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2022年度第3Qの活動報告

本年も大変お世話になりました。
このnoteでは、【2022年10月~12月】のだっぴの主な活動を報告いたします!

中学生・高校生だっぴ

金光学園中学生だっぴ

日時:10月7日(金)
参加者:中学1年生123名、2年生145名、大人45名
金光学園中学校では、昨年度にJC岡山ブロック協議会さんとの連携で進路学習をコーディネートさせてもらい、今年度は内容をさらに改良して、だっぴの単独で実施となりました。

はたらくねっこ@美作高校

日時:10月15日(土)
参加者:高校1年生70名、大学生14名、大人24名

美作高校では4年目の実施。参加した1人の高校生が印象に残ったこととして、こんな言葉があったそうです。

「強く、優しく、愉しく」。「楽しく」ではなく「愉しく」なのは、与えられたものなどで楽しむ事ではなく、自分自身の気持ちや想いから生まれる楽しい状態を大切にすることが大事だから。

日比中学生だっぴ

日時:10月21日(金)
参加者:中学2年生40名、大学生6名、大人16名

玉野市立日比中学校では3年ぶりの実施。参加した中学生からは、コミュニケーションへの自信につながったような感想もありました。

自分自身人見知りであまり初めての人と話すのが苦手だったり言葉が詰まったりで話せなかったりするけど、今回は言葉が詰まらずにいつも友達と話す感じで話せたから安心したし良かったなと思いました。とても楽しかったからまたしたいなと思った。

磐梨中学生だっぴ

日時:11月2日(水)
参加者:中学2年生54名、大学生16名、大人17名

赤磐市立磐梨中学校では、昨年はオンライン開催で、今年は初めて対面での実施でした。中学生たちは積極的に大学生や大人と関わり、自分のことを伝えたり、大人の話を聞いたりすることができていました。

赤坂中学生だっぴ

日時:11月4日(金)
参加者:中学2年生22名、大学生7名、大人12名

赤磐市立赤坂中学校では4年目の実施。が参加してくださいました。参加した中学生からは、異なる他者と関わり、視野が広がったと感じられる感想もありました。

いつも周りにいる人からは得られない意見・思想を感じることができ、自分のこれからにも関わってくると思った。自分が普段感じているけど言葉にできないことを言ってくださってありがたかった。

西粟倉中学生だっぴ

日時:11月12日(土)
参加者:中学1~3年生33名、高校生(西粟倉中OB)2名、大学生14名、大人14名

西粟倉中学校では6年目の実施。だっぴの企画は実行委員の有志中学生たちによって行われ、大人に参加依頼をしたり、トークテーマを考えたりします。一般社団法人Nestさんが実行委員に伴走してくださり、無事開催できました。自分たちの意見や考えが反映されて企画が実現していく過程が、実行委員の中学生たちの印象に残ったようです。

八浜中学生だっぴ

日時:11月17日(木)
参加者:中学2年生37名、大学生9名、大人13名

玉野市立八浜中学校では初実施。初めての学校では、(前例がないため)どんなことをするのか、中学生の不安も一定ありますが、頑張って参加して、楽しんでくれたようでした。

自分の心の中が整理された感じがして参加して良かったと思った。色々な年齢の人をお話をして色々な意見を知ることができた。初対面の人と話すのは苦手で緊張したけど、少しがんばれたかなと思った。

建部中学生だっぴ

日時:11月25日(金)
参加者:中学2年生43名、大学生18名、大人17名

6年目となる今年も、たけべ中学生だっぴ実行委員の皆さんの企画運営によって、良い場がつくられました。さらに今年は、実行委員の杉山さんが全体ファシリテーターに挑戦してくださり、さらにレベルアップ!

片上高校生だっぴ

日時:12月2日(金)
参加者:高校1・4年生11名、大人13名

備前市立片上高校では4年目の実施。備前市のだっぴは、備前若者ミライprojectの皆さんによって企画運営されています。大人の皆さんが、生徒たちそれぞれの背景を上手く受け入れてくださりながら、場の安心安全が高まっていきました。休憩時間も大人たちと話す生徒たちの姿は、この場に対する居心地の良さを表してくれているようでした。

玉中学生だっぴ

日時:12月3日(土)
参加者:中学2年生60名、大学生15名、大人15名

玉野市立玉中学校では2年目の実施。元気のよい生徒が多く、アイスブレイクの段階から会場全体が盛り上がっていました。それもあって、比較的早い段階から場に対して心を開いてくれて、楽しく話す生徒の姿がよく見られました。

