見出し画像

【開催報告】 みんなで市民活動・コミュニティ活動を再起動! 〜相互研鑽ギャザリング〜

今、こういう場が必要な気がする


先週土曜日にクラファン「みんなで市民活動・コミュニティ活動を再起動」との連動企画として「相互研鑽ネットワークギャザリング」を開催しました。

「この3年間で少なくなった団体運営者同士の新たな出逢いやつながりを意図的につくる」
「自力のがんばりだけに任せず、つながりの中でエンパワメントされ再起動していく」
「再起動の旗振り役を務めていきたい」

そんなコンセプトを基に、CRファクトリーの「コミュニティマネジメント塾」の卒塾生を中心にして、学び合い・磨き合い・ネットワークづくりの場を設けました。

田町・コミュニティスペースmingleにて
グループワークの様子

場はとても熱気にあふれ、お互いの息づかいを感じながら、悩みや事例や情熱を共有していきました。新たな出逢いの場を設定し、久しぶりのつながりをつなぎ直す。交流を主目的としたこういうイベントや機会がほんと久しぶりでした。リアルに集まってセッションしたり対話する価値を強く感じました。

今回この場を運営してみて、「いま必要なのはこういう場かもしれない」と強く思いました。この3年間は新たな出逢いが少なくなりました。また元々あったゆるやかなつながりも太くすることが難しかった3年間でした。活動は「新たな出逢い」や「太い関係性」から進むことも多いです。いま改めて「出逢い」「関係性」を紡ぐ機会がとても有効で価値が高いと感じます。それも「自力」ではなく「場」を通して

そんな強い手応えに背中を押され、今回は、この「ギャザリング」の運営ノウハウを公開いたします。もし良かったら他の地域やネットワークでも試してほしいからです。「うちの地域でもやってみたい」「うちのネットワークでもやってみたい」という方がいらっしゃればぜひぜひ参考にしてみてください。

<ギャザリング運営ノウハウ 大公開!>


(1)案内文・呼びかけ文

今回のような場を設けてみなさんに集まってもらうには案内文・呼びかけ文が必要です。今回は以下のリンクにあるような案内文でした。
▶案内文:https://crf20230422.peatix.com/
案内文を用意しながら、今回参加してほしい人たちに声をかけていきます。

(2)進行スライド

今回はワークセッションが中心なので、進行スライドは簡易なものです。
下記Googleスライドのリンクを共有いたします。ぜひ参考にしてください。
https://docs.google.com/presentation/d/1b4E-DAVsyHJgbw9-dJQ_dv3ekEy01juv/edit#slide=id.p1

(スライド例)

(3)ワークシート

ワークシートもかなりシンプルなものです。

  1. 自己紹介・団体紹介

  2. コロナ禍でどうしてた?(事業・組織・お金)

  3. これからどうする?

  4. 学び・気づき・アクション

の4項目です。
これらをワークシートに書いていただきながら、グループでセッションしていきました。

(4)タイムスケジュール

最後はタイムスケジュールです。今回はグループでの共有・相談セッション(1人12分)がメインの内容だったので、タイムスケジュールもシンプルです。自己紹介と最後のまとめセッションを少し手厚めにやりました。こちらもGoogleスプレッドシートを共有しますので参考にしてみてください。

以上です。

「場の目的」「参加者の特性」によって、プログラムの設計にはいろいろな方法・かたちがあると思います。これを1つの参考事例にしながら、ぜひみなさんの目的と参加者に合った場を設計してみてください。

1つだけ強く言えることは、今こそこういう場が必要だろうということです。自力で一人ひとりと会ってつながっていくのではなく、誰かの仲介・中間支援によって「出逢い」「つながる」場がいま求められていると思います。そういう場を通して、市民活動・コミュニティ活動の運営者がつながって元気になっていってほしいです。

この3年間は「気持ち」と「関係性」がしぼんでいきました。このような場を通して、いろいろな方と出逢い、いろいろな人と話し、刺激を授受し合って自分の「気持ち」が盛り上がっていきます。そして、ここでの「関係性」がさらなる気持ちの向上や活動の活性化の契機になっていってほしいです。

もし求める方がいらっしゃれば、ぜひこの記事をシェアしてください。いろいろなところで「市民活動・コミュニティ活動の再起動」につながる“たき火”のような(キャンプファイヤーのような)場が増えていってほしいと思います。今後もいろいろな再起動支援のチャレンジをして発信・共有していきたいと思います。ご期待ください。

by 呉 哲煥

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?