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佐山展生が語る「プロフェッショナルの条件」とは――アマチュア大学生の僕が学んだ20代を生きる心得

この度は、本記事にお越し下さりありがとうございます。

レポートを担当させていただきます、NewsPicksアカデミア第2期アンバサダーの佐藤亮太と申します。

今回は、主に20代の学生や、社会人を対象として一橋大学一橋講堂(千代田区)にて開催された、第1回NewsPicksアカデミア就活イベント『佐山展生が語る、仕事、経営、人生』に行ってきました。
https://newspicks.com/news/2825147/body/
https://newspicks.com/news/2843886/body/?ref=search

私自身、昨年に所謂「就活」を終え、今年4月からとある総合商社にて、もがき始める予定です。
今後のキャリアを考え悩み続ける社会人ド素人大学生の私にとって今回のイベントは特に楽しみです。

それでは、早速レポート開始です。

まず、イベントは、佐山展生さん(以下:佐山氏)の自己紹介からスタートしました。モデレーターは、NewsPicksアカデミア・プロジェクトマネージャーの野村高文さんです。

現在スカイマーク(株)代表取締役を務める佐山氏は、76年の新卒で帝人(株)に入社、その後87年に三井銀行(現:三井住友銀行)に入り99年ユニゾンキャピタル(株)、04年GCA(株)共同設立、04年から一橋大学で助教を務め始め、07年にインテグラル(株)共同設立、そして15年からスカイマーク(株)の代表取締役をスタートし、現在に至ります。

今、タイピングしているだけでも疲れるくらい、大企業、ベンチャー企業、教授と多彩なキャリアを歩まれてきた佐山氏ですが、「30歳までは、会社の言うことを聞くだけの人間だった」とのこと。
『早くから敷かれたレール』に嫌気がさし、キャリアチェンジを行った佐山氏。

これから大企業で足掻き始める自分にとって「会社というのは理不尽なところであることを前提で働くべし」という自己紹介冒頭でのさりげない言葉が、突き刺さりました。

自己紹介を終え、本題に入ります。
ここからは大きく分けて3つのテーマから進みます。

①『超売り手市場×人生100年時代』の就活心得
まずは、〜超売り手市場×人生100年時代〜という観点から、現代の就職・キャリアについてです。ここでは、『本当の自分の価値』とは、何か考えさせられました。

まず多くの就活生に人気がある大企業就職について。
「ラーメン食ったことない人たちが、美味しいラーメン店ランキングを付けているようなもの」と、楠木 建 氏(一橋大学教授)も一刀両断する『就職人気企業ランキング』においても、聞いた事ある『大企業』がずらりです。

ここに佐山氏は切り込みます。
大企業に入る人の多くは、就職がゴールになりがちで、大企業は刹那的に安心感を得るだけ
「ただ、大企業には長年の経験からのノウハウが存在し、それを学ぶことは自分自身にとっての価値になる
「勘違いしてならないのは、大企業のネームは自分の価値ではなく、昇格はあくまで社内での価値であり、外の世界に出れば会社の看板はないということ」
お金は将来取り戻せるが、時間は取り戻せないことを若いうちから知っておくべき」

大企業からベンチャーまで幅広く経験された佐山氏だからこそ言える事です。

大企業では、「社内価値」を高めなければ生き残れませんが、真のプロ集団は「市場価値」を高めなければ生きてゆけないとのこと。
看板が無くなって初めて自分の「市場価値」に気づくことが無いように備えておくことの必要性を考えさせられるテーマでした。

私自身も昨年就職活動を行い、あと1ヶ月後には所謂『大企業』に入ります。

勘違いしていけないことは「大企業に入れたこと」と、「自分自身の市場価値が上がること」は必ずしもイコールではないということですね。

大企業で学べるものは学び取り、
そしていつの日か、企業という名の服を脱ぎ、全裸で街を闊歩しても皆から佐藤亮太(筆者)として評価されるようなキャリアを歩んで行きたいと思います。

②プロフェッショナルの条件
続いては佐山氏の語る「プロフェッショナルの条件」です。
広義な意味におけるプロは、「素人が知らないことをしている人」のことを指します。
僕の考えるプロの定義もそんなところでした。

しかし、佐山氏の考えるプロフェッショナルとは「看板拔きで仕事をしている人」とのことです。

以前大企業に所属していた時にはとり繋いでもらえた電話も、ベンチャーでは繋げなくなった自身の経験などを踏まえながら、
企業の看板を借りることなく、素っ裸で社会に出ても価値が評価され活躍できる人間こそが、真のプロフェッショナルであることを語っていただきました。

「素人ではないのがプロ」と当たり前のことを思っていた、どアマチュア大学生の僕にとって目から鱗です。

では、そのようなプロになるための心得何でしょうか?

