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バフェットは石油株で大損した過去がある

こんにちは。りろんかぶおです。

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では、ここから本題です。

2022年、バフェットが石油株に全力投資していることが話題です。

対象はシェブロンとオキシデンタルペトロリアム、日本の総合商社。

バフェットの上場株ポートフォリオではシェブロンが3番目、オキシデンタルが6番目にまで順位を上げました。

詳細は以下。

するとイナゴ投資家たちはこぞって石油株に殺到します。

しかし!!

少し冷静になった方がいいかもしれません。

バフェットの投資が全て成功するとは限らないからです。

最近でいうとAppleへの投資が大成功したバフェットですが、
その裏ではたくさん失敗しています。

例えば巨額投資で失敗しているのは、

  • IBM

  • ウェルズファーゴ

  • 航空会社

  • 製薬会社

  • ベライゾン

主要どこだとこんな感じかと。

そしてもう少しさかのぼると、実は2007~2008年にかけて行った石油株への巨額投資でも大失敗しています。

それがConocoPhillipsへの投資です。

バフェットはリーマンショック直前の2007年~2008年にかけてコノコフィリップスへ7000百万ドルの投資を行いました。

取得コストベースでは当時、過去最大の投資でした。

ところが、そこへリーマンショックの到来です。。

原油価格はリーマンショック直前の2008年6月に140ドルの大台をつけ、
リーマン倒産(08年9月)を挟んで2009年1月には40ドル台前半まで大暴落しました。

それに伴ってコノコフィリップス株価も72ドルから28ドルまで大暴落。。

原油価格:赤
コノコフィリップス株価:青

これに関して、バフェットは株主への手紙の中でこのように振り返っています。

2008年、私は大きな失敗をしました。チャーリーや他の誰に勧められるわけでもなく、原油価格がピークに近いときにコノコフィリップスの株を大量に購入したのです。年後半の原油価格暴落を全く予想していませんでした。私は、原油が現在の40~50ドルよりはるかに高く売れる確率が高いと今でも信じています。しかし、これまでのところ私は大きな間違いをしました。仮に原油価格が上昇したとしても、私の投資タイミングの悪さで、バークシャーは数十億ドルの損害を被ったことになります。

出典:2009年バフェットからの手紙より抜粋

このように投資タイミングは完全に失敗だったことを認めています。

バフェットでもこのような失敗をするのです。。

話を2022年に戻しましょう。

直近二年間の原油価格とシェブロン株価は添付の通りです。

原油価格:赤
シェブロン株価:青

原油価格は6月にピークアウトしたようにも見えますが、シェブロン株価は史上最高値を更新中。

しかも、世界的なインフレ対策として各国が急激に利上げを行っている影響で、世界的に景気後退入りが懸念されています。

景気後退入りすると、原油需要は減りますので当然原油価格も下がります。

現在はそんな状況です。

もちろんバフェットも2008年の苦い経験を覚えているでしょうし、当時と現在では状況も全く違います。

ただ、投資の神様であるバフェットでさえ間違いを起こすことはある、ということは肝に銘じておくべきだと思います。

投資する際は、あくまで自分で調べ、納得した上で買うことを心がけたいです。

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りろんかぶお

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