2024年4月6日の土曜日は、ABBAが「Waterloo」という曲でユーロビジョンソングコンテストで優勝してから50周年を迎えた。この記念日を祝うため、世界中の人々が国際的なデジタル歌唱イベントに参加するよう呼びかけられた。世界中の人々が、お気に入りのABBAの曲を歌ったり、ABBAの思い出をシェアしたりすることで、グローバルなデジタルキャンペーンに参加出来ると言うことで、その際には、#Stockholmsingalong、#ThankyoufortheMusic、#Waterloo50th などのハッシュタグを付けて参加してねと言うことだったそうだ。

ストックホルムではシング　アロング　コンサートが王立公園で開催され、トリビュートバンドWaterlooが出演した。
ちなみに写真を見たところ、歌っている女性2人がどことなく本物のアグネータとフリーダに似ている、歳を重ねた今の2人に見えなくもない。とは言えまさか本物が王立公園で無料コンサートを行うわけもないのであるが、イタリアから来たある旅行者は本物だと思い込み、興奮した様子で「昨日アバが歌ってたのよ！ほら見て！」と写真を見せられたと同僚が話してくれた。「残念ですが本物ではないんですよ。」と言ってもなお食い下がってきたらしい。まあ遠目には判別できなかったのか、実は本物の顔をよく知らなかったかのどっちかであろう。後ろの男性2人を見れば本物ではないことは一目瞭然だったと思うのだが。
注）下の写真は本物のアバもトリビュートバンドも全く関係がない。

1974年の英国ブライトンで開催されたユーロビジョンソングコンテストの勝利をきっかけに、ABBAはヨーロッパ全域でチャートを席巻し、アメリカでもトップ10入りを果たした。
英国でのアバの人気とドキュメンタリーが放送されるという記事が載っていたので興味のある方は読んでみて欲しい。

ABBAは世界中で名声を確立し、その曲やミュージカル、映画で多くの音楽家や新しいリスナーを獲得し続けている。マンマ・ミーア！は2008年には映画化されたミュージカルで、知っている人も多いだろう。Spotifyでは毎月3100万回以上の再生があるらしい。

ABBAは母国スウェーデンだけではなく、今も世界中で大人気なのがわかる。2003年だったか、私は最初のマンマ・ミーア！はサンフランシスコで（あれ？ニューヨークだったかな）アメリカで見た。アメリカ人はノリが良くて観客が一緒に歌って踊っていたのが印象に残っている。2015年にはストックホルムでも鑑賞したがここでは観客は立って踊ってはいなかったと思うがやはり皆一緒に歌っていた。アバは素晴らしい曲をたくさん生み出し、ヒット曲を連発し、人々に浸透していると感じる。彼らの音楽は世代を超えて愛され続けるであろう。