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「サッカー愛」 #9 平田直輝

お世話になっております。
社会学科4年平田直輝です。

まず初めに平素より日本大学文理学部サッカー部の活動にご理解、ご支援をしてくださっているOB・OG、お忙しいところ毎週末リーグ戦に帯同してくださる岡本さん、桜井さん、野口さん、達郎さんに深く感謝を申し上げます。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。

「サッカーからは離れたい」

そう思ったのは、第98回全国高校サッカー選手権大会で仙台育英にPK戦で負けた日でした。
多くの大学からのオファーも全て断り、全員からもったいないと言われました。
それもそのはず、高校時代のチームメイトや関東選抜で共にプレーした仲間の多くは来年からプロの世界で闘います。

最近ふと、本気でサッカーをしてたら俺もプロサッカー選手になれたのかな笑、なんて馬鹿みたいなことを思ったりします。
ただ、当時の私は何か言い訳をつけて、期待されるプレッシャーから逃げたかったんだと思います。

いつでも戻りたい高校時代

そんな私が大学生になって、なぜか日本大学の体育会サッカー部(通称:保体審)ではなく日本大学文理学部サッカー部(通称:チョンボ)に入部しました。
せりとなかしゅんに誘われて気付いたら入っていました。

軽いサークルだと思い入部したら、めちゃめちゃ真剣にサッカーをしている先輩がいて、入るとこ間違えた!って後悔したのを覚えています。
ただ、素晴らしい先輩方や同期、可愛い後輩に出会うことができたのでこの決断は正解だったと思います!
だからこそ2人には感謝してるし、高校時代から7年間も一緒にサッカーできてよかった!
ありがとう!!

7年間1度も喧嘩なし

ただ1、2年時は新型コロナウイルスの感染拡大によってほとんど活動がない状況でした。
私は、個トレでは自転車を使ったり、やる気のある日にトレーニング映像のため撮りをしていたし、オンライントレーニングではカメラの位置を調整してやったふりをして寝ていました。
すいませんでした。

そんな完全にやる気を失っていたある日、誘ってきたせりが辞めたいと言ってきました。なぜか私となかしゅんは必死になって何度も説得して退部を防いでいました。

「サッカーがしたい」
サッカーができない期間が長かったから?
せりとなかしゅんともう1度本気でサッカーしたかったから?
理由は明確にはわからないです。
だけど完全燃焼したサッカーが不完全燃焼だと気付いたターニングポイントだったと思います。

3年生になって、ようやく本格的にリーグ戦に参加することができました。4時に起きて、始発に乗り、練習して、授業を受けて、アルバイトをする毎日。つらいけどやりがいがありました。

そして毎週末にリーグ戦があり、20試合全てに出場した自分は流石に鉄人だと思いました。

印象に残ってる試合は大東文化大学に人生初の1-9という大差で負けた試合です笑
めちゃめちゃ試合が長く感じました。。
点差以上にメンタルがえぐられてサッカーはもういいやって思いながら帰り道を歩いていると丈太郎が道にあるオレンジのポールを蹴って怒りをぶつけていて少し引きました笑
こんなにも真剣になれる彼とにやにやしながら動画撮ってるせりを見て、いい意味で試合のことを忘れることができました笑

ただ目標の1部昇格は達成できませんでした。
4年生の悔しがってる姿を見て、自分が情けなかったです。唯一20試合全てに出場したのにたったの7得点。。
思い通りのプレーができなくなっていました。その理由は明確で大学入ってから2年間サボり続け、なにもしなかったからです。笑

樹神とご飯の約束してから1年経過

そして4年生。
ゲームキャプテンとなり、より結果が求められると自分にプレッシャーをかけながら挑んだ1年。
チームとしては昨年果たせなかったリーグ優勝、昇格。個人としてはFWとして重要な得点。

責任感がのしかかる一方で、将来の選択も同時に遂行しなくてはならず仲間には見せないようにしていましたが、焦りと不安をすごく感じていました。

結果としては22試合を戦い抜き、満足な内容ではありませんが、15年ぶりの1部リーグ昇格を達成しました。そして個人としても16点を取ることができ安堵感がありました。

教員採用試験や教育実習があっても練習や試合に行き、夏のオフ期間には毎日1人で走り込みと筋トレをしました。

   "全てはチームが勝つために"

一度はサッカーから離れたいと思った自分がサッカーのことばかりを考えていました。
私はチョンボに入部してサッカーが好きということに改めて気付くことができたのです。

私のサッカー人生は、選手としては16年間で幕を閉じます。ただ来年からは指導者として第2章がスタートしていきます。

これからも私はサッカーと共に生きていきます!

最後に各学年にメッセージを伝えてこのブログを終えたいと思います。
1年生
たくさん入部してくれて嬉しかった!
短い期間だったし、中々話す機会がなかったけどみんなの代までは確実にチェックします!
ありがとう!

2年生
日藤のみんなは入学前に恐怖のDMしてごめんね。でも本当に入部してくれたおかげでチョンボは強くなってます!
でもお金と彼女は大切にしたほうがいいと思うよ。
よっち!ご飯行こうね

3年生
エセ戦術家と走る時に腕回す男、れなぁに貢ぐ男、送迎係の男。おれはみんな好きだよ!

圭はよく一緒に帰ったし、プレー中も近くにいるから俺のこと好きだと思う。
最終節はフル出場するっていう気持ちが嬉しかった。まぁ途中交代してたけども笑

来夢は俺と同じで多くの大学からオファー来てたと思うけど、チョンボに来てくれて嬉しかった。でもチョンボに入って後悔させたかなって申し訳ない気持ちもあるよ。
個人的に最終節に2人のルーティンできたこと嬉しかった、もっと一緒に出たかったな。
どうか来年は輝いてる来夢を見せてくれ!

期待してます!!

マネージャー
運営や写真撮影、広報や練習の準備片付けなど人のためを思って行動できるマネージャーに感謝しています。ありがとう!

4年生
仲が異常に良いけど、性格の悪い人が多い。。
でもサッカーになると真面目で全力なみんながいたから頑張れたと思う!
1人1人には書きません笑
みんなと出会えてよかった、ありがとう!

家族
こんなにも長くサッカーをさせてくれてありがとうございました。感謝してもしきれません。
試合を観にきては、
「ここがだめだったね」
「もっとこうしたほうがいいよ」
とサッカー経験0の両親からダメ出しをもらい、耐えきれずに反論すると
「客観的な意見を受け入れられない選手はうまくならないよ」と何度も口酸っぱく言われました。
うん、ありがとう。
きっとその言葉が成長を促進してくれたと思います笑

2年ぶりの試合で後半5分で攣ったシーン
試合前のコンタクトが1番楽しみ
大越はいない笑
9番はお気に入り
最高の仲間でした!

最後までお付き合い頂きありがとうございます。
今後もチョンボの飛躍を応援してます。
ありがとうございました!!

#9 平田直輝

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