子どもたちに伝える「セダウミ二ブック」制作しました!

みなさん、上のイラストを見て、どう思いましたか?
サッカーが好きな子、飛行機が好きな子、青が好きな子、太い眉やベリーショートカットの子・・・実は、みーんな女の子。
そんな女の子に出会ったら、どうする?
女のくせにへんだとか、男みたいとかって言ってしまいますか?
べつに、いろいろな人がいていいと思うよって思いますか?
そう、女の子と一口で言っても、いろいろな個性の子がいて、当然なんですよね。
もし、女の子のくせに、あるいは、男の子のくせに・・と、自分がそういわれたら、どんな気持ちになるでしょう・・・・?

「セダウ」とは「女性差別撤廃条約」の略で、世界の中で、女の子、女の人に対する差別をやめようという国際的な約束のことです。
日本もこの約束に加わっています。
なぜ、「女性」とだけ書かれているかというと、昔は、女性に対して、行動の幅をせばめたり、逆に女だからこうしなさいと、本人の意思に反して決め付けられるなどが非常に強かったのです。
これを女性差別といいます。今は、だいぶなくなってきたけど、まだまだ残っています。社会の中で、女性に対するきめ付けがあるということは、男性に対する決め付けもあるということなんですよね。。

この「セダウ(女性差別撤廃条約)」は、さまざまな分野で、そういう差別をなくしますと、はっきり書かれています。この「セダウ」を批准(国として約束)している国は、守らなければなりません。
だから、「セダウ」のことを知っておくと、あなたが人生の中で、性別によって壁にぶつかったときに、自信をもって乗り越えていく手助けをしてくれます。
だから、なるべく早く、子どものうちから知ってもらいたい、もっと多くの人に知ってもらって差別のない環境をつくりたいと思い、私たちは、子どもたちや、その周りの大人たちが、「セダウ」についてわかりやすく知るためのミニブックを作りました。これからご紹介します。

さて「セダウミニブック」はクイズから始まります。
ここで問題。

どうでしょう?
みなさん、答えてみてくださいね。


では、答えを出しますね。

はい、答えは「いいえ」です。
日本では、例えば「筆箱」などの文房具も、ランドセル等の持ち物も、なぜか「女の子用」「男の子用」とわけられ、ピンク系とブルー系が多いようです。
いろんな色が用意されていて、女の子も男の子も好きなものを選べるようにしてあればいいのに?と思います。文房具や道具などは性別によって機能が変わるわけではないですし(^^)
ピンクも好きだけど、ブルー系も好きという女の子もいっぱいいます、大人のほうから、あなたは女だから、男だから、この色を使いなさいとばかりに区別してくるのは、どうでしょう。子どもたちは嬉しいですかね?
でも、いつもそうされる環境だと、そういうものかなとそれに合わせていってしまうかもしれません。そこでひとつ、子どもたちの感性や可能性がつぶれたかもしれません。
おもちゃも、女の子用は、おしゃれやお世話するもの、男の子用は、戦いや乗り物など、コーナーを分けて準備してあります。知らず知らずのうちに、男女の役割といったものが方向付けられているような、小さいころから刷り込まれていくような環境が、社会にはあふれているのですよね。

もうひとつ、問題です。

家族の中に、お母さんとお父さんがいたとして、ごはんづくりはお母さんの仕事だと決まっているでしょうか?
あなたのおうちではどう?

答えは

女性も男性も、仕事をして生きがいや収入を得て、一緒に家庭を支える責任をもつ。
男性も女性も、家事や家族のケアなどで家の中での生活を快適で安心できるものにしていく。
もしろん、家族ごとに相談してみんな納得の元役割を分担しているのであればOKです。でも、全家族がそうしなさいとばかりに、性別でパカッと役割分担するのは、今の時代、かえって非効率だったり、どちらかが病気で倒れたりした時相手の役割をカバーできなかったりすると思います。
問題1の、小さなころからの性別による区別が、大人になってからの固定的な性別役割分担意識につながるので、注意ですね。

ミニブックには、クイズが5つ、用意されています。
そして、このブックは1枚の紙状に広げることができて、中面は、「セダウ」の基本的な概要を知ることができるようになっています。ちょっとのぞいてみてください。

それから、生まれてから高齢者に向かうまでの人生において、進学や就職、地域社会での活動や家事、結婚などなど・・・出会う可能性のある各場面ごとに、前もって知っておくといいエピソードが書かれています。
それぞれの場面ごとに、「セダウ」のどの条文が守ってくれているかも、図で示してあります。

みなさん、ぜひこの「セダウミニブック」を手にとって、親子や、学校の総合学習の時間や、各種サークルなどで、ミニブックのクイズを出し合いながら、一緒に考えたり話し合ったり、生きる力を高める時間を持ちませんか?

★ご希望の方には、セダウミニブックや、ミニブックを使ったワークショップなどのプログラム例をおわけいたします。

★性別にとらわれずに力を伸ばしていくことは、実は日本は、世界の中で遅れていて、今、身に着けていくべき重要な力となっています。
国際社会で活躍するためには欠かせない、とても重要な意識や生きる力です。

★お気軽に、下記までお問い合わせください。
NPO法人Nプロジェクトひと・みち・まち 
Eメール:npro@live.jp (左記の@を半角@に置き換えてください)
件名に、セダウミニブックと書いて、お名前とご連絡先も書き添えてください。

★保護者の方、先生はじめ学校関係者の方、行政の方、NGO・NPO活動されている方、地域活動されている方など、お気軽にお問い合わせください。
お待ちしています(^^)

★なお、この「セダウミニブック」は、国際女性の地位協会が運営する「赤松良子ジェンダー平等基金」の助成を受けて制作しました。
おかげさまで、とても好評を得ています。ありがとうございます。


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