挑戦!競馬革命 角居勝彦
日本内外で素晴らしい実績を誇る、角居調教師の本。
2007年、ウオッカがダービーを勝った年に出た本。ご自身の歩みを振り返るような展開になっている。
酒でやらかしたとはいえ、基本的には人格的にしっかりした優しい先生なので(私が知っているのは引退を決めた後の先生なので、現場での姿は知らないが)、誰かを批判するような突っ込んだ暴露話はない。
それでも、中尾厩舎時代の話などは今となっては本当に遠い過去の話で、ナリタハヤブサを担当されていたことなどはもちろん知らなかったし、「世界の角居」の歴史をたどれるのは嬉しい。
ウオッカ後(ウオッカの後半生含む)にも素晴らしい実績があるので、それはまた次の作品、ということになるのだろう。
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