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ギバラは素敵な蟻地獄

何か言いたいことはあるはずなんだけど、全然口に出せなくて、すぐには文字にも起こせなくて。
でも絶対あるはずなので、ちょっとずつ書きながらこんがらがってる頭の中を整理します。
タイトルは後からいい感じにつけようかな。
この部分は最後まで残しておきますが、こっから下は多分推敲された文章になっていると思います。
なってなかったらすいません。



1時間ちょっと前に、Panoraさんの記事で、御伽原江良さんが1週間後の10日に卒業することが公表されていました。前日のメン限で本人から発表が…とのことらしく、いちからから許可を得て〜と書かれてはいますが、僕は御伽原江良さんのメンバーには入っておらず、この時点ではその情報が本当に発してよかったものなのか判断ができません。ですが、目に入ってしまった以上もうそのことを考えずにはいられないです。

追記:Panoraさんの記事が消えていました。どういう誤解があってあの記事を出すことに至ったのかは分かりませんが、最初に本人の口から発表について聞けたのならどんなによかっただろうと思います。

さらに追記:3月10日の2周年記念配信で、公式に御伽原江良さんのにじさんじからの卒業が発表されました。このnoteを公開するかどうか迷ったのですが、いろんな方のツイートを見ていると、自分の思い出も他の方と共有できる部分が多かれ少なかれあるのではと思い、ただの一ファンから見た拙文ではありますが公開することにしました。もしよろしければ皆さんの御伽原江良さんとの思い出等コメントに残してくださると嬉しいです。

とりあえずここでは、僕にとってのギバラの(僕の中ではギバラ呼びのイメージが強いです。江良ちゃん呼びが好きな方にはごめんなさい!)思い出をちょっと書いとこうかなぁと思います。
書いてから思ったんですけど、これは読む人によってはそんなに好ましくない内容かもしれません。解釈違い、みたいなね。僕がギバラに関してよく知っているという訳でも無いですし。もし不快に思われたらこのnoteのコメント欄に誹謗中傷でも書いといてください。甘んじて受け入れます。

あと、もし読む人がいたなら、その人はさすがにギバラのことを知っているだろうという前提で書いていますので、悪しからず。



僕がギバラを初めて見たのは、1年と9ヶ月前でした。ちょうど2周年らしいんで、その時のギバラはデビュー3ヶ月後くらいだったんですね。これまで考えたこともなかったです。

何の動画で知ったかと言いますと、目隠しリズム天国の動画ですね。
https://youtu.be/N8Ok40R9eJI

この配信のURLもそのうち死んでしまうんですかね。

最初に見たのはこの配信の切り抜きで、最後の成功シーンを切り抜いたものでした。コメント欄やチャット欄を眺めていると、「猿」だとか言われてる一方で、プレイ中(つまり目を閉じている間)には「かわいい」だの、大好きラップに合わせて「だいスキ」だの、とても視聴者の皆さんから愛されている様子を感じたのを覚えています。
目隠しでプレイするという凄さは、リズム天国をやったことのない僕にはすぐには伝わりませんでしたが、vtuberという顔の動きを視聴者に伝えることができる媒体を通しての目隠しの放送というのがとても面白く、そのプレイをされている方に興味が湧いて、元配信を見に行きました。するとそこには、時に大きな声で叫び、時に心が折れそうになりながらも、6時間配信をし続け、目標を達成するとても魅力的な方がいました。

他の所でも話したことがあるんですが、この時点で僕はにじさんじについてほとんど知らなかったんですよ。めちゃくちゃ流行った月ノ美兎さんについては多少は知っていましたが、その他にもメンバーがいる、ということぐらいしか当時の自分に情報は無かったんです。

そこで出会ったこの人に、僕はハマってしまっていました。当時はそんなにハマっているとは思っていなかったけれど、今思い返してみればどう考えてもハマっています。普通は切り抜きで見た動画の元配信を6時間全部見た上にその人の他の配信も見ようとはしません。どう考えても興味持ってハマっている人の行動です。

もちろんすぐにチャンネル登録した訳ですが、その当日だったか翌日だったかに生配信があって、そこで初めて生でギバラを見ました。
よく考えると、多分初めて通しで見たVtuberの生放送ですね。それまでも四天王やゲーム部を見ていた時もあって、Vtuber自体には長く触れてきていましたが、生配信を中心とするVtuberさんに触れたのはここが初めてだったなぁと思います。

その配信の感想としては、ありきたりですが「面白かった」これに尽きます。何の配信だったかも思い出せないですが、とにかく面白かったです。配信の内容とか言葉選びとか声とか、あらゆる面がセンスの塊で自分にめちゃくちゃ刺さってたんですよね。当時の配信を見直してみると、改めてそう感じます。

ギバラだけでなく、関連で出てくる他のVtuberさんたちもみんな動画を見て、みんな面白くて、みんなチャンネル登録してしまいました。
当然ですが、ギバラから関連して知っていく訳なので、その過程で知っていく人は殆どがにじさんじ所属の方でした。ただ、その当時はそんなこと考えず、YouTubeからおすすめで出てくる動画の中から、興味が湧いたものをひたすら見、その当人の動画も見に行く。というのを繰り返していましたね。
これだけ急激にハマっているので、きっとギバラの動画がなくてもハマるのは時間の問題だったろうとは思います。が、あのリズム天国の動画は今見返してもめちゃくちゃ面白いし、最後の成功シーンには感動もあってとっても素敵だと思います。思い出補正が入ってるかもしれないですけどね。


