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プラグインのお話

どうも、お久しぶりの更新となりました。

人(デカい主語)は不思議なもので、忙しい時ほどあれもこれもといろいろなことに興味が湧いたり実行したりするんですよね。

忙しさに緩みが来た瞬間に怠惰モードのスイッチが入っちゃって絶賛ぐーたら中です…

さて、今回はデモ作りのミックスやマスタリングで使用しているプラグインについてお話したいと思います。

楽器のエフェクターにも言える話ですが、エフェクトの類って何があってどんな場面で使うべきなのかイマイチわからずに使ってる人が多いと思います。

そこで、ここでは僕が使用しているプラグインを列挙しつつどのような場面で使っているのかも交えて紹介しようと思います。

ちなみに僕はミックスやマスタリングの技術が皆無なので細かい設定などについては触れません。

この記事読んで僕のアップしてるデモも聴いて「これ使ってこんな処理してみると良いよー」なんて意見が貰えること少し期待しつつ…

完全に僕の独学の範疇で述べることなので、有識者から見て「それは違うよ!」ってポイントがあったら教えていただけると幸いです。


・ Waves  Q10

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軽くて使いやすい定番EQです。

最近は軽くて多機能なEQも増えてるので使っている人も減っているのかもしれませんが…

アナライザーが無いのとMS処理は不可なので万能ではないですが、10バンドもあるので各トラックのピーク除去に使っています。

バンドルだと一緒にQ1やQ4と言ったバンド数を減らした版も入っているので、コンプやリミッターのポストEQとしてピンポイントに処理したい時も使えます。


・Waves  H-Comp

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これまた人気かつ超便利アイテム

アナログ感のあるウォームなサウンドを付与しつつバッチリと音圧を上げられるコンプです。

デジタルのソリッドな感じを消せるので、打ち込みのベースやドラム類は最初にWet100%で全てこのコンプを通しています。

明らかに音が太くなってオケに馴染むのを実感できるのでオススメです。


・Waves  C4

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こちらも定番マルチバンドコンプ

使っている人をよく見るのもあって愛用してます。

主にギターの低域処理とベースのバランス調整に使っています。

えっ、低域処理ってEQでバッサリじゃないの?

確かに大概のジャンルはそれでも通用するのかもしれませんが…

メタル系のジャンルはそれするとブリッジミュートした時のグルーブの一体感が消失し、圧の無いスッカスカ音源になります。

削るのではなく抑えたい帯域がある時にマルチバンドコンプは必須アイテムです。


・Waves  L1 limiter

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こちらも超定番のリミッター。

これとDeeMax、エンジニアやDTMerは親の顔より見てるGUIじゃないでしょうか。

ピークさせないための必須アイテムです。

何も迷わず全バストラックで立ち上げてます。


・Waves  L3 Ultramaximizer

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こちらも定番のマキシマイザーです。

主にマスタリングの最終音量調整に使っています。

シンプルでわかりやすく、音も良いです。

個人的にはOzoneのマキシマイザーのクリアな質感が好きなんですが、あれ単体で使うにはAdvanced買わないといけないのでこっちで我慢してます。


・Waves  S1 Imager

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こちらはステレオイメージャーです。

なんじゃそりゃ?って感じかもしれませんが、音の定位を左右に広げたり真ん中に狭めたりとステレオ感を調整できる便利なプラグインです。

ただしやり過ぎるとステレオ感と共に物凄い違和感を放ち始めるので注意が必要です。

主に左右に置いたギタートラックを広げるのに使っています。

これプラスでMS処理もすればかなり良い感じに仕上がりますが、僕は面倒なのでMS処理はしてません。


・Logic  Channel EQ

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 Logic Pro X付属のEQです。

わかりやすいGUIもさることながら、負荷も軽めでアナライザー付きでMidやSide単位での処理もできる万能アイテムです。

上述したQ10でピーク除去する際も後段にこれを立ち上げてアナライザーを見ながら作業してます。

主に各トラックの帯域調整に使ってるメインのEQです。

しかしバンド数が多くないことやマスキング検知が無いことなど少し痒いところに手が届かないので、後述もしますが僕はFabfilterのPro-Q3の導入を考えています。

