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日経特別講座:経営視点を体験で学ぶマーケティングタウントレース(オンライン開催)

Nサロンでは、仕事に役立つ知見を体感的に学ぶための日経特別講座を3つ用意しています。今回は「経営視点を体験で学ぶマーケティングタウントレース」についてご紹介します。

■講座概要

実務に活かせるマーケティング思考をオンラインで学び、体験する講座です。マーケティングを中心とした会社経営をリアルに体感できる企業研修用ビジネスボードゲームを活用(=マーケティングタウン)。メンバー代表4人が会場に集まり、ボードゲームを行います。その様子をオンラインでライブ配信。オンラインで参加するメンバーは、代表者ごとのグループに分かれて対抗戦を行います。ボードゲームにオンラインで参加しながら、実際に存在する企業の仮想CMOとなり、マーケティング戦略を分析・立案するトレーニング(=マーケティングトレース)を行います。

【開催日程】
2020年6月6日(土)11:00〜16:00
【オンライン配信】
Nサロンメンバー限定Zoomおよびfacebookグループ
オンライン体験について詳しくはこちらをご覧ください
【参加条件】
Nサロンメンバー(※5月10日までメンバー募集中

■講師紹介

黒澤さん

黒澤友貴さん
ブランディングテクノロジー株式会社 執行役員

中小・中堅企業向けにデジタルマーケティング領域のコンサルティングを6年間行い、現在は、営業・マーケティング・人事・財務と、領域を横断して仕事をしてきた経験を活かし、経営戦略の策定や人材育成を行っている。 2018年から、マーケターの筋トレコミュニティ「マーケティングトレース」を運営開始。 2020年3月に「マーケティング思考力トレーニング」(フォレスト出版)を発売。Twitterでは @KurosawaTomoki のアカウントでマーケティングに関する知見を発信している。

飛田さん

飛田恭兵さん
株式会社NEXERA 代表取締役

2018年8月よりMarketing Townを開発し、10月NEXERAを創業。1度目の起業でマーケティング視点が足りなかったことを痛感。ボードゲームクリエイターで共同創業者の山本との出会いを契機に実践的にマーケティングを学べるMarketing Townを完成させる。

■講師インタビュー

講座についてお二人に聞きました。

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──「マーケティングタウン」とはどのようなものか、簡単に教えていただけますか?

飛田さん:「マーケティングタウン」は経営視点を体験で学べる企業研修用のビジネスゲームです。各プレイヤーが会社の経営者になり、「マーケティングタウン」という仮想のまちで会社経営を行います。市場調査、出店、広告、仕入れ、販売、資金調達という6つの意思決定で、どういうアクションを起こすか考えながら、営業利益を大きくしていく「ボードゲーム」です。

さらに、私たちが提供している「マーケティングタウン」は、あくまで講義も含む研修プログラムで、単にゲームをやって終わりではありません。講義、ゲーム、講義、ゲーム……を繰り返し行なって、最終的には日常生活に落とし込めるようになることがポイントです。インプットとアウトプットをしっかりとやるので、学習の定着率も非常に高いです。

──「マーケティングトレース」とはどのようなものか、簡単に教えていただけますか?

黒澤さん:成功企業の裏側にあるマーケティング戦略のフレームワークを利用して、その成功要因を市場分析などから言語化・構造化することです。「自分がその企業のマーケティング責任者だったらどういう戦略を立てるのか?」ということを考えながら、分析力や仮説力を鍛えるトレーニングをします。

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学習にはたくさんの「アウトプット」と「フィードバック」があると、非常に効果的にスキルを高めることができるので、そのために利用できるコミュニティも作っています。オンラインもオフラインもありますが、どちらも「マーケティングトレース」を実践してアウトプットとフィードバックをコミュニティーの中で行うことで、スキルを高めていくことを目的にしています。

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──今回の講座でもある2つがコラボした「マーケティングタウントレース」の良さはどんなところでしょうか?

飛田さん:「具体」と「抽象」の行き来ができることだと思います。「マーケティングタウン」で「経営ってこんなものなんだ」と学んだことを、「マーケティングトレース」で「実際の企業ではこうなるんだ」と理解できるようになると思います。仮想空間での体験を、実社会に置き換えて考える、このことでよりリアルな経営体験ができると思います。

黒澤さん:仮想空間で体験したものを、実際に存在する企業でトレースすることで、自分ごと化しやすくなるのではないかと思います。フレームワークでは「わかったつもり」になってしまうことが多いと思います。フレームワークを学んでも、実際の戦略を考えるときに、単純に情報だけを当てはめて分析したのではあまり意味がありません。経営によりインパクトを与えられるようになるためには、それが「自分ごと」になっていることがとても重要です。そういう意味で、「マーケティングタウントレース」はより実践に生きると思います。

──「マーケティングタウントレース」はどんな人にとって有効だと思いますか?

飛田さん:「マーケティングタウン」に参加される企業さんの目的は、大きく分けて2つあります。1つは「次世代リーダーの育成」のためです。より経営的な視点をもつことができるようになるからです。もう1つは「B to B の営業担当者の研修」のためです。会社経営の経験がある営業担当者ははほとんどいませんから、クライアント企業の経営全体を理解できるようになるためです。どちらも、経営をよりリアルに体験したい方たちだと思います。

黒澤さん:私の作っている「マーケティングトレース」のコミュニティーには、幅広く様々な職業の方がいます。マーケティングにかかわっていない人や、戦略を考えたこともない人が参加されています。これから戦略を考えられるようになるために使っていただいるので、今回「マーケティングタウン」と組み合わせることで、幅広い人により楽しんでいただけるのではないかと思います。

──今回の講座を通して、受講者の方に一番伝えたいことはどんなことですか?

飛田さん:体験してちゃんと「腑に落とす」ことですね。「マーケティングタウントレース」上でトライアンドエラーを繰り返すことで、記憶にも残りやすくなりますから、フレームワークで得た知識を実際に体験して、自分の血肉にしてもらいたいと思っています。

黒澤さん:「マーケンティングタウントレース」のテーマは「個がマーケティング思考をもつ組織へ」です。経営に当事者意識がもてる人を増やしたいです。戦略は誰かが考えてくれるものだと思うのではなく、自分自身が考えることで、自分の仕事をもっと面白くできますし、自分の価値をもっと発揮しやすくなるのではないかと思います。

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■Nサロンのお申込み

Nサロン第3期のお申し込みは、2020年5月10日(日)が〆切です。以下のリンクよりお申し込みください。先着100名限定です。お申し込みには日経ID(無料)が必要です。

■他にもこんな講座があります。

ビジネス最前線を視察取材(講師:日本経済新聞 編集委員 大岩佐和子、村山恵一ほか)
ボードゲームデザイナー監修 日経新聞読み合わせワーク(講師:ミヤザキユウさん)