5時前に目が覚めた。昨晩の雨止んだかな？。雨音はしない。出かけられるかな？。よしっ！。むっくり起き上がる。この前入笠山に行ったばかりだし、今日は土曜。週末。車出すのはNG。電車でサクッと行けるとこ。秦野に行こうと決めていた。もう桜の花は終わっちゃったよね。でもまあいい。弘法山軽く歩いてこよう。そういうことで部屋を出る。6時過ぎ。もうすっかり辺りは明るくなっている。気温はヒヤッとしてるけど、まるで夏の朝のような日差しだ。気持ちいい。こんな朝は足取りも軽くなる。ウキウキ気分で歩き出す。週末の朝、人通りも少ない。いい感じ！！。横浜から相鉄線で海老名まで。こちらも週末モードで空いている。快走する相鉄線。海老名に近づいてくると大山の姿が車窓に広がってくる。丹沢の山々もすっかり色づいて、初夏の様相だ。海老名で小田急線に乗り換えて秦野へ。車窓には丹沢の山々と田園風景。ちょっとしたプチ旅行気分を味わえる。桜の花もまだちらほら見える。快適な電車の旅も秦野で終わり。ここからは徒歩で弘法山の登山口まで。これが結構あるんだよね。秦野市内の舗装された普通の道を延々と歩く。駅の前の川沿いに桜の木がたくさんあるんだけど、やっぱり見頃は終わっていた。でも、まだちょっと咲いてる木もあって、その木の写真をパチリ。そこで立ち止まって気づいた。街のビルの向こうに真っ白な富士山。わースゴイな。秦野の人はこんなにでかい富士山を普通に見てるんだ。羨ましい。さあ、富士山を背に進むよ。大きな幹線道路に出ると大山や塔ノ岳など、丹沢山塊の威容が目前。その手前に小高い丘に立つ展望所が見える。まずはあそこまで登るんだな。間も無く弘法山へ向かう山道に入る。ここっていきなり急な階段なんだよな。昨日の雨で道も湿っている。滑って転ばないように気をつけなくちゃね。今日は軽い山行だからストックも靴も普段履いてる仕事用。でも、やっぱり山には変わらない。油断すると木の根っこに足引っかけたり、滑ったりしそう。急な階段も直に終了。広場に出る。草も木々も新緑だ。雨あがりの草木に初夏の日差しが当たり。風景がキラキラ輝いている。そして木々の合間に安定の富士山。いやー来て良かった。週末だけど、まだ朝早めなので人も想像したより人に出会わない。今のところは風景をゆっくり楽しみながら余裕の山歩きができている。ちょっとしたアップダウンはあるが足腰に負担があるような急登はないトレッキングロード。のんびりゆっくり進む。間もなくさっき下から見えた展望台のある場所に到着。ここからは秦野市内と富士山が一望できる。まだ歩き始めなので立ち止まらずにここは通過。ここからは山道感のない広い道路を進む。ここ一体が弘法山公園と名付けられているみたい。葉桜になった桜並木。きっと桜の季節は人がてんこ盛りだったんだろう。いい時に来た。今日は閑散。どんどん進む、再び山っぽい道に戻る。降り注ぐ光と鳥の囀り。一方、蜂や虫も出現している。これからは防寒用具に変わって虫対策グッズの準備が必須だな。比較的地味に長い階段。登り切ると鐘楼が見えてくる。弘法山に到着。ここでちょっと休憩しようかなと思っていたが、女の子たちのバカ笑いと嬌声。ベンチを陣取ってランチタイムらしい。速攻通過だな。さてここまであっという間だった。ちょっとだけ善波峠から念仏山の方に行ってみようかなと頭をよぎった。でも、今週2度目の山行だし、数日後にまた山に行こうとしてるから、今日は早めに切り上げよう。鶴巻温泉駅に着く前にもう一ヶ所休憩場所あったからそこでパン食べて今日の山行はそれで終了ということにしよう。短い山行だけどこれはこれで快適な時間を充分堪能できたな。山の神様、今日は素敵な時間をありがとう。まだ、山降りていないけどね。