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土地との出会いと契約

新築を考え始めてから1年と11ヶ月、とある地元の不動産屋さんからマッチングメールが届いた。

和歌山駅から徒歩8分。約50坪・・・。価格は高いが手が出ない範囲ではない。今までに見たことのない良い物件だと思い、すぐに不動産屋さんに電話をした。マッチングメールを見たのが18:57。不動産屋さんの営業時間は19:00で終わりだ。駆け込み電話である。

正直、日当たりは悪い。しかし、それ以外の条件は満たしている。特に、公称徒歩8分だが、間に信号がないため実際は和歌山駅から6分ほどで歩いていけることが気に入った。

ようやく出会った条件に合致する土地。下手に交渉を入れて契約を潰したくはないものの、買主側の不動産屋さんが「とりあえず言ってみましょう」というタイプだったので、恐る恐るこちらから条件を打診することに。これが良くなかった。売主側の不動産屋さんが1枚上手で、また、土地の希少価値が高いこともあり、逆に当初の条件より悪くなってしまった。そこからなんとか話を進め、最初のメールから1ヶ月半後には契約を締結することとなった。

ローン利用か現金決済か

どちらでも対応可能ではあったが、土地に現金を使ってしまうと建物購入時はフルローン前提となってしまう。銀行や税理士に相談し、最終的には土地に関しては妻名義で現金決済をすることに決めた。

理由は2つある。まず、土地の購入から建物の完成までじっくり時間をかけたかったから、その間のつなぎ融資が難しいこと。また、土地を先に現金決済していたとしても、将来的に土地の分も含めて融資を受けることが可能であること。これらを確認したため、土地は現金決済でいこうと決めた。

土地探しを振り返って

長い間の土地探しを経て、ようやく理想に近い土地が見つかった。「他にもっと良い条件の土地が出るのではないか?」といった気持ちは0ではないものの、今回の土地がベストに近いという確信がある。それは前回の記事で書いたように、いくつもの土地の情報に触れ、いくつも失敗したからだと思う。土地とのご縁が巡り回ってきたのだ。

次は時を遡って、工務店選びについて書いていこうと思う。

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