New School of Music | 新しい音楽の学校

New School of Music | 新しい音楽の学校 は、「21世紀の音楽ビ…

New School of Music | 新しい音楽の学校

New School of Music | 新しい音楽の学校 は、「21世紀の音楽ビジネス」を学びそれを担うプロを育てていくプロジェクトです。ボードメンバーにジェイ・コウガミ、柳樂光隆、岡田一男、若林恵の4名をむかえ、2019年6月よりスタート。

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【4/29開催】Nabil Ayers Talk Session|BEATINK × blkswn jukebox presents

Beggars Group USA社長/人気音楽コラムニスト ナビル・エアーズが緊急来日! トーク&リスニング・イベント(+ミニポップアップストア)開催!! 4AD、Matadorなど名門インディを擁するBeggars Group USA社長としてザ・ナショナル、セント・ヴィンセント、ビッグ・シーフと協働し、The New York Times、Rolling Stoneなどに寄稿する人気音楽コラムニスト(日本でも話題になった「ギターソロはもういらない?」の記事も執筆)とし

    • 【12/14(水)開催】フィールドレコーディングの鬼才!森永泰弘『Exploring Gong Culture of Southeast Asia』リスニングパーティ&トーク!

      Gong Culture of Southeast Asiaより「Jarai - funeral song」 森永泰弘さんのYouTubeチャンネルはこちら フィールドレコーディングの鬼才!森永泰弘『Exploring Gong Culture of Southeast Asia』 リスニングパーティ&トーク開催! 多岐にわたる音楽活動で世界を舞台に活躍するサウンドデザインの鬼才にして、ポッドキャスト番組〈働くことの人類学〉〈愛と死の人類学〉や〈音読ブラックスワン〉のジング

      • 【イベント開催】UK名門レーベル〈Rough Trade〉公開インタビュー|BEATINK × blkswn jukebox

        UK名門レーベル〈Rough Trade〉公開インタビュー BEATINK × blkswn jukebox 最前線でUKシーンを牽引する音楽レーベル〈Rough Trade〉から グローバルプロダクトマネージャー・Tom Travis(トム・トラヴィス)が 来日! レーベル運営やアーティスト育成における美学など、 音楽ビジネスの核心に迫る公開インタビューを開催! UKを代表する音楽レーベル〈Rough Trade〉で、かつてはblack midiやDean Blunt

        • 「日本は遅れすぎ」あらゆる格差と闘い、誰もが得をするロンドンの音楽家サポート方法論

          「才能を支える。業界を変える。文化をつくる。」をテーマに掲げた、音楽と仕事の明日を考える1Dayカンファレンス「NSOM_HR」が11月30日(土)に渋谷・QWSで開催された。最終回となる第4回のレポートでは、英国・ロンドンのアーティスト育成団体「PRS Foundation」のMaxie Gedgeを迎えたセッション「ロンドンに学ぶ:持続可能な音楽エコシステムと未来の都市生活」の模様を振り返る。 日本には存在しないオルタナティブな基盤 「NSOM_HR」ではるばる英国か

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          ヒップホップ・ビジネス最前線! Mass Appealは本物志向の「作り手ファースト」で勝負する

          「才能を支える。業界を変える。文化をつくる。」をテーマに掲げた、音楽と仕事の明日を考える1Dayカンファレンス「NSOM_HR」が11月30日(土)に渋谷・QWSで開催された。第3回となる本レポートでは、米国NYのメディア企業「Mass Appeal」のMatt Gralenを迎えたセッション「メインストリーム化するヒップホップ・ビジネスの最前線」の模様を振り返る。 コンテンツメーカーの新しいかたち昨年9月、若林恵はライターの佐久間裕美子とともにNYにあるMass Appe

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          本当のアーティスト・ファーストを勝ち取るには? tofubeats/dj newtownに学ぶ

          「21世紀の音楽ビジネス」を学び、それを担うプロを育てていくプロジェクトとして、今年の7月より本格的にスタートした「New School of Music|新しい音楽の学校」。プロジェクトの一環として、11月30日(土)に音楽と仕事の明日を考える1Dayカンファレンス「NSOM_HR」が開催された。当日は国内外の先駆者たちによる3つのレクチャーに加え、大手レコード会社3社(ソニー・ミュージックエンターテインメント、エイベックス、ユニバーサル ミュージック)と直接対話ができる特

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          メジャーレーベルはCD時代の終焉に何ができるのか? 三社三様のヴィジョンを問う

          2019年7月3日に連続講義としてスタートした「New School of Music | 新しい音楽の学校」。その一環として、音楽と仕事の明日を考える1Dayカンファレンス「NSOM_HR」が2019年11月30日(土)にSHIBUYA QWSで開催された。本レポートでは、ソニー・ミュージックエンターテインメント(以下、SME)エイベックス(以下、avex)、ユニバーサル ミュージック(以下、UM)という大手レコード会社3社を交えて、「アーティスト」「ニュービジネス」「アジ

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          ボードメンバーの若林恵による「行政府」をテーマにしたムックが刊行。 関連記事をまとめました! ロンドンの音楽業界の自生的システムに何を学ぶべきなのか? 「新しい公共のサウンドスケープ」プレイリストも必聴です!!https://nsom.org/m/mced9aa9bd52d

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          カルチャーを支えるオルタナティブな基盤:「新しい音楽の学校」ロンドンツアー2019で学んだこと(ジェイ・コウガミ)

