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実践・稼げるコンテンツの創り方/佐々木紀彦ゼミ 第2回レポート

2019年1月から開講しているNewsPicksアカデミア佐々木ゼミ「実践・稼げるコンテンツの創り方」。企画、インタビュー、マーケティング、モデレーターなどを実践的に学んでいく佐々木ゼミの第1回・第2回について、ゼミ運営ボランティアスタッフの上辻 利尚さんがレポートします。

そもそも佐々木ゼミとは?

稼げるコンテンツとはどういうものなのか。
稼げるコンテンツを創るには、どういったことが必要なのか。
佐々木ゼミでは、6回の講義と実践的なワークを通して、稼げるコンテンツを作るために必要なスキルとマインドセットを学んでいきます。

第1回のおさらい

第1回は、企画がテーマ。「すべては企画から始まる」と題して、「NewsPicks女性会員向け企画」について考えました。

4つの班に分かれて、ゼミ生それぞれが持ち合った企画を班内で発表。
その後、班の代表者が企画を発表しました。

全体を通して、班内や発表での議論も大変盛り上がりました。
もしかしたら、近々ゼミで上がった企画が始まるかもしれません!

第2回「取材〜インタビューこそ取材の肝だ」

第2回のゼミでは、「取材」をテーマに、プロピッカー4名をお招きしてインタビューのやり方を実践的に学びました。
受講生の方々は7〜8名ずつ4つのグループに分かれ、1名のプロピッカーにインタビュー。お招きしたプロピッカーはこちらの皆さんです。

■大室正志さん / 大室産業医事務所 産業医

■山崎万里子さん / ユナイテッドアローズ 執行役員 人事担当

■藤本あゆみさん / 一般社団法人at Will Work / Plug and Play Japan 代表理事

■とんふぃさん / 弁護士(法律事務所Zero/LegalForce/Mielka)

インタビューとは?

まずは佐々木さんより、「インタビューとは」について講義がありました。そもそも、インタビューには主に2つのタイプがあります。

①ジャーナリズム的 (調査報道。ノンフィクション。新聞記事など)

 ②コンテンツ的 (人物インタビュー、エンタメコンテンツ、広告記事など)

今回の取材がどちらのタイプなのか確認した上で、以下の3つのステップを実行していきます。

 ①準備 (事前情報を仕入れる)

 ②インタビュー (情報を引き出す)

 ③執筆 (情報のアウトプット)

「②インタビュー」をするために、受講生は1週間ほどかけて、インタビューするプロピッカーさんについて「①準備」をしてきました。
インタビューをする前の作戦会議では
「モデレーターは誰がしますか?」
「最初は、オープンクエスチョンで、後の方にクローズクエスチョンで」
「カフェにいるような雰囲気を作りましょう」
等々、各班でプロピッカーに対してどういうアプローチをするのか、どういう場を作っていくのかを話し合いました。

インタビューの中では、事前に準備していた質問を聞いたり、中には、プロピッカーの著書を持ってきて、質問する方もいました。

プロピッカーさん、佐々木さんからの講評

インタビューを終えて、プロピッカーの皆様から講評をいただきました。

<とんふぃさん>
・インタビューする順番が、しっかりと練られていた。
・質問の前提を作らない方がいい。
・遠慮しがちだったので、もう少し積極的に。
・インタビューする側が欲しい答えを導く質問はよくない。

<藤本あゆみさん>
・下準備は短期間でよくされていた。
・1人1人の答えを待たずに、どんどんと質問してほしかった。
・関係ない質問。今までになかった質問などをしてみるとよかったかもしれない。

<山崎万里子さん>
・質問と答えの対話ではなく、質問して出てきた答えに対しての議論をしてみたかった。
・インタビューする際のねらいを、事前に伝えた方がいい。
・インタビューする方の方向性を考えて、誘導する。

<大室正志さん>
・大室さん自身についての質問だったので新鮮だった。
・インタビューの全体像について、始めに教えてほしかった。

*とんふいさんの講評時の写真

私なりにまとめると、

・臆することなく、どんどん質問する。
・インタビューの狙いや全体像を伝える。
・インタビューという形に捉われすきずに、相手のことに興味をもつ。

といったことに気を付けることで、よいインタビューができそうだと思いました。

最後に佐々木さんから、インタビューする上で大事な5つのポイントを教えていただきました。

 ①具体例を導く問い

 ②ノートにメモをする

 ③タイトルとリードになる部分を思い浮かべる

 ④間をできるだけ作らない⇒モデレーターへの応用

 ⑤他のメンバーが聞いているときもしっかりと聞く

インタビューする上で大事なことは、自分の聞きたいことだけではなく、
相手の性格や状況、場の雰囲気を掴みとること。つまり、お互いに「楽しい空間をデザインする」ことが大切なのではないかと感じました。

次回までに、第2回でインタビューした内容を記事にする課題が出されました。
その中で、良い記事に選ばれたものは、NewsPicksに掲載される予定です。どうぞお楽しみに!

第2回ゼミ後は、Newspicks Barにてプロピッカーの皆様、佐々木さん、受講生の方々と、企画についての話や、プライベートなお話など大変盛り上がっていました。

以上が、第2回までのレポートになります。

次回以降も、レポートを投稿していきますので、引き続き、ご注目いただければ幸いです。

<プロフェッサープロフィール>

佐々木紀彦/NewsPicks CCO(最高コンテンツ責任者)
1979年福岡県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、スタンフォード大学大学院で修士号取得(国際政治経済専攻)。東洋経済新報社で自動車、IT業界などを担当。最新著書に『日本3.0』。ほかに『米国製エリートは本当にすごいのか?』『5年後、メディアは稼げるか』の著作がある。

<ゼミ詳細>

文:上辻 利尚

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