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ロストディアルガのディアルガ抜きデッキの備忘録

 休暇を活用して、9月初旬に3回ジムバトルに参加してきました。

ジムバトル戦績

9月2日 カードショップビームス秋葉原店

使用デッキ:裏工作パルキアVSTAR

1.ミュウVMAX 先 6-0勝
2.アルセウスギラティナVSTAR 後 2-6負
3.ホウオウターボダークライVSTAR 後 6-4勝
4.ロストギラティナVSTAR 先 6-2勝

 16人参加3位

9月4日 カードキングダム溝の口店

使用デッキ:ロストかたきうちマイン

1.ピカチュウVMAX 後 6-0勝
2.ロストギラティナVSTAR 後 5-6負
3.ロストギラティナVSTAR 後 6-5勝

 16人参加4位

9月4日 ホビーステーション溝口店

使用デッキ:アルギラそらピカ

1.アルセウスギラティナVSTAR 後 1-0勝
2.ミュウVMAX 先 6-4勝
3.ジャローダVSTAR 先 6-3勝
4.バトルセンスリザードン 後 4-6負
5.ロストミルタンク 後 3-6負

 順位不明

 以上3つのデッキを試したのですが、このうち非V中心で組んでみた「ロストかたきうちマインデッキ」について、構築の経緯と意図を書き留めておきたいと思います。あくまでもジムバトル優勝未経験の凡百のプレイヤーが自分のためだけに書く備忘録なので、その点はあらかじめご了承ください。

ロストディアルガを作ろうとした経緯

 ロストギミックが発表された当時から、ロストディアルガはいつか何とかモノにしたいと考えていて、ずっと試行錯誤を繰り返していました。その途中経過は下記にまとめてあります。

 その後も改造を繰り返し、一時期はこんなリストになっていました。

水エネはブラフ。スタークロノスの無色要求も満たす

 ロスト軸でディアルガを組むことで評価しているのは、以下の点。

  • スタークロノスまでの1〜2ターンをつなぐウッウという優秀なサブアタッカーがいること

  • ウッウなら、ディアルガが課題としていたミルタンクを突破できること

 ディアルガを育てるためにディアンシーで守る型などもありますが、その型だとボスで呼ばれる心配がない反面、相手にダメージを与えることはできないし、最近ではクロススイッチャーがいろんなところから飛んできます。であれば、おとぼけスピット110で先に小突いておいてディアルガのスタークロノス220を当てれば、ボスの指令を引けていなくても330で大抵のVMAXまで見ることができる。エクストラターンでまた任意のポケモンをボスで呼ぶ余裕も生まれます。メタルソーサーを併用できるとはいえ、ミラージュゲート起動のためにアクロマの実験を2回は打ちたいのでボスの指令まで間に合わないことを考え合わせると、ウッウを併用しない手はありませんでした。

 しかしどうにも不器用で、ロストディアルガは相手との戦いというより、自分との戦いになりがち。ソリティアが決まれば勝ち、決まらなければ負けというロマンデッキの域を出ることが自分には叶いませんでした。とくに初動がなかなか安定しない。運次第のVIPパスに枠を割く余裕がなかったのでカイを入れて擬似的な後攻1ターン目のVIPパス2枚目とし、2手目以降はカイでゲッコウガやメタルソーサーを持ってくる算段をつけていましたが、それでも信頼するに足る再現性は見込めませんでした。
 試行錯誤の末「ロスト軸でポケモンV中心のデッキを組むとき、ギラティナVSTARに勝るとも劣らないバリューを出せないならばそもそもロスト軸にする意味がない」との考えから、8月11日に行なわれた2人チーム戦の大会では素直にギラティナデッキを使いました。

 そのころ、ポケ実CSで優勝したヤマグチヨシユキ選手の影響も大きかったと思われますが、ロストギラティナには水エネルギーが当たり前に入るようになってきました。
 ポケカ公式チャンネル・ライチュ梅川さんのレシピがこちら。

