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入院中にベッドの上で(小)する話

※タイトル通り下の話ですのでご注意。


入院中長い時間ベッドに寝たきりや安静を指示されている場合、慣れていないとトイレは困ります。
尿道カテーテルが使用されている場合は別ですが、そうでない場合用を足していいようにセッティングされていると頭では分かっていても、最後の良心が簡単に膀胱を緩めてくれるとは限りません。(今回の記事は小の方に限ります。)

自分の持病(AVM)などの脳血管に関する検査である脳血管造影検査は、検査終了後にベッド上で6時間の安静を指示されます(検査時に股の動脈へ注射をするのでその穴が塞がるのを待つため)。この間は上半身を起こすことも禁止されますので、用を足したくなったら寝たまま行わなければなりません。(しかも尿と共に造影剤をなるべく早く排泄するのが好ましい。)

初めて検査を受けたときは、横になったまま用を足すことができず苦しみもがいた経験があるので、今回2度目の検査でそうならないようになんとか出し方を研究してみました。

まずこの時の自分の状況を説明します。

・ベッドから起き上がってはいけない。仰向けと横向きの体勢変えは可。
・局部には管付きのゴムカバーがはめられており、管の先はビニル袋に繋がっている。(自分は男性です。女性はこの検査の場合尿道カテーテルが使用されるようです。)
・身体に点滴や心電図・酸素計(? 指にはめられます)・血圧計などが繋がっている。


結論から言いますと、用を足すことに成功しました!

以下にその方法を紹介します。

重要なのは姿勢です。
仰向けのままだとやはり出にくいので、まず横向きになります。看護師さんに頼んで横向きにしてもらいましょう。
身体に繋がれたいろいろな線に十分注意します。

そして位置ですが、ベッドの端が良いと思います。ベッドの外に向かって出すイメージです。転げ落ちないように注意します。

そしてもう一度姿勢を意識します。
まずいつも通り局部に片手を添えましょう。
次に片足を立てて少し股を開きます。(前述の検査を例にしますと、大抵右脚を曲げることを禁止されますので、右向きになり左脚を立てます。)

最後に頭の位置です。
上半身を起こさない程度に頭を上げて首を曲げ、起きている状態だと半規管に錯覚させます。
もう片方の手で頭を支えましょう。

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そう、つまり「休日の親父のポーズ」です。
あとは力を抜いて水圧(尿圧?)に身を任せるだけ。

以上をマスターできれば、安静中に水も遠慮なく飲めますし、お腹も張らずに万々歳です。万人に再現性がある方法かは分かりませんが、お悩みの方は是非チャレンジしてみて下さい。

ふざけて書いてるように思われるかもしれませんが、結構これは懸案事項だったりします。


調子に乗って水をがぶ飲みしていたら、ゴムカバーが外れていてあわや大惨事に…。直前に気づいたので事なきを得ました…。

2019年7月18日 記

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