見出し画像

仕事を干されるとなかなか厄介でした

私は素直に生きるタイプではありませんから、しばしば、上司などとぶつかります。
ある企業で親会社からきた上司とぶつかり、完全に干されました。もっとも、私の態度にも問題があるのですが。。。
素直に上司のいうことを聞きません。
あるときから仕事がまったくこなくなりました。

これには参りました。
ネットがない時代、一日中、仕事もなく机の前に座っていることが、どれほど身体にダメージを与えるかということが、よくわかりました。
精神がやむ一歩手前だったでしょうか。
他の社員に無視される程度はなんともないのですが、仕事を干されることが、これほどとは想像できませんでした。

これは、ヤバイ、と気持ちを切り替えて毎日家を出ては、休みをとりました。たっぷり有給休暇は余っているのです。
家をでてどうしたか?
図書館へいったり、映画をみたり、パチンコもしたかなぁ。。。
取り合えず、職場放棄して自由になることでした。
これで精神はやまずにすみました。

そんなある日、妻から会社へいってるの、と詰問され!
今日、会社のなんとかさんから電話があったよ、と。。。
やばい、バレタ!!
明日は出社か。。。

翌日、会社へいくと、私の部門の担当役員(専務)から呼び出され、どうして休んでいるのか、と尋ねられ、仕事干されているからです、と返答。
そんなの知らなかったでしょう、と反論。
わかった、と一言。

数日たって、再度この専務に呼ばれて経理へ異動しろ、と。
転籍して間もない部長を親会社へ戻すことはできない。お前が異動しろ、と。これでも私のことを心配し配慮してくれた対応なのです。
ただし、この人も親会社と問題を起こしたくないタイプですが。。。

退職するつもりで、取り敢えず経理へ異動しました。
その後、退職を前提に転職紹介会社を訪問しますが、この話はまたの機会に。。。

仕事を干されると精神をやられます。
家族がいる場合など、まわりの人たちも、本人のことを本当に注意してほしいと思います!!!
私のような横柄な者でも精神をやられる一歩手前でしたから。。。
普通な人ではひとたまりもないでしょう。

息子の会社では、欠勤して傷病手当金で生活し、手当がなくなると出社するようなつわものもいるようです。
時代は変わりました。
精神的な病気でも労災認定される時代ですから、干す側の対応がいっぺんしているようです。下手な対応はパワハラになりますからね。
私は、家族に仮病などを理由に休んだことはありませんが、朝、家をでて会社へいくのが気がむかないとき、どかの駅から特急に乗って、あてもなくあちこちいきました。

1日くらい、仕事を休んでも会社の仕事はまわります。
私の存在などたいしたことはないのです。
田舎の駅に降り立ち、自然を満喫することで自分の心のなかのもやもやは消えていきます。
あるいは、転職を考え、その場で決意するとか。。。
自分の人生ですから、いろいろなことをやりました。
人生、妻や子供たち話せないことはいくらでもあります。
自然と向き合うことが、私の最良の解決方法だったようです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?