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自己理解と自己受容の大切さ

おはようございます。
水筒を洗うと必ずと言っていいほどパッキンを付け忘れるので、結構な頻度で鞄がびしょびしょになる三科です。あのゴム無くてもいい水筒ないんかな。


一昨日の晩、卒業生からLINEが。

明日遊びに行ってもいいですかとのことなので、4校合同で外遊びをする公園で待ち合わせをしました。

皆でドッチボールをしていると、釣りの錘のような物が落ちていたので拾って端の方に置きに行くと、ポツンとこっちを見ている人が。

背が高くなり瘦せていたので卒業生と気付かずスタッフに言われて「あー!!」と頭の中の3年程前の記憶と照合しました。子どもの成長侮るなかれ。

1対1で関わることの多かった子だけあって、個人的に思い入れの強い卒業生だったので、夢に出てくることも多く、「逢いたいなぁ、元気にしてんのかなぁ」と遠距離恋愛のように想っていることもありました(キモいとか思う人は体育館裏に集合)。

高校3年間は通信制に通い、この度大学に合格したとのこと。

時期が時期だけにもしかしてと思っていましたが、本当に大学進学をしているとは。

僕の中では、中学3年生で「ここ」を卒業し、高校1年生の姿で止まっているのでこの春から大学生と言われてもピンときませんでした。

フリースクールをやっていて一番嬉しいのは、こういう報告だったりします。

もちろんいい報告も嬉しいですが、悪い報告というか悩みや相談も卒業後は必ずあるものなので、そういうことを言いに来てくれることも嬉しかったりします。

フリースクールに所属している時間なんて助走のようなもの。

スタート地点に立っていきなりダッシュができる子もいれば、一歩目でこける子もいるのは自然なことです。

どうあれ自分を飾らずありのままの自分を受け入れその姿を見せ続けてくれることが嬉しいんです。

何かできないかという気にさせてくれる子、愛嬌のある子はどこでも生きていけます。


卒業生と話していて、映画の話題になりました。

高校3年間はもっぱら映画に時間を費やしたようで、多い時は月に15本も観ているそう。

専属の映画評論家が見つかったと嬉しい気持ちです。

人が勧めてくれた映画はだいたい観ます。映画大好きなんです。

今月は、4回も映画館で観たスラムダンクのDVDが届きます。

届くと同時に吹田校【あまかり】にスクリーンを準備して爆音で鑑賞会を開こうと思っています。一緒に観てくれる人募集。


この卒業生と勉強が結びつかなかったからでしょうか。
大学に合格?しかもまぁまぁ有名なところに?勉強はどうしたんだと疑問でした。

聞くと、高校3年生になり「今勉強しなかったら一生勉強しないかも」と思い、オンラインの塾も併用し、be動詞もわからないところからスタートしたそうな。

ハマればとことんハマり切る彼らしいエピソードです。大好きなところでもあります。

それからは公園でずっとキャッチボールをしました。

中学生の時もこうしてキャッチボールをしながら話をしていました。

幸せな時間をプレゼントしてくれてありがとう。

大学生活は1年間全く友達ができなかった三科がアドバイスなど何もできませんが、大学生のスタッフならたくさん来てくれているので頼もしい限りです。

さて、これからもぼちぼちいきましょうか。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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