 水エネと同時に特徴的なのは、カビゴンという第2のサブアタッカーを用意してあることです。ワザを打つと眠ってしまうものの、たねポケモンが無色3エネの要求で180ダメージを出せ、かつ相手からのおとぼけスピットやロストマイン一発では落とされない150という必要最低限のHPを有していることから、優秀だと思います。おとぼけスピット110+どっすんグースカ180=290ダメージは、VSTARポケモンを一撃で倒せる範囲となっています。
 ロストギラティナを使って準優勝を収めたチーム戦を終えて再びロストデッキの研究を始めるにあたって、準備に時間がかかるディアルガこそ、カビゴンのようなサブアタッカーが必要ではないのか? という発想が出発点にありました。
 そして忘れもしない、チーム戦からわずか2日後の8月13日。そのカードは発表されたのでした。

 これだ! と内心で快哉を叫びましたね。
 次の大会の隠し球にすることは、この時点でもう確定していました。
 カビゴンと比較してみましょう。

 鋼鋼無の3エネで、条件を満たしていればカビゴンのどっすんグースカ180よりも大きい220ダメージを叩き出せる破格の攻撃力。特性が働いていれば実質耐久160となり、カビゴンの150をも上回る。ワザ使用後に寝ないから相手視点、次の番に倒さないわけにもいかない。おまけに逃げエネが2なので、ザマゼンタでスタートしてしまった場合でもふうせんに対応している! これをディアルガと組み合わせて序盤の火力と耐久を底上げしよう。そう考えてデッキを組んでいき、右手左手でひたすら回して試行錯誤を繰り返しました。

 ところが、です。
 ミラージュゲートとメタルソーサーをそれぞれ最大4枚採用して計8枚、キバナ2枚を加えて計10枚の加速パーツでディアルガに鋼エネルギーを集めようと試みたものの、私の腕前ではなかなか再現性を確保することができませんでした。ザマゼンタとディアルガに都合8エネが必要なわけで、相当に高いハードルだといえそうです。
 カビゴン+ギラティナは計6エネ要求で、かつギラティナに草超の色指定が1枚ずつあるだけ。だから水エネも加えて柔軟な運用ができそうです。それに対して、ザマゼンタ+ディアルガだと計8エネのうち無色でいいのは各ポケモン1枚ずつだけです。鋼エネが最低6枚は必要となる。デッキ枠の多くを鋼エネで埋めることになり、ミラージュゲートで加速できるのが1枚に限られてしまう場面が多いので、ギラティナより安定しないのは当然です。
 溢れ出る心の声。

 じつはこの時点でロストディアルガのディアルガ抜きデッキの原型は出来上がっていて、9月2日のジムバトル後に申し込まれたフリー対戦で使用させてもらいました。結果は相手のプレイングミスに助けられた部分があり、なんとか勝ち。ただし相手もすぐに気づいた明らかなケアレスミスだったので、実質的にはこちらが負けていた展開だったと思います。あまりに反省点が多かったので、Twitterにメモまで残す始末。

 メタルソーサー2枚、ふうせん1枚の配分で組んであったんですが、さすがに足りないと感じました。逃げエネ2であるザマゼンタの優位性も活かしきれていない。おまけに、これまでずっとVデッキばかり使っていて非Vデッキに慣れていないもので、継続的に6体以上のアタッカーを立ててリソースを管理していくことに汲々とする場面が多くありました。つりざお2枚は絶対にロストできないし、ポケモン自体もロストを許容しづらい。
 この反省を経て辿り着いたのが、ジムバトルで実際に使用した構築でした。

デッキレシピ

最高のデッキ!

