ブランド人への道は、自分は何者かを問い続けた先にある

7月21日(土)台東区入谷の「小野照崎神社」にて、NewsPicksアカデミア アンバサダーイベント「神社LABO Vol.3-前田高志、ブランド人への道 -」が開催されました。

日本古来のコミュニティである神社で行う「神社LABO」も3回目。今回は、NewsPicksBook『ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言』田端信太郎 (著)に刺激を受け、私たちはいかにブランド人を目指せばいいのか。そのリアルなところを聞きたい!と、リアルブランド人であるデザイナーの前田高志さんをお呼びしてトークショーを行いました。

前田高志さんといえば、会場の小野照崎神社で頒布しているお守り「#圧倒的努力守」「#多動力守」のデザインも担当されています。
神社という安心・安全の象徴のような場で語られた、一人のブランド人のリアルなところ。その一部をお届けします。

サラリーマンとして個を立てる。きっかけは挫折のスタート

現在はフリーランスからご自身の会社を設立し、デザイナーとして活躍されている前田さんのキャリアスタートは、会社員。任天堂株式会社に入社し、販促関係のデザインを担当したところから始まります。

はじめはあまり任天堂自体に興味がなかった、という前田さん。届けられた会社案内に惹かれて入社を決めたそうです。その後、ご自身も会社案内を作ることなったというから、不思議な巡り合わせを感じます。

実はこのスタート、ご本人としては挫折からのスタートだったとか。なぜかというと、任天堂ではデザイナーとして入社する場合、ゲーム部門に配属されるのが常。デザイナー入社でゲーム部門に行かなかったのは自分が初めてじゃないかな、と語る前田さん。

まわり中がみんな優秀に感じられる中、前田さんはその視点を外の世界へと向けます。社内の評価にとらわれず、社外での評価へ。そこでは明確に「海外のデザインコンペで賞を獲る」という目標を掲げたそう。実際、前田さんはのちに受賞を果たしています。
この辺りの視座の切り替えに、サラリーマンが目指すブランド人への道筋への大きなヒントがありました。

華やかに見える会社でのご活躍も、影ではひたすら手を動かし、求められた以上の仕事をすること、という実践の積み上げがありました。
その後、介護のため離職し、フリーランスへ。前田さんのnoteには、退社の際の思いなどが綴られています。

「躊躇しないキャンペーン」で自らの枠を広げていく

やがてフリーランスになった前田さんは、数々のきっかけをチャンスに変え、着実に実績をあげていきます。

大きな転機となったのは、「躊躇しないキャンペーン」を展開したこと。目指したいことや、やりたいことを「〇〇キャンペーン」と題して掲げてしまうことは、行動することに対して及び腰になりがちな時にとても有効だそう。
前田さんはこのキャンペーン中に、幻冬舎の編集者である箕輪厚介さんのオンラインサロン「箕輪編集室」と出会います。

「躊躇しない」と決めていたから、箕輪編集室でのデザイン案件はすべてやった、と話す前田さん。記憶に新しい「NewsPicks Books1周年フェア」では、タイトなスケジュールの中、クオリティを追求しつつ周りも驚くアウトプットを生み出し、サロンから市場へ届けました。

デザインを楽しみながらひたすら手を動かし続ける前田さんの姿は、周囲からの厚い信頼につながっていきます。「箕輪編集室で人生が変わった」と言い切る前田さんは、やがて全体のアートディレクションを担うようになり、箕輪編集室のブランド価値を高めながら、さらに飛躍していかれます。

今年に入ってからは、ご自身のオンラインサロン「前田デザイン室」を主宰。現在100名のコミュニティになっているこちらの運営にあたっても、箕輪さんと箕輪編集室から学んだことが存分に生かされているそうです。

コルクの佐渡島庸平さんとのコラボ案件や、最近フリーランスとして独立された編集者竹村さんのアートディレクションなど、仕事の幅を広げ、どんどんブランド人になっていく前田さんの体験談とドラマ。ついつい前のめりになる参加者のみなさんからの質問タイムでは、途切れることなく手が挙がり続けました。

自分が何者かを問え、すでに誰もが何者かであるのだから

トークショーの最後には、前田さんからのメッセージとして参加者に向けての手紙が用意されていました。


ブランド人とは、背伸びをしてなろうとして「なる」ものではない。
すでに誰もが何者かであるのだから、何者であるか、を自分に問い続けることである。

あたたかく、心にまっすぐ届くメッセージ。背中を押された人も多かったようで、早速、行動につなげた方もいらっしゃいました。

終了後には「前田デザイン室」のメンバーが自然と集まる、和やかな風景が。走り続けた結果、今ではこうして多くの仲間に囲まれている前田さんの姿は、ブランド人を目指すすべての人の希望を体現しているよう。

驚くことにこのイベントのあと、ご自身のオンラインサロンを開設することを決めた方もいらっしゃいました。イベントに参加したことが、実際の行動につながる。運営側として、こんな嬉しいことはありません。

ここからさらに、ブランド人への連鎖が続いていくのではないか。そんな予感さえあります。
前田さんからのエールに、力をもらえた時間でした。


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※本記事は、2018年7月21日に開催されたNewsPicksアカデミアアンバサダーイベント「神社LABO Vol.3-前田高志、ブランド人への道 -」をまとめなおしたものです。
(ゲスト:前田高志 モデレーター:柴山由香)

文:守隨 佑果
写真:池田 実加
編集:柴山 由香

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