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2022年度第2Qの活動報告

このnoteでは、【2022年7月~9月】のだっぴの主な活動を報告いたします!

中学生・高校生だっぴ

倉敷翠松高校生だっぴ

日時:7月8日(木)・9日(金)
参加者:高校1年生216名、大人45名
倉敷翠松高校では初実施。大人の皆さんがファシリテーティブに場に関わってくださり、高校生と大人の対話の空間をつくることができました。

【参加した高校生の感想】
・初めてあった人といろいろお話して、自分のこれからのことも見直す機会になったしこんなこともできるんだとか発見もあったのでよっかったです。大人の人の経験談とても参考になりました。
・違うクラスの子と話してみて、最初は死ぬほど緊張してあんまり喋れんかったけど最後の方は大人の方もものすごく優しく、たくさん話すことが出来た。
・大人も子供も違うところはあるけど、同じところもあった。人生1人でも頑張って行けるけど、友達や仲間の手を借りて頑張って行くことも大切なんだなと思った! 

はたらくねっこwith津山市四校連携

日時:7月13日(水)
参加者:高校生29名、大学生2名、大人15名

津山市四校連携のキックオフとして、はたらくねっこを実施!
津山市四校連携は、津山市内の公立4校(津山高校・津山東高校・津山商業高校・津山工業高校)の希望者が集まり、「教育」「医療・福祉」「観光」「産業」と、それぞれの関心のあるテーマでグループになって、地域に飛び出して探究活動を進める年間プロジェクトです。

【参加した高校生の感想】
・大人はみんなすごくてしっかりした人が多いと思っていたけれど、どの人の自己紹介を聞いてもうまくいかない時期や、失敗していた時期があったと聞いて少し安心した。
・他校の人や大人の人と意見交換、本音を語り合うことができてとても楽しかったです。なかなかできない経験だと思いました。自分の考えってどんなものだろうと思っていましたが、話していくうちにどんどん思いが出てきて、こう思ってるんだと自覚できた気がします。思っていたよりも話せてびっくりしています。とても話しやすい場でした。

かがみの未来トーーク

日時:7月31日(日)
参加者:中学生2名、高校生2名、大学生2名、大人15名

鏡野町では、鏡野町の家庭教育を支える大人の方々と大学生世代の若者が実行委員となって、だっぴを企画運営してくださっています。
昨年度は、新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となり、今年度は初の対面実施でした!

【参加した中高生の感想】
・最初は緊張していましたが、グループの皆さんがサポートしてくださったりして、すごく楽しむことができました。
・大人の方の意見を聞くことができて、進路の参考になりました。

人生を変えるワークショップ@富山公民館

日時:8月7日(日)
参加者:中学生10名、大学生2名、大人6名

岡山市立富山公民館の「オープン公民館」の企画の1つとして、「人生を変えるワークショップ」と題しただっぴを開催!この企画は、富山公民館が中心となって、有志の大人たちとワークショップの企画をつくっていきます。
中学生は、富山中学校から希望者が参加し、富山地区の大人と対話します。

【参加した中学生の感想】
・予想をはるかに超えて楽しかったです。みなさん親しみやすくて、凄くしゃべらせてもらいました。ありがとうございました。
・いろんな年の人がいるけど、共通点もあれば異なる点があったし、いろんな考え方の違いがあって驚いた。イライラした時に相手の考えが自分と違うかもしれないと思い出して自分の考えを変えられたらいいなと思いました。

高梁中学生だっぴ

日時:8月20日(土)
参加者:中学3年生70名、大学生25名、大人40名

高梁中学校にて中学生だっぴを初実施!高梁市では2017年から市内の中高生を対象に公募制でだっぴを開催しており、高梁中学校で単独開催が決まったのは2020年でしたが、新型コロナウイルスの影響で2年間中止となっていました。

吉備国際大学さんの多大なるご協力によって、吉備国際大学の学生さんたちがキャストの任を全うしてくれました。参加した中学生は、前のめりになりがら、大学生や大人と対話し、自分の言葉で考えを伝えていました。

【参加した中学生の感想】
・自分より年上の人ばっかで緊張したけど、自分の考えを言葉はぎこちなかったけど伝えることができたし、様々な考えを受け入れながら自分の考えと照らし合わせながら話ができたのでとても良かったです。
・自分の思いや悩みを他の人に相談するという事は、やりにくい、気まずいという考えがありましたが、実際は真逆で、共感やアドバイスを貰い、自分のこれからに活かせられると思った。

備前市中学生だっぴ

日時:8月25日(木)、26日(金)
参加者:中学2年生200名、大学生55名、大人60名

備前市内の全中学2年生に対してだっぴを届ける本プロジェクトが決まったのは2020年でしたが、新型コロナウイルスの影響で2年間中止となっており、今年度ようやく開催できました。備前市のだっぴは、NPO法人f.saloonを中心とした「備前若者ミライproject」の有志の大人たちで企画運営されています。

初日は備前中学校にて備前中学生を対象に、2日目は伊里中・日生中・三石中・吉永中の中学生を対象に実施しました。大学生はだっぴキャストに加えて、関西福祉大学の学生や高校生時代を備前市で過ごした学生たちが帰省のタイミングで参加してくれるなど、嬉しい参加もありました。

【参加した中学生の感想】
・いろんな人の価値観や人生を語って前に進もうと思える環境でした。また何年後かにだっぴに参加してら新たな発見があるかもしれません。
・だっぴをする前は、知らない人と話すのに少し抵抗があったけど、だんだんと知らない人と話すときに緊張がほぐれていった。このことがきっかけで、もっと人と話したいと思えるようになった。

