小学生に牧場物語をすすめたい理由
こんにちは、ゲーム大好きぬいほたるです(@^▽^@)ノ
今日は私が小学生の頃から大好きなゲーム牧場物語シリーズから学んだことについて書いていきたいと思います。
牧場物語ってどんなゲーム?
まず「牧場物語」というゲームをご存知ですか?
作物を育てたり、鶏や牛を育てたりしながら、町のイベントに参加して町の人と仲良くなったり、恋愛に発展して結婚までしたり、、と、
主軸としては牧場の経営・体験ゲームなのですが、恋愛シミュレーションやコミュニケーション要素、洞窟探索や釣りなどのやり込み要素もあり、やる人のさじ加減で色んな楽しみ方ができるゲームなのです。
シリーズもので色んな牧場物語がありますが基本は変わりません。
私が小学生の頃やっていたのは「牧場物語 ~ミネラルタウンのなかまたち for ガール」です。ゲームボーイアドバンスでやっていました。
その後も色んな牧場物語をプレイしていますが、一番やりこんだのはミネラルタウンでした。なんと、ゲーム内で恋愛→結婚→出産→結婚50周年イベントまでやり遂げました!
↓公式サイトでは動画イメージなどもあります。
ここからは私が牧場物語から学んだこと①〜⑤までを順番に紹介していきます。
学んだこと①
季節の野菜・果物
これは普通にこのゲームをやっていると知らず知らずのうちに身についていたことの一つです。
春にはカブやキャベツの種が売っていて、夏にはナスやキュウリなど、本当にざっくりとではありますが季節の野菜や果物を小学生の時に自然と覚えることができました。
現実ではスーパーにいけば野菜は大抵どの季節でも売っていたりするので、小学生のころは意外と意識する機会がなかったりします。これは普通に役立ちました。
学んだこと②
料理
自分で育てた作物や、育てた牛・鶏の牛乳や卵、山からとってきた山菜、釣った魚などを使ってキッチンで料理することができます。
食材を選ぶ→調理器具を選ぶ→作る、という手順で、例えば
卵、油→フライパン→卵焼き
キャベツ、玉ねぎ、小麦粉、油→なべ→水餃子
みたいな感じです。
本当にざっくりとですが、どの料理に何を使うのかが把握できます。
コロッケはじゃがいもと玉ねぎと卵か〜とか、
シチューにはバターと牛乳と小麦粉か〜とか、
大人になったら当たり前に知っていることでも、小学生だとわかる子もいればわからない子もいると思います。私は全っ然わからない子でした。
町の住民の好きな料理を作ってプレゼントすると好感度が上がったりもするので、狙っている男の子キャラが好きな焼きとうもろこしを大量に作って冷蔵庫にストックしていたのは良い思い出です🌽
そして料理で重要なのが、油が必要な料理に油を入れ忘れると「失敗作」になってしまうということ。
子供の頃は「油くらい良くない!?」と思いましたが、油がないと失敗するというシンプルだけど大切な教訓となりました。
学んだこと③
加工品の原点を感じられる
最初は鶏を1羽飼うところから、育てて卵を産み、その卵を羽化させて鶏を増やし、卵をたくさん出荷できるようにします。
やがてマヨネーズメーカーでマヨネーズに加工してから出荷するようになり、出荷額も上がります。
牛乳もチーズやヨーグルトに加工したり、羊毛も毛糸にしたりと、だんだん内容が発展していきます。
そんな中で、小学生ぬいほたるは感じたわけです。
卵とか牛乳って、生産者の努力が想像しやすくてあったかい感じがするというか、人の手で頑張った感があって、食べる時に感謝しやすいけれど、
無機質に感じられる加工品こそ、色んな人の手や工夫が重なっているんだなぁ〜と!
マヨネーズがスーパーに並んでいると、機械が作ったような気がしていたけど、実際には鶏を育てる人がいて、その卵を加工する人がいて、お店に並ぶんだなぁっていう想像がしやすくなった気がします。
実際、機械は使うんですけどね!人が必ず関わるじゃないですか!
子供のころはそこまで言語化できてはいなかったので、なんとなく感じ取ったくらいでしたが、今思うと意識の変化があったなぁと。
学んだこと④
コツコツ育てる面倒臭さと達成感を味わえる
作物を育てたり動物を育てるのは、最初こそ新鮮ですが慣れれば地味な作業の繰り返しです。
まずは土地を確保するところから。雑草を抜いて、岩を砕いて、木を割って、耕して、やっと始まります。
種を蒔いて、毎日コツコツ水をあげます。これが面倒くさくて!最初は1マスずつ水をやらなきゃいけないんです。
Aボタン(水やり)→移動→Aボタン→移動、の繰り返し!
