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日経×株取引アプリ「STREAM」コラボイベントレポート

2月10日、日経とnoteによる学びのコミュニティ「Nサロン」と、コミュニティ型株取引アプリ「STREAM(ストリーム)」によるコラボイベントを初開催しました。テーマは「株取引に活かす、経済ニュースの読み解き方」。

「STREAM」を提供するスマートプラス社は、個人投資家の投資力向上を目的に『STREAM CAMP』というオフラインイベントを定期的に開催しているそうなのです。写真はコミュニティマネージャーの古川さん。

「マクロ経済の動向を知ることが個別株投資にどう活きてくるのか、“読み解き方”が わからない」そんな個人投資家・STREAMユーザーさんの声をもとに、日経とスマートプラス社さんのコラボイベント開催が決定しました。

このイベントに、日経編集委員の小栗太と「Nサロン」メンバーが出張参加。「STREAM」コミュニティメンバーの方々と一緒に日経新聞を読み解きました。

小栗さん

■小栗太編集委員による解説

イベントの前半は、日本経済新聞社の経済ニュースの読み解き方と、株取引に活かす日本経済新聞の読み解き方の解説。

小栗編集委員は、25年間マーケット取材に従事している編集委員兼キャスターです。マーケットの一歩先を行く日経ニューズレター「Beyond Markets」を毎週配信しているほか、BSテレビ東京「日経プラス10」にコメンテーターとして出演もしています。

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■新聞読み合わせがスタート

そして後半パートは、日経とnoteによる学びのコミュニティ「Nサロン」第2期メンバーが主導する「日経新聞読み合わせ」を開催。

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まずは、複数人で新聞を読み合わせる手法「新聞スクラム読み」がNサロンで生まれた経緯や、やり方などを、いごはちさんが説明。

いごはちさんは自身のnoteでも積極的に「新聞スクラム読み」の活動について発信しています。

タイムスケジュールです。メンバーはこの会のために、仕事が終わってから夜、日経本社の会議室に集い、自主的に何度もミーティングを重ね、ワークショップをかたちづくりました。

①読む(10分)
②話す&広げる(15分)
③つなげる(5分)

Nサロンの新聞読み合わせ会の特徴は、最後の「つなげる」部分にあります。個々人が気になるニュースを取り上げ、それぞれのニュースに共通するテーマを抽出し、まったく関係のないジャンルのニュースをつなげて世界を俯瞰するというものです。

ホワイトボードや模造紙、iPadなどにニュースと個々人の意見・感想をセットで書き出し、背景や展望にまつわるキーワードを出しながら、線でつなげていきます。

■Nサロンメンバーがファシリテート

グループワークを行い、各テーブルには「Nサロン」のメンバーが1人ずつファシリテーターとして加入

次々と出てくる様々な意見や考えを、ホワイトボードや模造紙に書き出しながら「つなげて」いくメンバーたち。短い時間でわかりやすくまとめていきます。

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■Nサロンで生まれた新聞読み合わせ文化の歴史

昨年2月から開講したNサロン第一期の部活動として新聞部が誕生。初代部長のイッシーさんにより立ち上げられました。新聞をグループで読み、ニュースに対する意見や感想を出し合い、個々人が気になるニュースを、あるキーワードでつなげて世の中の潮流を多角的に俯瞰する楽しさを味わう知的活動。

読み合わせ文化は数あるNサロンの部活動のなかでも活発で、月に数回、日経本社やカフェなどに集まり、活動しています。

メンバーはTwitterやnoteで活動を発信しています。

■STREAM CAMPの魅力

スマホで株取引を気軽に行っているSTREAM利用ユーザーのみなさんは、日中画面に張り付いて数字を追うオンライントレーダーのような方はおらず、ほとんどの方が、お金に対するリテラシーが高く、投資を通じて世の中をよくしていったり、経済のことを俯瞰して考えられている印象を持ちました。

STREAM CAMPメンバーの方から感想をいただいてます。

小栗さんのお話を聞いて、自分でマクロ経済アプローチを今年は考えてみようと思いました。新聞やニュースで経済指標を見てふーん程度でしたが、今度は自分で企業業績、設備投資、雇用・賃金、個人消費の結果を踏まえて、相場の行方を見ていきたいと思います(ひでぞーさん)。

新聞を読み、アウトプットをするという作業はこの事だけで非常に価値のある作業だと思います。今回の取り組みでは更に話を繋げて、広げるというワークも良かったです。私は基本株式投資目線で物事を読む傾向があるため、今年一年の大きな流れを読む視点と、”米中貿易戦争=2020年最も懸念すべき下落材料。”個別銘柄の同行を見る視点で記事を選びました。”フォックスコン=シャープ”このような活動は好き取り組みと思いますので応援したいと思いました(ひろやさん)。

これから投資を気軽に仲間とともに行い、投資力向上を目指す方はぜひおすすめします。

■最後にNサロン第3期募集のお知らせ

イベントの最後には、4月から始まる「Nサロン」第3期を告知。

第3期(4月〜6月)では、noteでも人気のボードゲームデザイナーが新聞読み合わせワークを設計します。

ボードゲームデザイナー監修 日経新聞読み合わせワーク
日程:4月22日(水)、5月19日(火)、6月9日(火)
時間:19:30〜21:00 (開場19:00)
場所:日本経済新聞本社(大手町)

ボードゲームデザイナーであるミヤザキユウさんが、日経新聞をグループで読み合わせるワークショップをデザインしました。参加者が気になるニュースをピックアップして、意見を添えて共有。ニュースから見えてくるいまの世界を俯瞰します。多種多様な参加者の意見をもとに、世界を多角的に見る目を養います。

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ちなみに、先日より募集が開始された「Nサロン」第3期については、以下をご参照ください。

▼「Nサロン」第3期についての詳細

Nサロン3期のコンテンツ
・3つのゼミの受講
自分のやりたいことを突き詰めて考える力、それを周りに伝える力、共感してくれた人を巻き込む力。3つの力を伸ばすための学びの場を設け総合的に学ぶことで、クリエイティビティの土台を築きます。
・日経特別講座の受講
テクノロジーで進化する小売現場を日経編集委員とともに視察する講座をはじめ、ボードゲームを使ってマーケティング思考を身につける講座など、仕事に役立つ知見を体感的に学びます。
・日経主催イベントへの招待
日経新聞が主催する一部の一般向けイベント・セミナーに、Nサロンメンバーをご招待します。
・メンバー主導の勉強会への参加
ゼミの学びを深めるための「勉強会」をメンバー主導で開催します。
・日経電子版の購読
日経電子版の無料購読クーポンを3ヵ月分進呈します。

人数:100人
会費:3ヶ月間で69,800円(税込)
※一部のゼミ・イベントは、メンバー限定のコミュニケーションスペースでオンライン配信します。

■「Nサロン」第3期お申し込み


「Nサロン」第3期でも、メンバーが活躍できるイベント企画やコラボ企画などを積極的に開催していきたいと思っています。これからも「Nサロン」の活動を、ぜひお楽しみにご覧ください。そして、ご興味のある方は、ぜひ「Nサロン」に入って一緒に活動しましょう!