います。でもこれだけだと、何のことかピンと来ないと思うので、順を追って説明します。

モリチさんは、20年前の話を振り返られた後、今度はある教育機関(オックスフォード大学)の20年後の予測を紹介されました。それは、現存する仕事の49%は20年後にAI等に置き換えられなくなっているという予測。

では、そんな社会が到来するとすれば、どんなことを意識していくべきか、2つアドバイス頂きました。
1つが、自らの仕事の希少価値を問い、競合の少ない領域(ブルーオーシャン)で実力を磨くこと。
もう1つが、専門性を磨き、掛け算をすること。専門性と言った時に、人が介在する、人との繋がりが必要な仕事が良い。

その上でどんなスキルを、どう身に付けると良いかアドバイス頂きました。
企業のエグゼクティブたちが共通して、モリチさんに語るこれからスキルは変化対応力。変化対応力とは、チャレンジ出来る環境で身の丈より少し上のことやり切ることだと。チャレンジ出来る環境とは、他部署や関連子会社への異動、地方転勤、新規横断PJや社内ベンチャーへの参画、管理職など非連続なキャリア構築を指すそうです。

またスキルだけでは不十分で、そのスキルを適切に活かすべきだと。
スポーツで例えると、メジャーリーガーの大谷選手は投手と打者の二刀流のスキルに加え、自分の価値をどこにいけば(ヤンキースではなくエンゼルス)、最大化できる理解しており、そういった人材が求められる。


最後にQ&Aの模様も紹介します。
Q1. 質問者の奥さまが、主婦から転職目指していのでアドバイス頂きたい。
A1. まずご自分のCan掘り下げ、仕事への覚悟持つこと。
  次にWillを整理するために自分Q&Aを作る。モリチさんは200問作ったそうです。
  最後に、1日1%の時間で自分が何をやりたい探索する。これを毎日1年間継続すると37倍になるから。

Q2. パラレルキャリアに挑戦していく中での進化した所、良かった所は?
A2. 人脈のKPIとして、どれだけの人に頼られているか、自分の応援団を作る意識を持った。
  また一期一会の縁を大事にしてきた。
  ユニークな具体例として2つ挙げ、1つが新幹線乗車時は必ず通路側に座り、東京←→大阪の間で見知らぬ隣人に飴を渡し、世間話をする。結果的に転職斡旋等に繋がることもあるという。
  もう1つが、困りごとの相談を受けて、自分だけで解決できない時はできる人を紹介する。その勢いが凄く、メッセンジャーの鬼と呼ばれており、日々20グループほど作って人と人を繋いでいる。

(次回は、佐山展生さん講演:イントロ、佐山さんのキャリアの歩みを紹介します)

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