ホゲ

もう個人開発なんかやらない向いてない

いまからポエム書きます.

1ヶ月くらい掛けて投稿型の口コミシェアサービスを作ってました.

内容としては,ノマドワーカーとか外で仕事する人向けに作業出来る場所の口コミ投稿サービスとかあったらいいかなって考えから作ろうとした,  「マップ上で簡単に付近や任意の場所のカフェや作業場所を探せて」「かつてそこを利用したことのある人からの評価を見れて」「作業時間をカウントできて」「作業した場所に口コミと評価を実際の作業時間と共にシェア」できるサービスです.

##サービスについてのもっと詳細を

サービスは主に3つのページから構成されていました.

まずはAccountページです.

ユーザーがログイン,会員登録してから遷移する最初のページです.

ユーザーの個人的な設定や利用規約についての記載,作業(エンジニア界隈でよく言われている「もくもく」という言葉をここから使っていきます)時間などの計測結果の履歴(そもそもこのもくもくした時間などの記録,をベースのアイデアとして作っていました)の確認などをここで出来るようになっています.

2つめのMokumokuページです.

シンプルなページですが,この

サービスの大きな機能を担う場所でもありました.

作業開始時に緑色の「はじめる」ボタンを押して作業時間のカウントを開始します.


意図せずスタートボタンを押してしまった時のためにカウントスタートから20秒の間はカウントをキャンセルできるようにする機能も実装していました.

無事,作業が終われば「おわる」ボタンで終了し...

確認のポップアップが出て...

場所の評価ともくもくした内容をフォームに入力して完了ってかんじです(ここでの入力内容は口コミとしてマップ上で他のユーザから閲覧される他,自分の作業履歴として保存されあとから確認するためにも使われます)

あっここには隠れてるんですけど,下の方に作業場所としての評価を5段階でつけれる場所もあります(ここらへんUI悪いですね)

3つめのページ

場所をMap上で見ることが出来るようにしたページです.

マップ上の過去にレビューが付いた場所に色のついたピンが配置され


ピンをタップすることで場所の平均的な評価や過去にここで作業した人たちがどれくらいの時間もくもくしていたかを見ることができます.
場所の平均的な星評価の度合いによってピンの色を変更してるみたいなちょこっとした良さそうな要素もありました

過去の口コミの詳細も見ることができます.

地図上で現在位置からのルート案内の実装も考えたのですが,少し手間がかかりそうな割に他のルート案内アプリを使ったほうがよっぽどわかりやすいだろうな,と思ったので道案内は他のアプリを使ってもらうことにして,ここでは簡単にルート検索がしやすいように「住所をコピーする」ボタンをタップすることで住所を簡単にコピーするようにしました.

で,このアプリサービスの説明は終了です.

技術的な話としては,基本的にはReactを使っており場所取得にはGeolocationAPI,地図の描画や実装に住所関連はGoogleMapsAPIとGeocodingAPI,コンポーネントはMaterialUIとアイコンやイラスト系は大体MaterialIconを使っていました.

ユーザー認証はFirebaseのFirebase AuthenticationのFirebaseUIを使いました.ごていねいにゲストログイン機能まで作ってますね.

ちなみにゲストログインでの機能としては実際の認証ユーザほぼ変わらない内容で,唯一アプリ離脱後の保存がされないようになっていました.もちろんゲストログイン後も設定画面から認証が出来るようになっており,認証すればそれまでのゲストとして残した情報や履歴,ログを保存できるようになっていました.

場所ごとのデータ保存やユーザ管理もFirebaseのcloudstoreが使われていたし,もしこのサービスが世に出ていたら,ホスティングはもちろんFirebase Hostingが使われていたでしょう.

Firebaseのステマ記事みたいになってました.

なんかここまで自慢気に書いてなんですけど,先日このノート記事を読んでうちひしがれしまいました.

1.9万いいねされた『カフェペディア』の「企画」と「技術」と「数字」の全てを公開
https://note.mu/hajime38/n/nab7cac39b1c8

なんか,サービスを作るときの意気込みから違うし,開発期間は違えどやっぱり"カフェペディア"の方が完成度は違うし,なによりきちんと考えてどうやったら使ってもらえるかとか考えてるのがなんか自分には考えすらしなかったことなので感心なんかしたくなかったのでしないんですけど,イヤでした.

実際にこのサービスは利用者もたくさん獲得したみたいでよかったねって感じだし,ぶっちゃけ羨ましいです.

利用者は自分と他数人の友人が何回かってサービスとも言えないアプリを作成してはインターネットの海に放りなげていたのはいつものことでしたが
今回は自分なりに利用者も出てくるんじゃないかなあ,なんて期待してたんですけど

やっぱり自分がやってたのは新しい技術が使えるようになったからって手頃なアプリのコードを書いて自己満足していただけなんだなあって思いました.幼児が新しい画材を買ってもらって画用紙に絵を書いて褒められたりするようなことをしてますし

ただのプラモデルを作りみたいだなって思った瞬間に一気に虚無って感じでなんか自分のやることとか全てに対して無駄なんだなって落ちこみました.

サービスって内容はさておき人に使われて評価されてこそのものだと思うし人に使われていない,使ってもらってないのはゴミだと思います. ぶっちゃけ今回のは相当自信があった気になっていたので,でもなにに自信を持ってたかっていうと明確なものなんて何もないし,ただ漠然と思いこんでたんだな

って気付きたくもなかったしなんか色々ともう嫌になったのでもう個人開発とかしませんわ

自分自身そんなに努力してきた気もないし頑張ってる自分が好き!! 挫折しても立ちあがれ! みたいな頑張るタイプでもないし成功を追いもとめる気質ではないけど,これ以上なんかに負けたり失敗している自分も感じたくないしなんか個人でサービス作るのもう一生しないです

これ作るのに掛けた時間が無駄~とか苦労が~とかは思ってないです.真剣にウケるサービスを作りたかったから頑張ってたし,コード書くの自体好きだから苦労とも思わなかったし体調不良で会社休んだときもこっそり家でこのサービスの作成してたし 所詮お遊びだったんだし,自分の考えとか全てが 意味の無い中身の無い軽いことだったんだなってことに多分途中から気が付いてたけど考えないようにしてたのかもだけど

なんか僕ごときが大勢の人達に使ってもらえるようなサービスを作ってやろうみたいなのがまず検討違いなんだろうなって今回ので得れた教訓なのかなって思うしなんかこれ書いててキーボードの自分の手がめっちゃ遠く感じるしめっちゃ視界がサーって開けてきた 目大きくなってんのかな


他の人って自分のやってきたこととかやりたかったこと,好きだったことが自分のなかで自分自身から明確に否定された時,どう踏ん切りつけてるんですか?

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