周囲にNewsPicksをお薦めできる?学生座談会『僕ら「意識高い系」じゃありません』(vol.3)
「僕ら「意識高い系」じゃありません」vol.1・vol2はこちら
NewsPicksユーザー学生座談会第3回(最終回)では、NewsPicksはマス化すべきか問題や、NewsPicksユーザーどうしのリアルな交流のあり方についてざっくばらんにお話ししました。
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コメントのクオリティ問題
司会: NewsPicksをもっと多くの人に勧めたいですか?
堀口: マス化するとユーザー全体のクオリティが下がる傾向があると思うので、NewsPicksは先進的な人の集まりであった方が私としては好きです。NewsPicksを始めたのが、高3の時だったのですけど、当時は黎明期のツイッターのようなアーリーアダプターが集まる場所で。だから私はそこまでいろんな人に参加してほしいと思ってないんです。3年前に比べて質の低いコメントが増えてきたなとも思っています。
司会: なるほど。
林: 僕は逆で、100人のエリート集団で質を高めるより、1000人の集団で多様性があった方がおもしろいかなと考えていて。人って能力がいろいろあるじゃないですか。例えば、僕はここでは経済の知識とかではまだまだ敵わないと思うんですけど、格闘ゲームだったら誰にも負けない自信がある。そういう、「僕はここができる」という人がもっと出てくると、そこから新たなものや組み合わせが生まれる可能性が出てくると思うんですよ。同じ系統の人ばかり集まると多様性がなくなってしまう。もちろん、質の悪いコメントも増えるかもしれないし、茶化しに来る人もいるかもしれないけど、僕はそっちの方がおもしろいんじゃないかなと思います。
司会: 最近はNewsPicks男子校説が問題になっていますけど(笑)、女子は発言しづらいですか?
橘田: 私はそんなことないです。女性が少ないとはあまり思わなかったです。
司会: 意外と、やっていると男女差は意識しないものですよね。
橘田: そうですね。言われてみたら、コメント欄には女性が少ないですねという感じで・・。
司会: 実名でコメントしてますか?学校の人から見つかるリスクとか感じませんか?
林: 僕見つかりました!
司会: おぉ・・・大丈夫だったんですか・・?
林: 僕は「あ、そうなんだよ~」と受け流しましたけど。でも、確かに世の中ってそのような男女差の意識とかもありますよね。ゲーム界隈でも「女子はゲームをするな!」とかいう酷いレーシズムを唱えている人も見かけたこともあって。
司会: え!そんな男女差あるんですか?!
林: 逆に、「音楽はチャラい」みたいなのも言われます。そういう別の属性の人からの目線は、どうしてもありますよね。
橘田: 私は、相手がそれを受け入れられないなら、「あ、どうぞ」という感じです。
司会: わぁ・・つよい・・!
社交としての「いいね」
司会: 他に常に使ってるアプリってなんですか?
一同: Facebookですね。
司会: Facebookでは何の情報が流れてくるんですか?
松井: ゼミの情報とか。
司会: ゼミもFacebookなんですね~!
堀口: Instagramは儀礼上、上から順に「いいね」していってますね。リップサービス的に。
林: 確かに全部「いいね」した方がいいかなって僕も思いますね。「いいね」してもらった方が投稿した人はうれしいだろうし。そう思いながら、僕は面倒くさいからしないです!
司会: しないんだ(笑)。
堀口: 私は高校生の頃、女友達に「いいねしないとされなくなるよ」って教訓めいて言われたので、していますね・・。
司会: 「いいね」は一種の社交なんですね。
堀口: 私はNewsPicksもインスタも本質的に変わらないと思うんですけど、「いいね」でお互いの承認欲求を満たしあうものなのかなと思っています。承認欲求を満たしたいからこそ、NewsPicksではクオリティの高いコメントをするユーザーが多い。私も一般の人にいいねされるより、○○大学の教授とか大きな会社の取締役とかに「いいね」される方が嬉しい。定量的には同じ1だけど、意味は全く違う。経営者や政治家、士業の方々から「いいね」をもらうと確かに自己承認欲求は高まりますよね。
司会: 確かに、「いいね」の数よりは、この人が「いいね」してくれた!みたいなところに嬉しさはありますよね。この人が私のコメントを見てるんだ!みたいな。
リアルの交流について
司会: 普段は潜伏してるからNewsPicksについて語る場がないですけど、この前の「学生交流会」はどうでした?普段との違いはありましたか?
林: 僕はほぼ真逆の人たちと普段一緒にいるので、すごく新鮮でした。ちゃんと将来のことを考えている人間が、こんなに若いんだ!と驚きましたし。20歳ぐらいの頃は、僕はちゃらちゃら遊んでたんですけど、その年齢から考えて行動してる人間がいて素直にすごいなって思いました。今いるこの場もそうですが、普段あまりしないような話ができてすごく楽しかったです。
松井: 僕は普段あまり自分の考えとか思いとかをしゃべらないんですけど、しゃべってみないと考えが深まらないので、すごくいいなと思いました。あと、意外と「話す」のは難しいなと思いました。
司会: 確かに、自分の意見ってあると思っていたけど、意外とアウトプットするのって難しいですよね。
林: 自分が感じていることを全部ばーんって出すのは結構大変ですよね。
堀口: しかも1000文字しか書けないし。
橘田: えっNewsPicksのコメント1000文字も書くんですかっ?!
堀口: 1200文字くらい書けますよ。
一同: (すごい・・!)
司会: そういうマニアックな話ができる人と、リアルでもたくさんコミュニケーションを取りたいですよね。今日はありがとうございました。
(おわり)
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前回に引き続き、座談会に参加していただいたのは、こちらの皆さんです。
<座談会参加者> ※ページトップの写真左から
・西舘さん:大学2年生。NewsPicksアカデミアアンバサダー。ほぼすべてのアカデミアイベントで受付やマイクランナーを担当。
・林さん:大学5年生。ゲームと音楽三昧の学生生活を送ってきたが、最近はNewsPicksで視野を広く持とうとしている。
・堀口さん:大学生。安全保障関係の記事をよくピックしている。
・橘田さん:大学4年生。就職活動中。見城徹さんが好きで、箕輪編集室を知った。
・松井さん:大学2年生。やりたくないことをできるだけしないで生きていきたい「意識低い系」。
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