動物たちにも毎日餌をあげたり、撫でて様子を見たり、ブラシで洗ったりします。
すべてがAボタン→移動→Aボタン→移動の繰り返しです。
途中うんざりしてくるのですが、毎日ちゃんとお世話した動物たちは愛情レベルが上がって動物ランクが上がり、質の高い牛乳や卵がとれます。
そして、質の高い卵は出荷額も高く、マヨネーズを作ると質の良いマヨネーズができてさらに出荷額は高くなります。
お世話をサボっていると動物が病気になったり、最悪死んでしまいます。
面倒くさいなぁと思ったり、今日は他にもやりたいことがあって効率的にすすめたいなぁと思っても、動物が病気になったら嫌だという思いから結局毎日お世話は欠かさずしていました。
そして、動物の愛情レベルが上がったり、農作物の質が上がると達成感があって、とても嬉しかったのを覚えています。
ちなみに、物語が進むと最終的にはコロポックルという妖精的なのにお手伝いしてもらえます(お金で雇う従業員)
学んだこと⑤
自然の厳しさ
牧場を経営する上で天気の要素は作物や動物にとても大きく作用します。
毎日テレビで明日の天気を確認できるのですが、晴れの日は動物を小屋の外に出して放し飼いにすると、動物のストレスが発散できてご機嫌が良くなります。
雨の日は小屋で1日過ごすので、小屋の中に餌をセットします。(小屋の外には牧草を植えておけば餌をあげなくても勝手に食べてくれるので楽)
でも、雨の日は作物に水やりをしなくても良いのでその分体力は減りません。
晴れも雨も良し悪しがあり、どちらも必要で、チェックして対策することが大切です。
問題なのは嵐です。1年のうちに1〜2回、ランダムで嵐に見舞われます。嵐の日はドアが開かず、家から一歩も出られずにベッドで寝て1日が終わります。
次の日、家から出て絶望します。あんなにコツコツ毎日水をあげていた作物が全部なくなって、雑草と石ころだらけの土地になっていたり、
動物小屋が小屋ごと消え去って動物が全滅したりします。
初めて嵐にやられた時はかなり泣きました。自分で名前をつけて産まれた時から毎日お世話して育てた鶏たちがみんな小屋ごと消え去ったのですから、、
ゲームの電源を切って、セーブしたところから何回やり直してみてもその日は嵐で、鶏たちの運命を変えることができなくて(転生ものみたい)ほとんど最初からのスタートとなりました。
作物の不幸は回避できないのですが、実は動物小屋は回避する方法があったんです。
小屋を建てる段階で小屋の材料を選べたんです。
藁の小屋→木の小屋→石の小屋と、値段と強度がアップしていきます。
最初「とりあえず早く鶏育てたいし、一番安い藁の小屋でいっか!」と愚かな小学生の私は藁の小屋を建てたわけです。
その結果、嵐で小屋ごと吹き飛ばされて鶏が全滅して本気で泣いて後悔しました。なんで石の小屋にしてあげなかったんだろうって。
石ならコツコツ集められた素材だし、もうちょっと頑張ればお金も貯められたのに。
あの時の涙を忘れられなくて、そこから全部石の小屋を建てたし、なんなら他のゲームでも変にとりあえず安いやつじゃなくて少し面倒でも良さそうなものを選ぶようになった気がします。もはやゲームに限ったことでもありません。急がば回れを体感したのです。
最後に
他にも細かいことを言えば色んな学びがあったのですが、拾いきれないのでこんなところで。
なんだか、すごく教育的なゲームに思えてきませんか!?私はそう思っています!
マインクラフト(というゲーム)が教育の現場で使われているのに近いものがあるとは思いますが、マインクラフトと比べると牧場物語は内容が限定的でコミュニケーション要素が多いように思います。(逆に言うとマイクラが自由度激高)
デメリットというか、やり方を気をつければ良かったなぁと思う点もあります。
楽しすぎて時間を忘れてしまうので、時間をかなり費やしたのと、夜中に布団の中でやり続けたので視力が落ちました。これは牧場物語に限らず、私のゲームのやり方がハード過ぎたのが問題です。
明るいところで、時間を決めてゲームを出来れば理想的ですよね。(遠い目)
これらを踏まえて、私は小学生の時に牧場物語をやる意味があったと感じています。小学生はもちろん、大人にもオススメですよっ(@^▽^@)ノ
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