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アクティブファンドの逆って?

皆さんこんにちは
若者に色々役に立つかもしれない情報をたまに呟いているおじさんです。

アクティブファンドという言葉を目にした人はいると思います。これと対照的なパッシブファンドというのもあるようです。
実は、アクティブファンドは高めのリスクとリターンで構成されたファンド(投資信託)というイメージしか持っていなかったので、少し調べてみました。

アクティブファンドって何?

アクティブのアクティブである所以は、グロース(成長株)投資か、バリュー(割安株)投資から来ているようで、それぞれグロースファンド、バリューファンドと呼ばれています。
グロースファンドは、企業の将来性に対して積極投資をしているファンドで、バリューファンドは、現在の株価が本来の企業価値より低い会社へ積極的に投資を行うファンドです。なんか、僕の漠然としたアクティブファンドのイメージが間違っていたようです。

最近、SBIラップに新しいコースが産まれ、元々はAIが自動的にポートフォリオを修正するタイプのいわゆるロボットアドバイザー的な「AIコース」に加えて、野村証券のリアルのファンドマネージャーが投資先を選ぶ「匠コース」というのが新設されました。AIコースは元々10万円ほど入れて放置していて、まだ1年経過していませんが、少しプラスで推移しています。

僕のSBIラップAIコース

で、匠コースは正直現時点ではあまりぱっとしないのですが、これがまさにアクティブファンドのようです。

僕のSBIラップら組みコース

毎月経費を取っているので、少なくとも経費分だけは、利益を出してほしいものです・・・

僕のSBIラップの手数料

パッシブファンドって何?

それでは、アクティブファンドに対してパッシブファンドとは何でしょうか。これが皆さん大好きインデックスファンドを指しています。ではインデックスファンドとは何かですが、インデックス(指標)をベンチマークしてその指標構成銘柄すべてか代表銘柄に投資することで、指標に近い運用結果を出すことを目的としたファンドです。
恐らく、アクティブとパッシブの言葉は、パッシブは既に誰かが作った指標を追いかける形を取るので最初の指標に対して受け身になるため、パッシブ。アクティブはその最初の指標を自分自身で作り出しながら運用をするのでアクティブという名称になっているのではないかと思います。

アクティブブファンドのメリットデメリット

メリットは、一般的な指標(例えばTOPIXとかNASDAQとか)に比べて、ファンドマネージャーがイケている場合に良い成績を出すことができるという点になります。
デメリットは、経費率の高さです。調査費用がかさむため、その分を運用コストに転嫁している点がパッシブファンドと比較した場合にマイナスとなります。
でも、冷静に考えると、イケてるファンドマネージャーがいなければ一般指標よりも運用益が低くなり、それに加えて高い運用コストがかかるんですよね。。。
なんだか、リスクしか感じられなくなってきてしまいました。。。

パッシブファンドのメリットデメリット

メリットは、運用コストが低く抑えられているという点です。これは既に対象とする指標と同じ銘柄に投資することが決まっていますので、追加の調査費用などは発生せずに投資を始められるからです。
デメリットですが、対象とする指標自体が変化してしまう場合、例えば最近だとNASDAQの構成銘柄のうち、MSやTESLAなどのウェイトが大きくなりすぎて、リバランスが行われました。このような時にやはり同じ銘柄に投資をしているので、対象の銘柄が値下がりするなどの影響をもろに受けることがあります。

SBIラップの別の使い方

所で、SBIラップの場合、AIでも匠でも運用コストが高いので、きちんと利益を出していないと、自分のお金でSBI証券を儲けさせているだけになってしまいます。もちろん僕が設けたうちのいくらかを利益として持っていってもらうのは全然OKなのですが、このアクティブファンドやロボアドのファンドは、利益関係なく運用コストは勝手に取っていきます。まあ、それほど大きな金額ではないので、暫くは保持し続けます。実際、中のポートフォリオ割合は自分の投資の参考になるので、そのために保持するのはアリかと。自分で購入していないと今のAIや匠の投資バランスを見ることはできないので。

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