見出し画像

プログラム言語神経衰弱++を作ります

はじめに

「プログラム言語神経衰弱++」は、2018年に制作した「プログラム言語神経衰弱」のリメイク版です。ゲームマーケット2021秋に頒布予定です。

この記事ではその内容について紹介します。

リメイクの経緯

プログラム言語神経衰弱は2018年に初版を作ったとき、50個作るか100個作るかで議論したくらい「売れないんじゃないだろうか」と思って作っていましたが、実際は100個が30分で完売してしまいました。

その後、300個、600個と増版して、2021年に完売しました。

完売する前から次は増版せずにデザインから作り直そうという話になっていて、キックスターターに出してみよう、名刺印刷じゃなくていわゆるボードゲームを取り扱っている印刷所に出してみよう、などいろいろ案が出ました。

しかしメンバーが仕事や家庭、その他に忙しくなり、なかなか以前のように時間が取れなくなってきて、キックスターターなどの案は立ち消えました。

そして2021年になり在庫がなくなった時点でもう一度サークル内で話し合いました。無理せず今までの知見を活かしてリメイクするのが今とれる最善手と結論が出て、プログラム言語神経衰弱の後に出した他の作品と同じ仕様(カードやパッケージサイズ)でリメイクすることになりました。

言語の選定

リメイクするにあたって、言語の選定をどうするか話し合いました。言語数は箱に入る枚数の限度から逆算し20言語としました。

そこで従来の基本セット10言語に加えて拡張1,2,3の15言語からいくつかピックアップすることにしました。

また、メンバーから新しい言語も入れたいということで審議の上、TypeScriptやRustを入れることになりました。

拡張からピックアップした言語は以下の通りです
bash
basic
c / c++(統合)
golang
java
javascript
php
python
ruby
swift
Cobol(拡張1)
kotlin(拡張1)
Perl(拡張1)
C#(拡張2)
Fortran(拡張2)
Lisp(拡張2)
scala(拡張2)
Pascal(拡張3)
TypeScript(新)
Rust(新)

cとc++はカードテキストの差別化が難しく、できるだけいろんな言語を入れたいことから統合することにしました。

拡張3の言語は残念ながらPascal以外採用されませんでした(ExcelVBA、なでしこ、ObjectiveC、Lua)。またwhitespaceとbrainf*ckも採用しませんでした。

デザイン

デザインについては今までのデザインもとても気に入っていたのですが、裏面が黄色のべたの場合、印刷で色の差が出た場合に神経衰弱というゲームの性質上、プレイに影響が出ます。

拡張3は基本セットや拡張1,2と大きく色味の差が出たため実際に問題が出ました。

それを避けるためにカードの裏面のデザインを大きく変えることにしました。それに付随してパッケージのデザインも変わります。それらのデザインは今後公開していきます。

表面(プログラムが書かれている面)に関してはほぼ同じになる予定です。

拡張版1_4

タイトル

リメイク版のタイトルをどうするか話し合いましたが、元のタイトルに進化を表す++をつけ、
「プログラム言語神経衰弱++」
で行くことになりました。いくつか候補が出たというわけではなく、ジャストアイデアで出たアイデアが「いいね」となった感じです。プログラム言語神経衰弱はそういうひらめき的なアイデアで作られてるゲームな気がします。

リリース時期

冒頭に記載した通り、ゲームマーケット2021秋に向けて鋭意製作中です。
ゲームマーケット2021秋では、土日両方に出展します。
ブース番号は「エ29」です。(ししゃもゲームズさんとの合同出展です)
ぜひよろしくお願いします。

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?