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群馬でのご縁。知って・行って・観て・会って

NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム(NSP)での新しい取り組み、知って・行って・観て・会っての企画として、吉岡の里@群馬県北群馬郡吉岡町と赤城古民家IRORIの場@群馬県前橋市へ、ご縁ある皆さんと行ってきました。

公認たまり場合同企画の実現!

私たちNSPでは、民政自治・ボトムアップ・ヨコ型の時代、各地域や同じ想いを持った仲間で立ち上げられた9つの公認たまり場が、活動しています。
2015年10月(第13期)より始まった公認たまり場制度、最近ではたまり場同士の交流も深まっており、ヨコ型・シェア型・参加型の実践がより活発になっています。(各たまり場には、どなたでも自由にご参加いただけます!)

今回の「知って・行って・観て・会って」は、公認たまり場3つが一緒になり、合同企画として実現することになりました。
公認たまり場第2号 多摩黒川たまり場
公認たまり場第8号 鹽竈の光を観る旅
公認たまり場第10号 壮年就農GATE

7月20日(土)里山観光@栃木(当日の様子は、今秋NSP総会にてご報告)
7月21日(日)吉岡の里・赤城古民家IRORI場@群馬

バクチャーパーク 吉岡の里へ

昨年5月に遂にスピンアウトされた私たちNSPの仲間、嶋﨑剛志さん。
神奈川県から群馬県にお住まいも移し、独立営農されている嶋﨑さんとお仲間の皆さんで活躍されている農業法人合同会社 吉岡の里/微生物のプラットフォームの現場へ。

そもそも、今年初めに都内にて、これまでのこと・今やっていること・平成31年1月に感じていること・これからのこと(将来像そしてその先)、バクチャー(Back to the Natureの造語:自然に戻そう!自然に帰ろう!)・農業・福祉・医療連携事業・完全循環型事業について、嶋﨑さんからたっぷりお話ししていただきました。(NSP第38回時局ならびに日本再生戦略講演会にて

「でも、実際に行ってみないと、観てみないと、実感できないでしょ」「行ってみよっか」と、仲間で現場へ行く計画を立て始めたことがきっかけとなり、今回の実現となりました。

梅雨明け間近の関東地域、7月21日(日)11:30JR高崎駅集合後、車にて移動、30分ほどで現場、吉岡の里へ到着しました。
嶋﨑さんからの現場解説をお聴きしながら、みんなでじっくり見学させていただきました。

・1年目で、オーガニック・エコフェスタ2019優秀賞(唐辛子、スイスチャード)
・苦節10年かからない!
・微生物って、いっぱいいいことありますよ!
・バクチャーでこんなことやってます!
・この1年間やってることの現状
・火山礫が原料、自然界のミネラル分を足して焼き締めて粉にしたバクチャー
・微生物を使っている事業・ビジネス展開2種類
・微生物そのものを培養をしたヴィフィズス菌・EM菌
・微生物ではないけれど投入するとそこにいる微生物が元気になる
・バクチャーは何ができる?3つ!
・そこにいる微生物を元気にする
→例えば、日本人を火星に持っていて頑張っても頑張れない
→群馬の土を神奈川県に持っていっても頑張れない
→微生物によって環境が違う
・バランスをとって元気にする
→自然ぽくやっても環境破壊の農業?
→元々のバランスをとっていたバランスが崩れてしまう
→一人勝ちこそバランスが崩れる
・バランスをとった上で微生物が増える
・測量士さんから生まれたバクチャー
・バクチャーを入れて微生物が活性化すると自然に戻る(水の例、土の例)
・良い土とは?なぜふかふかな土になる?団粒化する?
・なぜ根がよくはるか?根っこは何のために張るのか?
・水と養分と微生物の関係に、「へー」って!
・微生物がいっぱいいて、ふかふかの土に食物を植える、化学肥料の入っている土に植える違い
・粗い根っこと、”モワッ”と毛細の根っこ
・大きな葉っぱよりも、なぜ小葉が良い?
・日本と海外との硝酸イオンの規制の違い
・農法として化学肥料使わない、農薬も極力使わないことはプロセス、その結果を確認・証明するためにも分析する
・プロが見るとすぐわかる!節間が整って、クルンっとお椀型小葉がたくさんのトマト畑!
・40年で一番!と言われた
・バクチャーのおかげ?多分そう!
・線虫がいるけれど、バランスをとっているトマト畑
・原種に馴染むバクチャー
・ヤギ3頭をなぜ飼っている?ヤギは上がお好き?
・陸上養殖とバクチャー
など

壮年就農GATEはじめます!

現場見学@吉岡の里が叶った後には、赤城古民家IRORI場@前橋市へ車で移動して、食べながら飲みながらのワイガヤを愉しみました。
詳細は、こちらにアップしていますのであわせてご覧ください

自然の恵みたっぷり、新鮮で美味しいお野菜、天しま(嶋﨑さんが「天ぷら」を揚げてくださるので、「天しま」と命名)のお料理に、仲間同士で語り合える時間空間の尊さを味わえるひとときでした。

そして、嶋﨑さんを中心に今後動いていく「壮年就農GATE」への想いを語ってくださいました。

・古民家活用グループに参画
・天しま:飲食営業許可取得手続き開始!
・壮年就農GATEの串刺し解決
→耕作放棄地と壮年会社員生涯現役化の解決提案(もちろん、青年でも良し!)
→東京一極集中と地方衰退の解決提案
・既に起こった未来
・農業就業人口推移/80歳リタイア・75歳リタイア
・175万人が10年後には120万人に減る、今の人達だけだと50万人になる(統計からすると)
・新たに就業する人達年間5万人、10年間で50万人
・49歳以下ちょろっと、定年後の人達がたくさん、も含めて新規就農になる
・49歳以下は、2万人
・耕作放棄レベル:栽培地、栽培放棄地、草ぼうぼう!耕作放棄地、復活困難重機が必要な重度耕作放棄地
・歯止めをかけないと
・農地マトリックス
・耕作保証人
・トラクターない、重機ないの問題
・GATEを開くので、皆さんやりませんか
・40歳過ぎると、会社で出世するかしないか、わかる
・人生に消化試合はないよ
・30年もの軽トラもブンブン走る!バンバン走る!
・50歳、60歳の定年はありえない!
・せっかく1回しかない人生、農業でなくても、自分の持てる能力を使いきろうよ
・何かやりたいと思っているけれど、なんだかなーと思っている人
・お金の問題、起業会計の問題、イノベーションの問題もバックアップ
・動かない眠っている機械もものスゴイ資産になる
・農家事業継承:苗も錆びたトラクターも活かせるように

嶋﨑さんご夫妻、吉岡の里の皆さん、前橋市長・山本龍さん、鈴木正知さん、赤城山古民家IRORI場の皆さん、そしてご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

動画・写真撮影に協力してくださった大野さん、落合さん、ありがとうございました!

9月23日(祝月)壮年就農GATE@東京

NSPの新しい取り組み「知って・行って・観て・会って」では、公認たまり場第10号/壮年就農GATE 代表の嶋﨑剛志さんと語り合うイベントを行います!

1. 就農に興味のある人
2. 農業ではないが、人生を変えたいと思っている人
3. 1でも2でもないが、支援したいと思っている人

大歓迎です!

9月23日(祝月)13:30〜 3331 Arts Chiyodaにて、午後のひとときをご一緒してみませんか。

▼詳細&お申し込みは、こちらからお願いいたします。

どなたでも、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

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