 前日の夜までキバナ2枚だったのですが、キバナの2枚目をクララに変えることで、リソース管理をさらに下支えすることにしました。超エネとヤミラミを回収できれば即起動できるし、メタルソーサーとミラージュゲートを使えばザマゼンタすら即起動できる。クララを使って復活させたポケモンに、その番のうちに3エネ加速できるのは、ロスト軸鋼デッキならではのシナジーだと感じました。実際、クララは大会で一番の活躍をしてくれました。このカードがなければ負けていた試合があった。奇襲性が高く、非Vデッキとの相性は抜群ですね。

採用理由

ザマゼンタ 2枚

 このデッキのメインアタッカーです。ただしあまりスタートしたくないポケモンであり、ウッウのおとぼけスピットを撃った次の番に初めて場に出して奇襲する動きが強いので、手札にこっそり抱えておきたいため2枚。ロストやトラッシュには極力送りたくない隠し球です。
 まだアルカナ環境が始まったばかりなので、このカードを出すとけっこう驚かれます。テキストを確認させてくださいと頼まれることもしばしば。そもそもトラッシュやロストに鋼エネが見えた段階で、相手は少なからず混乱したような顔になります。ディアルガVSTARなのかザシアンVSTARなのか警戒し始めるし、その割には一向にこちらが準備を始めないしで、ますます不安そうな顔を見せる。そうなればしめたものです。
 私なんかがnoteを書かずとも、いずれもっと上手い人によるザマゼンタの強い構築が出てきて「あーはいはいなるほど、かたきうちのデッキね」と対策される可能性はあります。私の構築は、まだまだ初見殺しのおもちゃデッキの域を出ないと思っています。それでも回していて面白い最高のデッキだと自負してはいます。とにかく切り札を出すタイミングを考えて、相手と駆け引きするのが楽しい。ある意味ひとり孤独にソリティアせざるを得ないディアルガとはまったくの別物です。あ、俺いまカードゲームやってるな、と実感できます。初心者なので、相手の盤面を見て相手が二手先、三手先でやりたいことを予測して、その隙を突いていくようなプレイングの練習にもなります。
 たとえ対策されたとしてもなお、かたきうちのザマゼンタは脅威だと思っています。相手視点、目の前のウッウやヤミラミを倒したら次の番に(ボスの指令→)かたきうち220ダメージが飛んでくる可能性があるけれど、だからといって倒さないことには、再びおとぼけスピット110ダメージやロストマイン12個ばら撒きが飛んでくることを許してしまう。とくにポケモンV主体のデッキが非Vデッキを相手にする場合、サイドレースで後れを取るのは避けたいところだと思われます。相手のリソース枯渇を狙うか、サイド複数枚取りをすることでサイドレースをズラしていくか。それができない場合、目の前のバトルポケモンを倒すほかありません。ベンチにザマゼンタを出して即起動→かたきうちという選択肢をこちらが保持することで、相手には知らず知らずのうちに、どうすることもできない不利な二択を押しつけることができるわけです。それがザマゼンタ最大の強みです。ロストディアルガの一人回しをしていて「ザマゼンタだけで十分に強くね? ディアルガ要らなくね?」と痛感した理由は、まさにそこにあります。

ヤミラミ 2枚

 できれば2枚使ってロストマインを撃ちたいところですが、つりざおに加えてクララでの即復帰プランも備えているので、1枚のロストは許容です。相手がこちらのデッキタイプを把握しきれておらず、ディアルガやザシアンの可能性を残す段階では、ヤミラミは大抵1枚採用だと予想してくるでしょうから、ヤミラミのロストは相手に一定の安心感を与えることができます。ヤミラミをロストさせる場合には、ノータイムで選ぶことは避け、悩んだ末の苦渋の決断として相手に見せるよう演技します。
 ロストマインで意識したいのは、V進化ポケモンの残りHPが220になるように削っておくこと。言わずもがな、ボス→かたきうちで倒せるラインを見ています。

霧の水晶 2枚

 初動のキュワワーの5枚目、6枚目になることはもちろん、このデッキにおいて超エネは貴重なので、中盤以降も得難いエネルギー転送手段となります。水晶で超エネを持ってくれば、ゲッコウガのかくしふだで2ドローにも変換できる。トラッシュに超エネを落としておけば手札にかさばらないし、マリィで山に戻されることもないし、はなえらびorアクロマで苦渋のロストを迫られることもないし、キバナorクララで活用できる。とても器用で便利なぶっ壊れカードです。

