日記(2021/11/03) #まじ日

芸術の秋、ということで、愛知県美術館に行ってきた。
特別展「曽我蕭白 奇想ここに極まれり」。

曽我蕭白のことも江戸時代絵画のことも知らないんだけど、ポスターが印象的で、おもしろそうだと思ったのがきっかけ。
ポスターになっている唐獅子図は想像してたよりデカくて迫力があった。

思わずポストカードを買ってしまった。かわいい、か?

曽我蕭白は奇才と呼ばれているらしい。
描かれているものの表情がどれも整っていなかった。ユーモラスで、おかしかった。なんでそんな顔なんや、と思った。おもしろく描いてやろうとしたのか、そう見えていたのか?
鷹や鶴などの鳥の絵はダイナミックで躍動感があったのに、哺乳類になると一気にキュートになるのが不思議だった。4本足は難しいのだろうか?牛はすべて丸っこくてかわいかった。アナグマかと思ったらオオカミだったので、それはさすがにどないや、と思った。

基本的には人とか生き物の絵がおもしろかったけど、富士山の絵はバランスが綺麗で妙に印象に残ったな。

曽我蕭白、うまれは京都でも、伊勢にいた期間がわりとあったらしい。なんだか親近感が湧いた。なんなら久居という私が中学まで住んでいた場所で奉公してたらしく、地元一緒やん、と思った。だから何ということはないが、ちょっと嬉しかった。

にしても、屏風や襖に絵を書くと言うのはどういう感覚なのだろうか。ポスター的なノリ?おもしろいけど、いきなりやなとも思う。

ひととおり絵を見たあとは、スタバで「こどものおもちゃ」、通称こどちゃを一気読みした。相変わらずめっちゃおもしろい。紗南ちゃんに勇気づけられる気持ちはすごくわかるが、大人になって思うのは、やはり、ポジティブで全てを解決しようとするのは良くないんじゃないかということ。ムカつくとか悲しいとかつらいとか負の感情にも向き合って受け止めて発信しないと、どこかで無理はくるよ。まぁ愚痴が嫌いネガティブは無意味どころか害悪という気持ちはわからんでもないが。とにかく何を感じているか知るのを怠らないほうが良い気がする。ポジティブもネガティブも気の持ちようで、どちらかしかないことなんてないのだから、ポジティブだけに目を向けすぎるのは歪だと思うな。
こどちゃは友達から借りて読んでたけど、細かいところは忘れていたので今回読めて良かった。りぼんのアプリで全話無料で読んだ。そのうち天ないも全話無料になると聞いた。天ないもブックオフの立ち読みでしか読んだことがないので楽しみ。
マンガの秋。

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