佐山氏によると「とにかく考え続けること」が大切であるとのこと。
当たり前に感じるかもですが、常に考え続けるのは意識してないと難しいです。

勉強すると疑問が湧く
そしてその「何故なのか」を考え解決に奔走する人こそが学ぶスピードが早い人間
そのような人間こそが市場価値を高めていく」
ということ。

「仮に嫌だと感じる配属先になったり、仕事が辛いと思った時、
疑問を持ち考え続けることによって何事も面白くなる。日常の延長線上に楽しみはない
という佐山氏の言葉がこれから働き始める自分自身にとって特に印象的でした。

③会場からのQ&A

次に会場の参加者からのQ&Aが始まりました。
始まりと同時に多くの方々から手が挙がります。

「航空業界で何が楽しいか?」
「就活前、学生時代の今すべきことは何なのか」
「MBAを取って良かったと思うことは?」
「偉大な経営者は誰だと思うか」

などなど、次から次へと多種多様な質問が飛び交いました。

一つ一つ回答も書きたいところですが、長くなっちゃいそうなので、ここではあえて割愛させていただきます。
(決してメモ取り忘れたわけではありませんよ)

そして、最後に佐山氏からメッセージで締めくくります。

人生は自作自演のドラマ。君たち(学生・若手社会人)の世代では100歳まで生きる人が増えるでしょう。10年後の世界は別世界で誰も想像することはできません。ただ、10年後の世界から見たら今の貴方達は、かなり可能性のある時期。なので、今の人生を思い切り楽しんでください」

僕らが就活中の昨年や今年は、就活生にとって「狭間の時代」であると思います。
『LIFE SHIFT—100年時代の人生戦略』がベストセラーとなったり、某大手広告代理店企業での過労死問題などもあり、「働き方改革」があちこちで騒がれました。

ベンチャー企業就職や起業と、今まで当たり前ではなかった選択肢を選択する人が増えてきた一方、未だに新卒一括採用や終身雇用を前提とした旧態依然の組織も多く存在している状態です。

私含めた20代の学生や、若手社会人は、今後の長いキャリアのなかで、常に多種多様なキャリア選択肢の中から、ベターと信じるチョイスをし続けなくてはなりません。

このような多くの選択肢を持つ、今回のイベント参加者にとって佐山氏の言葉は、良き判断材料になったのではないでしょうか。

佐山氏はプロフェッショナルの条件を「看板抜きで仕事をしている人」としました。

僕はまだまだ看板だけのド素人大学生です。
いや、看板すらないかもしれません。

どうやら全裸の看板なき真のプロフェッショナルとして、世の中にとってプラスの人間になるためにも、「市場価値」も意識して高めていく必要がありそうです。

そのためにも、日常から抜け出し、常に考え続ける人間であろうと深く感じた2時間でした。

NewsPicksアカデミアには、全裸の真の価値を高める機会がたくさんあります。

僕は、もっともっと早くアカデミアの存在を知っておけばと後悔したくらいです。
ご興味ある方は是非、ご参加ください。(特に就活生の皆さんおすすめです
https://newspicks.com/academia/about

☆☆☆学生の方へ☆☆☆
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就活を一応経験した身として、NewsPicksのイベントを就活前・中・後に経験しておくのとそうでないのでは、雲泥の差だと思ってます。これ本当です。
初月0円、その後も500円です。牛丼1杯分ですよ。
必ず今後のキャリアにとっての良い材料になるかと思います。

詳しくはこちらのリンクからご覧くださいhttps://newspicks.com/news/2825147/body/?
https://newspicks.com/student

レポート:NewsPicksアカデミア アンバサダー(第2期)
佐藤亮太

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