          「新しい音楽の学校 HR Summit 2019」(11月30日開催)に登壇する、英国でアーティスト育成を行う財団「PRS Foundation」。音楽の著作権を管理する日本のJASRACにあたる団体である彼らは、なぜ音楽フェスティバルでの女性地位向上に取り組むのか。音楽とテクノロジーの関係を長年見つめてきたジェイ・コウガミ(All Digital Music)が、ロンドンを訪れて感じたのは日本にはない「カルチャーためのインフラ」の存在だった。 いま目の前にある時代の変化

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          来たるべきコンテンツメーカーのかたち:ヒップホップコンテンツのプロ集団〈Mass Appeal〉に日本のメディアやレーベルが学ぶこと(若林恵)

          「新しい音楽の学校 HR Summit 2019」(11月30日開催)に登壇する米国NYのメディア企業「Mass Appeal」。彼らがヒップホップというカルチャーを武器にGoogleやNetflixなどの大企業とビジネスできる理由とは? 若林恵がコンテンツと流通をめぐる情勢からその戦略とコンテンツメーカーの可能性をひも解く。 デモグラなんてないから 2019年の10月にオンラインメディア「VICE」(本人たちは「マルチプラットフォームメディア企業」と自分たちのことを呼ん

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          DIYという言葉は美しい:新しい音楽の学校・ロンドンツアー19レポート(柳樂光隆)

          音楽批評家として、ジャズを中心に日々多数のアーティストをインタビューしてきた柳樂光隆(Jazz The New Chapter)。新しい音楽の学校ボートメンバーとともに10月に敢行したロンドン視察ツアーで柳樂が注目したのは、多くの人が発した「DIY(Do It Yourself)」という聞きなれた言葉に対する違和感だった。カルチャーが育つために必要なエコシステムの原点に迫る。 今回のロンドンツアーでずっと考えていたのは、DIYという言葉の意味だ。 これまでにDIYという言

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          育てる・歩む・踊りまくる:新しい音楽の学校・ロンドンツアー19レポート(岡田一男)

          音楽業界を経て、IT企業やレストランといった多様な領域で活躍する岡田一男(エンタメブートキャンプ)。新しい音楽の学校ボートメンバーとともに10月に敢行したロンドン視察ツアー、そして自身のルーツを振り返りながら、音楽とアーティストの未来を考える。 ロンドン滞在最後の夜、老舗のクラブであるミニストリー・オブサウンドでDJハーヴィーがかけるバリー・ホワイトの「Let the Music Play」で踊りまくっていた。 ロンドン生まれのハーヴィーはハウス、ディスコ、バレアリック・

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          「カルチャーファースト」のネットワーク: 新しい音楽の学校 HR Summit 2019 開催に寄せて(若林恵)

          供給サイドの都合で一方的に「配給」される、そういうビジネスはいよいよ終わりを告げつつある。サプライサイドの主権は、とうにデマンドサイドに奪われている。「〇〇ファースト」の物言いはすっかり一般化したが、ここでの「〇〇」は、例えば音楽ビジネスであれば、「アーティスト」か「リスナー」が入るべきものだ。ところが相変わらず、その「〇〇」のところに、「自社」を入れて平然としている人たちはあとを絶たない。 提供者主権からユーザー主権へ、なんて話は、かれこれ10年以上も、もうそんなことは言

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          大手レコード会社3社と「音楽と仕事の明日」を考えるHRカンファレンス11.30開催!

          「21世紀の音楽ビジネス」を学びそれを担うプロを育てていくプロジェクトとして、今年の7月より本格的にスタートした、「New School of Music|新しい音楽の学校 」(以下、NSOM)。 現在進行中の年間講座では、岡田一男(エンタメブートキャンプ)、ジェイ・コウガミ(All Digital Music)、柳樂光隆(Jazz The New Chapter)、若林恵(黒鳥社)がボードメンバーとして講師を務め、受講生とともに音楽の未来を考えるカリキュラムを展開してい

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          新しいスポーツの学校:とある若きサッカー選手について(若林恵)

          音楽とは直接関係ないのだけれども、スポーツをアナロジーとして「音楽」はきっと多くを学ぶことができる。「サッカーを通じたコミュニティデザイン」について思考をめぐらせていた、ある日本人大学生は、卒業後、単身スペインへと向かい、人知れず5部リーグの小さなチームと選手契約を結んだ。〈新しい音楽の学校〉の企画者・若林恵が、ひょんなきっかけで知り合ったその青年とサッカーの未来について思ったこと。 シノハラ・リキくんという人がいる。何度かしか会ったことはない。自分が登壇したイベントなどに

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          コンサル、金融、業界団体がリサーチした「音楽エコシステム」のいま(NSOM19_memo#02)

          音楽とそれを支えるエコシステムは、いかにして成立するのか? 2019年7月31日に開かれた「新しい音楽の学校」第3回講義では、『All Digital Music』編集長のジェイ・コウガミが、変化に直面する「音楽エコシステム」の状況について語った。 講義のなかでも触れられた、音楽と都市や産業を巡る新しい局面を把握するために読むべき、昨今のリサーチやケーススタディーをご紹介する。 1:音楽を「再結成」するために シティーバンクグループの調査機関が発表した、「バンドを再結成

          コンサル、金融、業界団体がリサーチした「音楽エコシステム」のいま(NSOM19_memo#02)