あなぬけのヒモ 2枚/ふうせん 2枚

 対面に天敵となるガラルマタドガス、エンペルトVなどがいるときは基本的には諦めて負けを覚悟で立ち回るほかありませんが、いちおうバトル場から退かせるように、ポケモンいれかえでなくあなぬけのヒモを2枚積んで、気持ちばかりの対策としています。確定サーチ手段がキバナ1枚以外にない縦引きデッキなので、ポケモンいれかえと散らし得になることもなく、本当に気持ちばかりの対策。ただ、相手ベンチにHP220のVしかいない場合には擬似的なクロススイッチャーとしても機能するので、かたきうちザマゼンタとは相性が悪くない場面があります。
 ふうせんは基本キュワワーにつけて使い回します。相手視点、ふうせんつきキュワワーを倒しておかないとドローが進んで厄介という思考から倒してくることも予想されるので、その場合はかたきうちで返します。
 前述したようにザマゼンタにも対応しているので、状況に応じてザマゼンタにつけることもあります。

メタルソーサー 3枚

 メタルソーサーはもともと2枚だったところを3枚に増やしました。ミラージュゲートと異なり最序盤から使える加速手段なので4枚あったらラクな場面もあるかもしれませんが、ミラージュゲートは余りのエネルギーをヤミラミや逃げエネに回せることから、ミラージュゲートのほうを最大枚数としました。 

クララ 1枚

 前述したように、このデッキに欠かせない重要なリソース管理手段のひとつです。なるべくポケモンを2体サルベージできるタイミングで使いたいところ。つりざおも2枚採用してはいますが、つりざおの場合、戻すポケモンやエネルギーは、トラッシュ→山札→ボールや水晶などのサーチカードorミラージュゲート→手札or場のポケモンに加速という遠回りのルートを辿ります。当然そのために必要なパーツも増える。その点、クララなら手札にリソースが即戻ってきて、場に出して即手貼りすることもできます。継続的なアタッカー運用を求められる非Vデッキでは欠かせないカードだと思われます。エネルギーを2枚持ってきた場合、1枚はかくしふだで2ドローに変換することもできますし、メタルソーサーの残数を考えて、あえて鋼エネだけトラッシュに残したままエネルギーは必要枚数だけ持ってくるという選択もできる。かように融通の利く便利なカードです。

キバナ 1枚

 ロスト型ギラティナの備忘録で書いたので繰り返しになりますが、キバナは手札に抱えておくだけで、取捨選択の連続を強いられるロストギミックにおいて、かなり強力な精神安定剤になります。
 とりわけ本デッキはキュワワーやウッウやヤミラミが倒された次のターン、かたきうちを撃つことに全力を注ぐプランを取っているので、キバナで加速→ミラージュゲート確定サーチだけでザマゼンタを起動できるのが強い。もともとは2枚採用でしたが、クララの有用性を失うわけにはいかず、1枚となっています。

ボスの指令 2枚

 おもにバトル場のポケモンが倒された次のターンに、相手バトル場のアタッカーを一発で倒せる見込みがない場合、裏の進化前のV(HP220)を呼んでかたきうちで倒す動きを狙うためのカードです。当然、次の番にザマゼンタは再び相手のバトル場に出てきたアタッカーに倒されてしまうことになるので、後続の準備が必須ではありますが。ザマゼンタで優先的に倒したい相手ベンチポケモンは、天敵となるそらをとぶピカチュウVMAX、エンペルトV、育つと厄介なディアルガVあたり。場合によってはボスを温存して、相手バトル場にかたきうち220をぶつけておいて、のちほどロストマインでメッソンなどと同時に回収してサイド3枚取りみたいなプランも採りえます。
 体感、3枚目が欲しい場面もあります。枠があるならば積極的に3枚目の採用を検討したいカード。

エネルギー

 水エネルギーは基本的にはブラフとして相手に見せて、マナフィを場に出させるためのカード。のちのちロストマインで回収します。どちらかというとロストマインを安定して打つために、超エネのほうを多く3枚採用。
 とはいえ水も最低限の2枚を入れてあるので、げっこうしゅりけんを打つ可能性を残してはあります。非Vデッキ対面など、サイドをずらす必要があるときにミラージュゲートを活用して狙っていきたい。
 キャプチャーエネルギーは妥協しての1枚。ミラージュゲートに対応していないのがネックですが、可能なら2枚目を入れて安定感を上げたい。霧の水晶との枠の削り合いでしたが、霧の水晶のほうがグッズであることを評価して2枚。

