反響の大きかったアカデミア講義の動画を紹介する、本企画。
今回は、モテクリエイターのゆうこすさんとSHOWROOM代表の前田裕二さんによるライブコマース必勝法をご紹介します。

そもそも「ライブコマース」ってなに？という方もまだまだ多いのではないでしょうか。
「ライブコマース」とは、タレントやインフルエンサーがライブ動画を配信し、視聴者はリアルタイムに質問やコメントをしながら商品を購入できるという新しいEコマースの形。
先行する中国では、既に2時間で3億円を売り上げるようなインフルエンサーの実績も出てきてといるとか。

日本のライブコマースの世界で欠かすことのできないのが、ゆうこすさんの存在です。このイベントでは、発信することで好きを仕事にしたゆうこすさんの実体験を、前田さんが圧倒的な抽象化と具体化の能力で明らかにして行きます。

自分の好きを仕事にしたい方は、必見の内容。講義を見逃した方は、ぜひ動画をご覧ください👇

見どころその１：ゆうこすさんが SNS を使い始めたきっかけ

SNS 時代の申し子と呼ばれるゆうこすさんが SNS を始めたきっかけは、ネガティブなことだったそうです。

今から7年前（イベント時から6年前）、アイドルとして活動していた頃に家でワイドショーを見ていると、自分に関する、事実とは異なる報道を見かけショックを受けるとともに、訂正するために Youtube と Twitter での配信を始めました。

みんなに好かれたいと願うアイドルから、自分が発信することを好きでいてくれる人を大切にしたい”ゆうこす”さんになっていったそうです。

見どころその２：ライブコマースで売れるものとは？

前田さん曰く、向いている商品は存在して、動画配信時点ではファッションと食材が売れ行き商品とのこと。

しかし、本質を突き詰めていくと、結局のところ「配信者が本気で好きなもの」しか売れないのだとか。理由は、生配信は非言語情報が多く、ウソがばれやすいから。配信者の熱量だけが視聴者を動かし、売り上げにつながるそうです。

ゆうこすさんは、配信者に全力で向き合うために、撮影は必ず自宅で行っているとのこと。周りに人がいるとそっちに気が向いてしまって気取ってしまうそうです。

見どころその３：今後の”ライブ”サービスについて

前田さん曰く、ライブの本質は同期性にあり、同期性があるがゆえにエンゲージメントが醸成されやすいとのこと。そしてエンゲージメントがあれば、マネタイズの方法はいくらでもあるそうです。

現在盛り上がりを見せるライブコマースは、「ライブストリーミング × eコマース」の掛け合わせ。eコマースのほかにも、投げ銭と呼ばれるギフトや、広告、オーディション面接なども可能とのこと。

さらにリアルではない見知らぬ人とのつながりやすさも、エンゲージメント向上に寄与しているそうです。野外フェスでは話しかけにくい隣の人にも、ネット上でなら話しかけやすく、ファン同士の結託が起きるそうです。

＊　＊　＊

ゆうこすさんの実体験に基づく SNS やライブコマースのリアルな活用法を、わかりやすい言葉でどんどん言語化していく前田さん。具体と抽象を高速で行き来する、学びの多い本講義。

自分の好きを仕事にして生きていきたい方は必見のトークイベントの様子は、NewsPicksサイトに動画がアップされていますので、ぜひご覧ください。👇

＜登壇者＞

文：成川 潤
編集：柴山 由香

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