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スウェーデンで『うんざりすること』

参加している 海外在住者共同マガジンVacilandoの11月のお題
『うんざりすること』を考えた。
最近は段々と慣れてきてしまい、多少のことでは驚かなくなってきた感があるが、まず一番最初に浮かぶのはなんといっても

冬の天気

11月はとにかく晴れない。太陽が出ると職場でも「今日は天気がいいね!!」と言って盛り上がる。気分も上がる。
2023年の11月の晴天の時間はストックホルムで19時間だった。
参照)https://www.smhi.se

雪が降った後、気温がプラスになるときも道がびちゃびちゃの雪でかなり嫌なものだ。
マイナスになると道が凍ってこれも困るのである。鋲付きの靴が欠かせない。

日照時間が短いのも辛い。12月23日の日の出時刻 8時43分 日の入時刻 14時48分。日照時間6時間5分。
最北端のTreriksrösetでは11月30日に太陽が沈み、その後は暗闇に包まれ再び現れるのは1月12日らしい。泣ける。

天気続きで言えば、悪天候で地下鉄が遅延。まあ一部地上を走っているので理解は出来るが、何となく笑える。
悪天候でバス、電車が遅延。毎年雪は降るのが普通なので、Trafikverket(運輸局)はもう少し対策をしてほしいと願う。

まじか!

電車で遠出した帰り、乗り換え駅で電車を待っていたら、止まるはずの電車が通り過ぎて行ってしまった。その後構内アナウンスもなく、自ら窓口へ聞きに行かなければならなかった。

子供が小学校を転入した時のこと、クラス25人中10人がADHD(注意欠如、多動性障害)と担任から言われ、そんなことがあるのかと驚いたと同時に、ただ甘やかされているだけの子供も含んでない?と頭をよぎったがもちろん言葉には出さない。担任はその後ストレスで半年ほど病欠となった。

矛盾

移住したばかりの頃、スウェーデンのIDカードを申請した。郵便が本人のみ受け取りの郵便で来たので、受け取り時に日本国発行のパスポートを見せたら、スウェーデン発行のIDじゃないと渡せないと言われた。それがその封筒に入っているのだ!!
後日現地人の夫を連れて行ったら夫のIDで受け取れた。本人ではない上に私の夫である証明もしてないが、それでいいのだ。意味がわからん。

何て言えばいいわけ?

子供のクラスメートの名前を聞いても誰かわからず、その子がクラスにひとりだけいた黒人の子だったので「あの黒人の子ね?」と息子に言ったらレイシスト呼ばわりされた。黒人という言葉に差別の意味は全くないと説明したが、肌の色などに過剰?に敏感な教育がされているようだ。

それ以外のことは慣れてしまったためか、もう思いつかない。住んでいれば普通になって特に気にもならなくなってくるものだな。

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