吉井中学生だっぴ

日時:8月31日(水)
参加者:中学生43名、大学生18名、大人17名

赤磐市立吉井中学校では4回目の実施で、毎年全校生徒が参加しています。今年は3年ぶりに1会場で一斉に実施することができました。

大人や大学生からは、中学生がよく話してくれて楽しかった!という感想をたくさんもらいました。これは実施1年目と真逆の感想で、回数を重ねるごとに、中学生のコミュニケーション能力が高まっているように感じます。

【参加した中学生の感想】
・なんかすごかった
・「だっぴ」が始まるまではすごく嫌だったけど、やってみると楽しかったので、これからも、嫌なことでも挑戦していこうと思いました。
・大人の人の人生を聞いて上手くいかないこともたくさんあったけど、努力次第で幸せになれる発見があった。話しを聞いてもらうととてもスッキリするという発見があった。

早島中学生だっぴ

日時:9月3日(土)
参加者:中学生142名、大学生28名、大人40名

昨年は中止になってしまった早島中学校での中学生だっぴですが、今年は無事開催できました。
前日に会場準備を有志の生徒と一緒にやっていたのですが、自分から役割を取ってきて動く姿が印象的でした。当日も楽しそうにしている様子に、先生方も嬉しそうでした。

【参加した中学生の感想】
・とても面白かったし進路や夢のことなど話せてモヤモヤがスッキリした。
・人生の経験が全く違う人とはなしあうことにより、自分の人生の価値観が広がったなと思いました。進路など、今後の生活で必要になっていくことについてどうしたらいいか考えたりできたのでよかったです。またしたいなと思いました。

高陽中学生だっぴ

日時:9月14日(水)
参加者:中学2年生80名、大学生26名、大人28名

赤磐市立高陽中学校では3年目の実施。事後アンケートにて「私は,自分の将来に希望を持てる」と回答した生徒が事前と比較して20ポイント以上増えるなどの意識変容も見られました。

【参加した中学生の感想】
・楽しかった。また,初めてのことや自分の考えを見直すことができたあまりそのようなことはなかったのですが今回,心に残ることなどがあり,大切にしていきたいと思いました。
・色々な人と話せて楽しかったです!人によって意見とかもバラバラで、驚く内容のものもあったりしていろんなことが知れてよかったです!!気まずいときもあったけど全体的にキャストの方が話を進めてくれて時間があっという間に過ぎていきました。いい体験になったな、と思いました!


生き方百科

「生き方百科」は、岡山の様々な大人の生き方・働き方・考え方について、大学生がインタビューして記事にしていく百科事典です。
▽7~9月に公開した記事はこちら!


教員研修

探究学習を考える

総社高校さんで、探究学習における教員のサポートを考えるワークショップを実施しました。
今年度実施する想定の探究学習のワークの一部を先生たちが生徒になりかわってやってみて、ワーク実践者としての目線から必要な手立てを考えていきました。

コミュニケーション研修

岡山工業高校さんで、教職員の皆さんのコミュニケーション研修として、対話の場をつくらせてもらいました。
先生を目指すことになった原体験や自分の行動特性、未来へのビジョンなどを共有する場になりました!

働き方改革ワークショップ

赤磐市教育委員会さん主催の教員研修にて、ワークショップ運営を担当しました。
テーマは「ボトムアップで考える働き方改革」。働き方改革の担当となっている小中学校の教職員の皆さんと、理想の働き方や具体的なアクションなどについて、対話の中で考えていきました。


その他

専門学校ビーマックスとの授業連携

専門学校ビーマックスさんの授業「HSP」にて、学生さん5名のインターンシップを受け入れました!週1回の授業を約10コマ分使って、だっぴの活動に取り組んでもらいました。

今回取り組んだプロジェクトは「生き方百科」。
岡山の大人にオンラインでインタビューを行い、そこで聞いた生き方や働き方についてWEBの記事にまとめます。オンラインでのインタビューや文字起こし、原稿を書いてみるなど初めてのことも多かったかと思いますが、5名とも積極的に関わり、最後までやり抜いてくれました。

【インターンを通しての感想や気づき】
・高校生の時は、働きたくないなと思ったこともあったけど、インターンで実際働いている人の話を聞いてみて、働くことが前よりも少したのしみになりました。
・この活動を通して、コミュニケーション能力と人の話を聞く傾聴力や質問力を高めることが出来ました。一緒に活動したメンバーやだっぴの方々と活動内外にわたって積極的に関わることができ、この活動に参加する前よりたくさんの人ともっと話してみたいと思えるようになりました。また、実際にインタビューをしてオンライン上での傾聴やインタビューする人の考えや思いを引き出すための質問力を磨くことが出来ました。思っていたより、人にインタビューすることは楽しく機会があればまたしてみたいと思いました。今回の活動は+になることばかりで本当に参加して良かったと思いました。

地方教育インターン「ヤッチャレ!」

NPO法人f.saloonとの協働で、「ローカル×教育系」のインターンシップを企画しました。学生と地域の教育活動をつなぐべく、学生が備前市の教育系NPOに1週間のインターンシップを行いました。

学生にとっては地域の教育を知りながら活動し、成長できる機会として、NPOにとっては(学生の存在自体に影響を受けて)組織や活動への変化が生まれる機会になることを目指して計画しました。

実践を通して、学生が「自分の得意/何ができるか」などの自己についてや社会で起きていることについて理解を深める意味で、こうした実践の場は意義深いです。



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