NeutronのEQでも良さそうですが、先ほどのOzone同様に中身単体では手に入らないので…


・SoundSpot  Ravage

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こちらはディストーションです。

6種の歪みが選択できて両サイドのフィルター付きなので手軽に特定の帯域を歪ませることができます。

歪みの質もそんなに悪くなくて、その気になればサチューレーターとしても使えます。

主にベースの歪みトラックの歪みやドラムの金物用の歪みに使っています。

SoundSpotのプラグインはセールも頻繁にやっているので手に入れやすく、しかも使いやすいのでオススメです。


・Waves  RVerb

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負荷が軽くてわかりやすい定番リバーブです。

最近は高品質なリバーブが増えてるのでこいつも徐々に姿を消しつつありますが…

主にセンドでプレートやホールリバーブをかけるのにどこでも使ってます。

僕はこいつの乗り換え候補も見つけてないので当分は使い続けるつもりです。


・Waves  VEQ4

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レコーディングスタジオ定番のコンソールには疎いのであまり説明できないのですが、Neveという有名なコンソールのEQ部分をシミュレートしたEQです。

僕はチャンネルストリップのプラグインは全く持っていないのですが、このようなコンソールには特有の音質変化があるらしくそこまでシミュレートしてるそうです。

本当は定番かつ評価の高いSSLのEチャンネルを試したいのですが、持ってないので何となくこのNeve系のVEQ4を代わりに使っています。

主に削りすぎた帯域の大雑把な補正としてギタートラックなどに使っています。

この手のはチャンネルストリップとして複数のトラックに使って始めて真価を発揮するのだと思いますが、単体の質感も嫌いじゃないです。


以上が僕のメインで使用しているプラグインです。

お気付きの通りほとんどWavesです。

DTM始めたての頃に「とりあえずWaves持ってればなんとかなる」ってネットで見て騙されたと思ってPlatinumバンドルを買いましたが正解でした。

今でこそiZotopeが信じられない進化を遂げていますし、UADを筆頭に手の届く価格で高品質なプラグインが増えているので選択肢はたくさんありますが…

Wavesもセールで頻繁に安くなっていて負荷もそこまで重くないのでまだまだ現役だと思います。


ここで僕がこの先導入を考えているプラグインもいくつか紹介しておきましょう。

・Fabfilter  Pro-Q3

大人気FabfilterのEQ

プロも大絶賛のもはやマストアイテムとも言えるEQです。

何が凄いってやはりマスキング検知

上ではサラッと流しましたが、マスキング検知とは他の楽器と被っている帯域を視覚化してくれる機能です。

音で聴いても判断できない所を視覚化してくれるおかげで、耳に自信の無い人でも簡単に帯域被りを処理することができるんですね。

ちなみにこの機能はNeutronのEQにも搭載されていますが、音の良さでこちらが圧倒的に評価されています。

わざわざNeutron起動しながら別のEQで処理するのも面倒ですからね。


・Signum Audio  Bute limiter

こちらは登場から好評を得ているリミッター

他社のリミッターに比べて余計な成分が少なく、かなりクリーンに処理ができるそうです。

マスタリング用に導入したいなーと思っています。


・ADPTR Audio  Metric AB

これはエフェクト系のプラグインではありませんが、参考楽曲を読み込んで製作中の楽曲とさまざまなパラメーターを比較できる便利アイテムです。

ミックスやマスタリングはゴールを定めておかないと闇雲に作業する羽目になるので、その際にこのようなプラグインは非常に役に立ちます。

Ozoneにもリファレンスを読み込む機能がありますが(以下略)


あとはWavesのSSL CollectionやIKのMeteringなんかも気になってます。

Logic付属のメーターもWavesのPAZも個人的に使いづらいのでメーターソフトは優先度高めかなーとも思ってますがMetering結構高い…


というわけで今回はここまで。

プラグインの話とかできる仲間がもっと欲しいな〜なんて思ってますがなかなか周囲のDTM人口が増えません…

なんか良い方法ないかなー

それでは!


ここまで閲覧してくださった方へ

読んでいただきありがとうございます!

これからも更新していこうと思いますので

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