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メディア発信に感じた可能性とやりがい/en-courage慶應支部 セクション紹介MP編

こんにちは。
このマガジンでは、セクション長を務めたメンターへのインタビューをお届けします。
第2弾はMP長の真鍋壮太さんです。

真鍋壮太(Sota Manabe)/MPセクション長
入学年度:2019年
出身地:香川県
サークル:AGESTOCK、ロイヤルズ
ジョイン時期:2022年1月
活動内容:MP(メディアセクション)
趣味:野球、サッカー、テニス、ゴルフ、読書

コンテンツ企画に必要な2つの指針

ーMPとはどのようなセクションなのでしょうか?

MPとは「Media Planning」の略で、メディアを通して不特定多数の人々にエンカレッジの活動をお届けするセクションです。企業だと広報部に当たる部門ですね!
エンカレッジという団体は発足当初、一つの大学の中で限られた学生たちがキャリア面談を実施する、とても小さな組織だったそうです。それが、わずか10年間で全国規模に拡大した背景には、影響範囲の広いメディアの力が大きく作用したはずです。そういう意味で、MPというセクションはエンカレッジという組織が次のステージに一歩進むために必要だったセクションと言えるかもしれませんね。

僕たちが具体的に行っている業務は、①コンテンツ制作 ②チャネル運用、の2つに分かれます。

まず、コンテンツ制作では、MPが運営するメディアに掲載するコラムや、ラジオ形式でメンター同士の対談をお届けする”エンカレラジオ”の企画運営を担っています。中でも、近年ラジオ企画は好評で、イベントと違ってインタラクティブなやり取りを求められない分、気軽に視聴することができるとユーザーから支持を集めています。

次に、チャネル運用では、LINE・Instagramなど、慶應支部のSNSアカウントの投稿や発信を管理しています。時期や支部によって扱うチャネルは異なり、慶應支部では過去に独自のHPを運用していたこともありました。MPセクション一丸となって、発信すべき内容を吟味し、コンテンツが最大限効果的に認知されるよう最適なチャネル運営を心がけています。

ーコンテンツ企画はどのように行うのでしょうか?

ありがとうございます。
僕たちは、2つの指針を意識してコンテンツを作ることにしています。

一つは、「自分たちが届けたいか情報かどうか」
僕たちは、”慶應生を自考自創する存在に”というミッションを掲げて一年間活動していました。”自考自創”という造語を簡単に説明すると、自らの頭でキャリアについて熟考し、他人軸ではなく自分軸で自分だけのキャリアを切り拓く、という意味です。そして、その支部としての目標が達成できるよう、ユーザーのキャリア選択に少しでも気づきを与えることができるようなコンテンツにこだわってきました。

もう一つは、「就活生のニーズに合っているか情報かどうか」
就活は、時期によって欲しい情報が異なりますよね。メンターが自分の就活を振り返ったときに欲しかった情報についてアンケートを取ったり、こんな情報がほしい!などの後輩からの意見を参考にして、企画を設計するようにしていました。

前者の方針に寄りすぎると、メッセージ性が強すぎて発信内容の客観性を損なう可能性がある。一方で、後者の指針に寄りすぎると、ただの就活情報BOTに成り下がってしまう。発信内容全体を俯瞰しながら、2つの指針のバランスを調整することが求められるのだと思います。

たまたま地元が近かったメンターで一緒に帰省したときの写真です! 

企画、分析、そしてブランディング

ー数あるセクションの中で、どうしてMPセクションを選んだのでしょうか?

”メディア”の影響範囲の広さにワクワクしたからです。後輩と直接的に関わる面談やイベントは、どうしても手の届く範囲に限りがあります。僕自身の就職先とも影響範囲の広さという共通点があり、メディアにしかない魅力を感じてMPへの参加を決めました!
また、データの分析力を高めたかったのもあります。投稿一つをとっても、文言/画像/時間帯/頻度などを変えるだけで、PV数やCVRは変わってきます。成功と失敗を繰り返しながら、各チャネルの勝ち筋を見つけていく作業は、これからの社会人人生にも役立つスキルかなと思いました!

ーMPセクションの活動を通じてどんな時に喜びを感じましたか?

作ったコンテンツに対してFBが返ってくる瞬間ですね。
MPのすべての投稿には必ずPV数やCVRなどのデータが目に見える形で反映されるので、数値が伸びたりすると嬉しいです。

ただ、それ以上に喜びを感じるのは、後輩からの感想を間接的にメンターから伝えられる瞬間です。
「こないだのラジオめっちゃ良かった、て言ってたよ!」
「インスタのあの投稿すごく参考になったって!」
相手の反応を直接見ることがなかなかないので、こういった言葉をいただけると、MPやっててよかったなと心底感じます。

ーMPだからこそ得られたスキルや経験は何でしょうか?

企画力、分析力、ブランディング力。
かっこよく言うと、この3つかなと思います!笑

先ほど述べた2つの視点を意識しながら企画したコンテンツを発信する。その結果を分析し、改善できるポイントを見つけて次の企画に活かす。それをひたすら繰り返しながら、支部全体としてのメディアイメージを作り上げていくという経験は、ここでしか得られなかった経験だと強く感じますかね。

エンカレでは突然な飲みの誘いが多いです!笑

常にアップデートし続けるセクション

ーどんな人がMPに向いていると思いますか?

企画やコンテンツ設計に興味があれば、間違いなく向いていると思います。
ただ、それだけではなく、「色んなセクションの役に立ちたい!」と思えることがとても重要です!
MPは自分たちで作ったコンテンツを発信するだけではなく、他のセクションが設計したイベントや企画もユーザーに周知することができます。支部の活動をマスに向けて訴求することはMPにしかできないことですので、仲間のメンター達が頑張って作り上げたイベントの告知や集客において、どこか役に立てることはないか?、を常に考えられる人が活躍すると思います!

ーズバリ、MPを一言で表すと!

合っているかどうか分からないのですが、、。
個人的にMPセクションはスマートフォンみたいな存在なんじゃないかと思っています。スマホって新しいアプリとか、バージョンの更新とか、常にちょっとずつ便利に進化してますよね。MPも、最初はLINEだけの運用だったのが、InstagramやTwitter、そしてZoomを使ったラジオなど、少しずつできることが増えていきました。そして、例えばYouTubeやPodcastなど、世の中にはまだまだ便利なツールがたくさんあると思いますし、それらを駆使することでエンカレッジはもっと新しい発信に挑戦することができるんじゃないかと思います。そういう意味で、無限の可能性を秘めたセクションなんじゃないでしょうか!


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