三石中学生だっぴ

日時:12月8日(木)
参加者:中学3年生は4名、大学生2名、大人4名

備前市立三石中学校のような小規模校では、幼稚園の頃からずっと一緒のメンバーで、コミュニケーションはツーカー。自分のことを表現せずとも相手が汲み取ってくれることが当たり前の環境の中で、この時間は自分を表現することが求められます。大人の皆さんが中学生に上手く接してくださり、中学生も心を開いて、休憩時間もずっとグループで話をしていました。

はたらくねっこ@美作高校

日時:12月10日(土)
参加者:高校2年生45名、大学生11名、大人23名

津山市のだっぴでは、津山市役所の新入職員の皆さんがグループファシリテーターとして参加しています。大人の皆さんのご協力もあり、コミュニケーション能力に自信がない生徒にとって「異なる他者と関わる自信」につながったようで、よかったです!

生き方百科

「生き方百科」は、岡山の様々な大人の生き方・働き方・考え方について、大学生がインタビューして記事にしていく百科事典です。
▽10~12月に公開した記事はこちら!


探究学習・地域連携

矢掛高校「ESD探究」

矢掛高校探究コースの2年生が9月~12月のESD探究でファシリテーションを学び、小学生×高校生×大人の対話の場をつくります。

実践の場は、12月13日(火)、倉敷市立薗小学校。薗っこだっぴは、小学6年生30名に対して、高校生18名、大人23名が参加してくださいました。とても暖かい場で、小学生も安心して参加している様子が印象的でした。高校生たちも、それぞれに達成感があったようです。

■小学生の感想
・年齢がバラバラな人たちといろんなことが話せて勉強になったし楽しかったです。
・最初は恥ずかしかったけどアドバイスを貰えて少し悩みがなくなった
・色々な人の意見や経験を聞いてこうなりたいと思えた

このESD探究を通しての高校生の学びは、下記のようなものがありました。

・話しやすい空気が作り出されるのは、面白い話をする人がいるからではなく、人の話に興味を持って聞く人がいるからなのだと知った。
・大人は当たり前だけど、小学生もはっきりとした意見を持っていて驚いた。相手に会話をする意思があれば、自分が思ったより、話せるということに気がついた

矢掛高校「career library」

12月20日(火)、矢掛高校にて「career library」を実施しました。社会人のこれまでの生き方や現在の仕事について紐解く中で、その事例を対照として、高校生は自分についても考える自己探究の場です。

倉敷鷲羽高校「放課後のわ!しゅう」

11月より月1回、倉敷鷲羽高校にて放課後の時間を活用した社会人との交流プログラムを実施しています。

企画名は「放課後のわ!しゅう」。高校生と社会人がお互いの好きなことについて話したり、働くことについて話すことで、自分の「働く」「生きる」の軸を考えていく、自己探究・社会探究の場です。

■参加した高校生の感想
・今でこそ、凄い仕事を手がけている人達も、その成り立ち方は自分達とあまり変わらないということを知れて、少し安心したのと、山程の勇気をもらいました。今日、参加して本当に良かったです。
・とても楽しい一時間でした。皆さんのことを知れて良かったです。発表しているときのも熱心に語れてよかったです。

研修

ファシリテーション研修

10月5日、津山市役所の新入職員さんを対象にファシリテーション研修を行いました。まずはインプットの機会として、ファシリテーションを学ぶ1日ですが、この日は津山東高校の高校生も有志で参加して、職員さんと一緒に学びます。
実践として、このあと行われる津山市のだっぴに、新入職員さんはグループのファシリテーターとして参加します。

コミュニケーション研修

10月6日、浅口市学校事務職員の合同研修にて、コミュニケーション研修を実施しました。浅口市の小学校・中学校に勤務する事務職員の皆さんが、勤務する学校の先生方とより円滑なコミュニケーションがとれるよう、研修を行いました。


その他

岡山情報ビジネス学院との授業連携

岡山情報ビジネス学院の学生さんを11月の2週間、インターン生として受け入れました。最終日、インターン生の岡山情報ビジネス学院1年生3人と、インターンを振り返りました。だっぴでの2週間、彼らは何を感じ学んだのでしょう。


「岡山たからもん」パネルディスカッション登壇

山陽新聞社さん主催の「岡山たからもん」のパネルディスカッションに私(代表理事・森分)がパネラーとして登壇させてもらいました。

パネルディスカッションのテーマは「世代を超えて創る岡山の未来価値」で、だっぴの活動から見える現代の若者について情報提供させてもらいながら、基調講演で登壇された斉藤徹さんの話が面白かったので、そのエッセンスを引継ぎながら話をさせてもらいました。



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