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田舎に住むとは、手間がかかることです

私が住む自然環境がよい場所は、人間にとって少々やっかいなことが、しばしばおこります。
先週、なにやら洗濯物にくっいていると思えば、ハチでした。
なんとかしてあげたいのですが、こればかりは刺されると痛い目にあいますから、それなりの対処をさせていただきました。
そうかと思えば、庭の雪やなぎの新芽の中に入り込んでいるハチをみつけましたので、申し訳ないのですが、駆除させていただきました。
これをほっておくと巣ができたりします。

庭木は多いのですが、剪定をしていますから、虫たちの行動はよくみえています。
先週のハチはあしながバチでしたが、秋になるとスズメバチがやってきますから、巣をつくられると人間にとっては一大事です。
スズメバチの対策は、まさに格闘でしょうか。
さすがにスズメバチとの闘いは怖いですが、排除しておかないと生活ができなくなってしまいます。

また、これから暑くなると側溝を伝って蛇たちもやってきます。
こちらは、昨年久しぶりにお会いしましたので、へびの忌避剤をまいて対策することになります。
蛇もシマヘビであればまだよいのですが、この地はマムシが住宅へ入り込みますから、十分な注意が必要になります。
毎年、田んぼに近いところを散歩していると、道で車に引かれているマムシを3~5匹ほどみることになります。
しかもかなり大きなマムシがいるのです。
私は、夜間犬の散歩はしません。
その他、シロアリ、ムカデ、毛虫など人間の生活で出くわすと困るような虫たちは、なるべく遭遇しないように忌避剤などをほどこすことになります。
家は、シロアリ予防の処理を5年に1回しておきます。

庭の木々たちに新芽が出てくれば、必ず眠っていた虫たちが、食事をしにやってきます。
昨日、さっそく今年はじめての消毒をおこないました。
消毒は、3週間に1回程度おこなっていくことになりますから、結構手間がかかる作業です。
必ず夕方、風がない日を選んで、まわりの家に迷惑がかからないようにやらなければなりません。

田舎生活は、身近な自然に囲まれた生活を楽しむことができますが、自然には多くの生き物たちが住んでいます。
自然が近いほど、生き物たちもわが家を訪れます。
チョウや野鳥たちは歓迎ですが、歓迎できない生き物たちも、当然のようにやってくるのが自然というものでしょう。

自然のすばらしさを楽しめる季節が訪れましたが、人にとっては油断ができない季節でもあります。
自然との出会いにも、危機管理が必要でしょうか。
この季節、田舎の自然は、危険を察知する力が必要になると同時に、自然を楽しめる機会が増えていくことになります。
自然とは、そもそもめんどうなところでしょうか。
手間がかかり、かなり覚悟がいる場所でもあります。
それでも私にとっては、とても大切な環境なのです。。。

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