そこからのギバラの活躍は、皆さんも知るところだと思います。
3D化、Virtual to LIVE in 両国国技館及びShout in the Rainbow 札幌への出演、petit fleursとしてのデビュー、多くのラジオや公式番組への出演など、あげればキリがありません。
どの活動もとても素敵でしたが、やっぱり僕は普段の配信が1番好きでした。学生の身分でライブイベントに中々手が出せないというのもありましたけどね。

普段の配信で見るギバラは、ややもすると色物に思われがちです。行動が興味を惹きやすいですからね。大きな声とか卑猥な発言とか、みんな大好きですから。

でも、僕が見ていて感じたギバラの印象は、いつも一生懸命で、切り替えも出来て、さらに普段から楽しそうに過ごしている人。だからこそ配信の姿が自然体に思えてしまう。そういったものでした。

実際のところはどうだったんでしょうか。配信の姿が完全に自然体だなんて、そんなこと誰であろうとあるはずがないとも思うし、やっぱり配信となると負担もあったのだろうと思います。それでも、見てる人を楽しませようとする姿勢は一貫しており、最初に僕がギバラに対して抱いた「魅力的な人」という感想は最後まで揺るぎませんでした。

一時期、配信はメンバー内でだけ行なっている時もあり、しばらくの間ギバラの新しい生配信を見れていない期間もありました。しかし、その後久しぶりにギバラの配信を見た時、他の方では感じないような安心感を覚えました。よく言う「実家のような安心感」ってやつかもしれないですね。
僕にとって、Vtuberという括りの中で、確実に実家はギバラですから。



そろそろタイトルを回収しましょうかね。もう割と話したので大概言いたいことはバレているような気がしないでもないですが。

僕が思うこととしては、さっきから何度か触れている通り、ギバラは本当に注目を集めることが上手だなぁと思うんです。配信の一つを取り上げて言うなら、「切り抜きポイント」って言ったらいいんですかね。その場所だけ見てもクスッと笑えたり、もしくは大爆笑しちゃったりして、その人への興味が湧いてくるポイントを作れる配信者だなぁと思うんです。
最たる例が「ゴミカス!死ね!」ですかね。

でも、ただ注目が集まるねって言いたい訳じゃないんです。その集まった注目を離さない魅力が、ギバラにはあるんです。
3Dでお金に塗れてみたり、下品な発言をしてみたり、それで時々炎上したり。でも、実際に配信を見たり話を聞いたりしてみると、それだけじゃない。真っ直ぐで、優しくて、現実にいたら絶対好きになってます。

だから、ギバラは蟻地獄です。それも普通とは逆の、とっても素敵な蟻地獄です。


本物の蟻地獄って、知ってる方も多いとは思いますが、捕まえやすいようにすり鉢状にくぼみを作っておいて獲物を絡め取るんですよ。そこに一度捕らわれた獲物はもう為す術なくて、絶望の内に死んでいくしかない訳ですよ。

何でそんなもんにギバラを例えるんだ、と思うかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。
この場合の獲物は、どう考えても視聴者たる僕たちであり、またこれから視聴者になるであろう人たちです。
先に言った通り、ギバラの配信はとても注目を集めやすいです。声は特徴的だし、内容が過激なことも多い。どんな感情を抱いたにせよ、獲物はホイホイ近づいてくる訳です。
そこでいざその蟻地獄にかかってみたら、思ってたのとは結構違うんですよ。これは僕だけかもしれないけど。
もっと変な人なのかと思ってたら、普通にオタクしてるし、なんか話してたらたまに可愛い気がするし、友達みたいな距離感で愛嬌があって…ってこれは完全に恋に落ちてますね。

まぁこうではないとしても、多分みんな最初に知った時のギバラの印象と、今のギバラの印象は結構違ってるんじゃないかなぁと思うんです。

でも、いろんな過程を経てギバラを知ったみんなは、等しく、気付いた時にはもうギバラのことが大好きになっていたことでしょう。
きっとそうだと僕は思います。


だから、ギバラは蟻地獄です。とっても素敵な蟻地獄。

何もなかったはずの場所に、気づいたら吸い込まれ、獲物がもがいてももがいても出られないような絶望の蟻地獄じゃなくて。

何も感じていなかった、というか、興味本位だったはずなのに、気づいたらギバラの魅力に取り込まれ、僕たちは離れられない、離れようとも思わない。
衆目を集める大きな口と、僕たちを掴んで離さない魅力という鍵とを兼ね備えている。そんな素敵な蟻地獄。

僕が囚われた蟻地獄は「にじさんじ」という大きな蟻地獄でしたが、その中心にいたのはギバラでした。ギバラが大きな要因となって、僕はここまでにじさんじに夢中になったのだと思います。

そしてきっと、受ける影響は十人十色で、視聴者たる我々一人一人の性格や考え方によって異なるものなのでしょう。
皆さんはギバラのどんな魅力によって、どんな蟻地獄に囚われましたか?

こんなに魅力的な方に、ちょっとの間触れられただけで、僕は本当に幸せです。ギバラが僕の生活に大きな影響を与えてくれたことは疑いようもありません。本当に感謝しています。




ただ出来ることなら、この蟻地獄の中心で、僕をもっと長く、いつまでも、閉じ込めておいて欲しかったです。



…本人が「前向きな卒業」って言ってんのにこんなこと言って終わるのは良くないか。
やっぱり最後は明るく終えておきましょう。



これからの御伽原江良の人生に幸あれ!!
この2年なんか踏み台にして
もっと大きくなれよ!!!
おつえら!!!!!


あと、王子様捕まえたらちゃんと教えてね。

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