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ホロライブ公式による【作業用BGM】hololive music studio - lofi & chill mixに感心してしまった話

 ゴールデンウィークだけど明日から仕事なのでサクっと書きますが、これは文章に残さなければならないと思った。本日ホロライブ公式チャンネルに動画が投稿されました。それが"【作業用BGM】hololive music studio - lofi & chill mix"です。

 友人Aさんの関連ツイート。

 サブカルを手広くキャッチアップしている白上フブキさんが強く反応しているのもまた流石です。

 さて、私も詳しくないのですが、本動画で採用されている音楽ジャンルであるlo-fi hip hopネット上に特有の立ち位置を確立しているジャンルです。詳しくないので今ググっているんですが、参考になりそうなこちらの記事によると"2017年にYouTube上で同時多発的に始まった"Lo-fi Hip Hop"というキーワードを含んだライブ・ストリーミング"をきっかけにネット上で認知の広まった音楽ジャンルとされています。ここは文脈の蓄積がめっちゃありそうなので要勉強。有名なノンストップストリーミングが以下のLofi Girl等ですね。これは自分も知ってた。

 さて、ググらないと分からない程度には(これは自分の勉強不足でもあるけど)lo-fi hip hopとそのカルチャーや文脈は日本ではメインストリームと言えない分野です。そんなカルチャーを汲んだ1時間半にも及ぶ「作業用BGMとしてのlo-fi hip hop動画」をホロライブが「公式で」制作し投稿した事に本当に流石だ……と感心してしまったというのが本題です。

 lo-fi hip hopは主に海外のネットで広まった音楽ジャンルとカルチャーです。明日仕事なので早く寝たいし結論を急ぐのでざっくり言うと、それをホロライブが公式で投稿するという事はホロライブが見据えているマーケットは「lo-fi hip hopが刺さるような海外のサブカル人間たち」を強く含んでおり、また「それらをキャッチアップしているような国内の(恐らく)メジャー志向とは言えないサブカル人間たち」も同様であるという事なのです。多分。
 国内のVtuberカルチャーにおけるlo-fiやchillと言えばバーチャルねこさん(ロボ子さんへのトラック提供もされています)のような音楽クリエイター系個人Vのイメージが今まで強かった印象でした。

 言わばVtuber界でもそれなりにコアなシーンに存在していた訳ですが、そこに国内最大手事務所の一角であるホロライブが参入してきた、という事も結構な大事件であると感じています。メジャー中のメジャーな事務所でありながらもきっちりコアめなネットカルチャーも押さえているぞ、という目配せを感じさせます。ここはホロライブの中の人であり音楽に造詣の深い友人Aさんの働きかけがあったのかなぁと、ツイートを見ながら想像。ホロやときのそらさんのアルバムに"director : 友人A(えーちゃん)"とクレジットされているのを見ると何となく安心感と心強さを感じますよね。

 だいたい書きたい事書いたので以上です。寝ます。明日から長めの連勤なのです。やっていきましょう。

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