2013年4月、日本銀行がデフレから脱却を目指した大規模金融緩和政策異次元緩和がスタート、そしていよいよこの春、とりあえずマイナス金利解除とのニュースが流れます。吉と出るか凶と出るか・・・

ひとり言を書き始めた頃は、小泉純一郎首相の時代、その後リーマンショック、1ドル78円の円高不況、東日本大震災、新型コロナウイルス感染症経済も経験し、経済経営のバイオリズムを学び、今年1月11日人生の大師匠の父が他界、右往左往の63歳の人生でも何とか生き延びています。

毎週日曜日に配信を続けてきたひとり言も、本日の配信をもってひとり言第1000号まできました。そして私の中には、約19年間毎週日曜日の配信を一度もお休みしない事を目標に書き続けたと言う事に、少し小さな自己肯定感も育ってきました。

このひとり言は現役社長時代に社員の皆様に、自分がどんな考え方で仕事と向き合っているかを理解して頂く為の、社内向けのメッセージとしてはじめたものでした。そしていつの間にか、お取引先の方や友人の方にもお読み頂くかたちになり、そして現在のSNS を使うかたちとなりました。

最近は日記を書きましょうとはあまり言わなくなりましたが、日記を書くという事は、自分の経験や考え方、その時に起きた出来事などをまとめ記録し、書く事を通じて記憶力の向上につながるとも言われます。個人的には話す力の向上にもつながると考えています。手を動かす事？　もっぱらキーボードの時代ですが、考える力と脳内の情報処理が活性化される効果もあるとも言われています。

このひとり事は300文字程度の社内向けのメッセージとしてはじまりましたが、それがいつの日か週日記の感覚にもなり、現在は800文字前後でまとめる事を意識しています。このひとり言を書くと言う作業は、今の自分の考え方をまとめる作業にもつながり、今では私の考え方の原点にもなりました。

そしてこれからも右往左往しながら生き、その右往左往の中にこそ自己成長があり、そんな右往左往を楽しみながら生きて行く。そんな気持ちで書き続けたひとり言第1000号、どこまで書き続けられるか分かりませんが、もうしばらくお付き合い頂ければ幸いです。

◇継続の、力試しのひとり事。

◇どう動く、マイナス金利解除かな。