不採用理由

バトルVIPパス

 ちゃんと4枚所有してはいますが、継続的にアタッカーを用意しなければならない非Vデッキにおいて、バトルVIPパスは非効率ではないかと感じています。2体展開したところで、仕事を終えてバトル場に残しておいたらすぐ倒されてしまう運命にあるので、たいしてVIPじゃないんですよね。それよりは2ターン目以降もキュワワーにつながる霧の水晶のほうを優先しました。

ロストスイーパー

 張られて嫌なスタジアムはさほど多くない印象ですが、天敵はロストシティ。これを剥がしながらロストを増やすために採用を検討したいカードです。ギミックの性質上、どうしても回収ネットなどの必要パーツが多くなるので、枠との相談になるかと。

エネルギーリサイクル

 非Vデッキの性質上、ポケモン現物を山札に戻したい局面が多いので、つりざお2枚、エネルギーリサイクル0枚としています。ディアルガVSTARを使うデッキなら間違いなく入ってきたカードですが、ディアルガほどエネ要求は重くないし、ギラティナのようにロストさせることもありません。エネルギーの循環はつりざおのほかにキバナ、クララ、メタルソーサー、トレーニングコートを備えてあり、エネルギーを4〜5枚戻したいと思う局面にはほとんど遭遇しないはず。エネルギーの管理はプレイングでカバーできる範囲だと思われます。

横浜CLにむけて

 残念ながら横浜CLには出場が叶いませんでした。

 もし出場できていたら、このロストザマゼンタデッキを握っていたかもしれません。
 個人的な横浜CL環境の三連単予想は、穴党っぽくなってしまいますが、

  • ◎アルセウスギラティナ(+そらピカ)

  • ◯レジギガス

  • ▲パルキア裏工作

 だと思っていました。
 つねに対策される運命のパルキアは、しばらくマスター無冠の帝王になりそうな予感がしています。ギラティナの登場により、パルキアですら火力不足に感じる場面があるのだから、環境のインフレとは恐ろしいものです。
 JCS優勝の実績も伊達ではないレジギガスは、最近ギフトエネルギーやセレナで大幅な強化を得ており、当日の使用者の運もあるでしょうから、運良く回るならパワー高そうなイメージです。サイド1のポケモン同士で戦うときにロストザマゼンタが不利を取るのがおそらくこのレジギガスで、ウッウ圏外、ヤミラミ圏外、手裏剣圏外、かたきうちで倒してもサイド1枚しか進められないなど、不安要素が多くあります。今後レジギガスが増える見込みなら、ロストザマゼンタの使用には慎重になっていたかもしれません。
 VSTAR相手には十分すぎる打点を持ち、ベルト+ルチャブルなどでVMAXすら一撃で倒せるポテンシャルを備え、パルキア相手にも微有利で、非V相手にはそらピカやギラティナVのひきさくで戦っていけるアルギラそらピカが、個人的には最有力の優勝候補ではないかと考えています。もちろんロストギラティナも強いですが、10連戦くらいすることを鑑みると、プレイングがわかりやすくてミスを少なく抑えられるアルセウス型のほうが結果を残しやすいのではないかと予想しています。
 まぁ、仮に出るとしたら、おそらく直前までパルキアとアルギラとロストザマゼンタで迷った挙げ句、正直な話、悔いのないように事故の少ないパルキアを選んでただろうなーとは思います。
 それでも、この「ロストかたきうちマイン」は、相手の盤面を見て相手の要求を通さずにこちらがしっかり隙をついていくという点で、私のような初心者には多くの気づきを与えてくれますし、本当に回していて楽しいデッキです。ただのソリティアではなく、相手との駆け引きを楽しみたい人にはオススメです。
 それでは、CL出られる方は頑張ってください。陰ながら応援しています。


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