【設楽悠介】サウナで想う「コミュニティの求心力」と「明確で継続的な発信」の重要性 #NewsPicksアカデミアレター

NewsPicksアカデミア会員限定メルマガ(2017年10月27日配信分)を再編集して掲載しています。

こんにちは、NewsPicksアカデミアの幻冬舎側の運営担当の設楽です。

唐突ですが私ここ最近サウナにハマっています。サウナ室で体を温め汗を流し、そのあと水風呂でクールダウンし、外気浴で整える。それを何セットか繰り返すことで心身ともにリラックスすることができます。交感神経と副交感神経を刺激してバランスをとることができ、頭も冴えてクリアになるため、最近はサウナの中で企画を考えることが多いです。

ハマってみて思うのですが、サウナはコミュニティ力の強いコンテンツだと感じています。私がサウナにハマっているとか、今日どこのサウナに行ってよかったというような話を友人やビジネスパートナーにしたり、SNSでつぶやいていると、思いもよらぬネットワークが拡がってきています。

先日もある映像プロデューサから、「東京銭湯」という銭湯のWEBメディアの編集長を紹介したいというお話をいただいたり、過去にサウナ雑誌も創刊したプロサウナーと名乗る方から突然ツイッターでお会いできないかと連絡いただいたり、はたまたサウナの中でスタートアップの若い子たちと友達になったり。先日もでんぱ組.incなどのアイドルプロデューサーのもふくちゃん(福嶋麻衣子さん)とお会いしたんですが、普段であればアイドルに疎く話すこともないはずですが、女子サウナーという一面も持つ彼女とは初対面で大いにサウナ談義に花が咲きました。

サウナは完全にプライベートな趣味でしたが、今はそこで知り合った銭湯やサウナのプロの方と本気でサウナ雑誌やメディアを作ろうという企画を検討していたり、出会ったスタートアップの方と協業することになったり、次第にその趣味はビジネスにも繋がってきつつあります。

そんなサウナライフを通じて私は2つのことを感じました。

まずはサウナというコンテンツがもつコミュニティ力の強さ。サウナは日本全国に1000店舗以上あり、都市部に集中しつつも各都道府県に均一に幅広く分布しています。またサウナ施設によって設備、設定温度、付随サービスなどでそのお店独自の本当に様々なこだわり=思想があります

そしてユーザーにとってサウナは非常に平等です。老人も若者も、社長も平社員も裸でいっしょに汗を流し、そこにはなんの差もありません。そして楽しみ方は自由で、ユーザーによって様々な入り方などのノウハウが作り出されています(サウナをテントの中に作って川を水風呂がわりにするサウナキャンプなんて楽しみ方も最近流行っています)。またサウナ前後に何をするか、というような付随した活動も自由度が高く幅広いです。

コンテンツとしてサウナを捉えると、前述のような施設数や全国分布度合い、またそれぞれのコンテンツがいい意味でも均一ではない差異、楽しみ方もバリエーションが多いなど、多数のコンテンツとしての「余白」があります。まさに最近よく言われているコンテンツとコミュニティ形成としての重要な要素であるその「余白」の量が、多くのサウナーたちを魅了して、求心力の強いコミュニティが生まれているのではないでしょうか。

意図されて、または意図されず現在の形になったサウナ施設やその周辺文化には、流行りのコミュニティビジネスのヒントが詰まっているのではないかと思っています。

そしてもう一つ感じたことは「明確で継続的な発信」の大切さ。これはいたってシンプルなことですが、何が好きである、何にハマっている、どういう活動をしている、ということを明確に対外的に発信すること、そしてそれを根気よく続けることは、自分のネットワークや新たなコミュニティ開拓に非常に有効であると感じました。特に今はインターネット、SNSを使って個人でも外部にどんどんと発信できる時代です。特にネットでは根気よく、しつこいぐらいを発信してもいいと思っています。

私は前述のように趣味だったサウナをオンライン、もしくはオフラインで発信し続けたことで、次第にコミュニティが広がり、ビジネスにつながる可能性も大いに感じています。

今日はそんな2つのこと考えながらサウナ室で過ごしてみました。そしてコンテンツがもつ「コミュニティへの求心力の強さ」と「明確に発信し続けるアクション数」の掛け算で数値が高いほど、自分へのリターンが多いのではないかと感じています。

後者の発信のアクション「数」は、発信する本人次第ではありますが、そのコンテンツが発信しやすいか、アウトプットしやすいコンテンツかどうかという点に置き換えてみてもいいかもしれません。

サウナ以外にもこの数値が高いのではと思うコンテンツとして思い浮かぶのは、例えば登山です。活動内容は違っても、サウナと登山は要素としての類似点が多数あるのではと感じています。何を求めるかにもよりますが、この掛け算の数値が高くなりそうなコンテンツという観点から、新しい趣味や活動を探すのも悪くないかもしれないです。

今このアカデミアレターを「私がもしNewsPicksの社員であれば、サウナピックスというサービスを作るのはどうか、熱狂的なコミュニティがあるので、規模はニッチかもしれないがビジネスになるかもしれない。もしくはシステムのライセンスを相談しようか」などと思いながらサウナ上がりのリラクジェーションルームで書いています。

まずは断られそうですが、今度佐々木編集長をサウナにお誘いしてみようかと思います。

2017年10月27日 幻冬舎 設楽悠介

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※その後、設楽さんはサウナサロンを開設され、2018年6月現在100名を超える方が参加されています。

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