競馬感性の法則 角居勝彦
週刊ポスト連載を再編して書籍化したもの。小学館新書から出ているのもその関係ですね。
最初の1・2章はレースごとのコラムをまとめている。
そのため、競馬を知っている人には当たり前の話も多く、世界の角居先生に書かせる話じゃないだろ、というものもある。
3章以降は角居先生の調教論なども出てきて、読み応えが出てくる。
厩舎を育てるためには「1人の腕利きより5人の平均的厩務員」という考えも出てきており、もしかしたらこの時点で早期引退も考えていたのかな、という気もする。
引退後の角居さんは「先生」扱いされたくないような雰囲気なので、調教師時代の角居先生の話を読める本は貴重。
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