2023年大相撲初場所 観戦日記 番外編 ~15日間を終えて&番付予想~

はじめに

この記事は、私がどっぷりハマってしまった相撲沼に読者の皆さんを呼び込むために、ぜひ伝えたい取組を紹介していきたいと思います。

振り返り

2023年最初の場所は、大関貴景勝の優勝で幕を閉じました。
最初は先場所優勝の阿炎・大関挑戦の豊昇龍が引っ張る形で、先場所からの勢いをそのまま維持しているなという印象でした。
そこから次第に混戦模様になり、誰が優勝するのか分からない状況が中盤で続きました。そこから抜け出したのが、阿武咲・琴勝峰・貴景勝です。この3力士の目まぐるしく変わる優勝争いは非常に見ごたえがありました。
その中で最終的には貴景勝の優勝。大関として、出場力士の中で最上位の意地として、優勝したのは素晴らしいと思いました。また、今場所は力強く、本人の得意な押し相撲以外にも、組んでも相撲を取ることができていたのが印象的でした。
場所前の記事では、組んで相撲を取る練習もしていたとのことなので、(出典:時事通信社)その成果が今場所発揮されたということでしょうか。押し相撲に加えて、組んでも相撲を取ることができれば、これからも優勝回数を重ねることは大いにあり得ると考えられます。
そして、次の3月場所では横綱昇進をかけての場所となります。もし、3月場所で優勝することができれば昇進が決まると思われます。
果たしてどうなるのか、非常に楽しみです!

様々な力士が活躍!

優勝した貴景勝以外にも、様々な力士が活躍しました。
千秋楽、勝った方が優勝という一番に臨んだ琴勝峰。最終的に負けてはしまいましたが、11勝で、初の敢闘賞(三賞の1つ。場所中に健闘した力士に与えられる。横綱大関は対象外)を受賞しました。同年代の豊昇龍は大関挑戦、そして王鵬は先場所初の二桁勝利を挙げており、平成11年生まれのライバルストーリーは今後、さらに熱くなりそうです。
場所の途中で、優勝争いの先頭に立った阿武咲。このnoteでも何度も登場しました。力強い押し相撲が光り、見ていてすがすがしい気持ちになりました。このまま押しを磨いて、自信最高位の小結よりも上の地位を目指してほしいです!
そして、三役、とりわけ小結陣が目立ちました。
まずは霧馬山。終盤に優勝争いに絡む形となり、14日目には阿武咲を倒すなど存在感を発揮しました。また、初の技能賞(これも三賞の1つ)を獲得し、11勝と大関挑戦の切符を手にすることとなりました。3月場所・5月場所と合わせて33勝程度勝つことができれば大関昇進です。果たして挑戦は成功するのかに注目です。
そして、今場所初めて小結に昇進した琴ノ若・若元春。それぞれ勝ち越しを決め、今後の三役定着に向けて好発進となりました。このままの勢いで、大関候補に名乗りを上げるかにも注目です。
また、去年は不振だった遠藤の復活、去年からの勢いを継続し、幕内復帰後3場所連続の勝ち越しを決めた竜電、幕内初の勝ち越しを決めた東龍、二桁勝利を挙げた一山本など、来場所かき回してくれそうな力士が多そうです。
3月場所に向けての楽しみが多くなった1月場所となりました。

3月場所番付予想

ここで、3月場所の番付予想をしてみたいと思います。あくまで個人の見解だということ、そして初めて予想をしてみるので、色々と至らない点があると思いますが温かい目で見守っていただけると幸いです。

()内は1月場所の成績。太字の力士は昇進した力士。
一番右の数字は、今場所の地位からの昇降を表す。

このように予想してみました。
1月場所と大きな変更点はなく、小結・関脇は4人体制の継続かなと考えます。また、朝乃山は14勝かつ優勝ということで、大幅アップとしています。また十両も、今場所デビュー即幕下優勝した落合を新十両としました。
良ければ読者のみなさんの予想もコメント欄で教えていただけると嬉しいです!

さいごに

今後も相撲に関する投稿を続けていきたいと思います。皆様に読んでいただけたら幸いです。
1月場所の観戦日記にお付き合いいただきありがとうございました!

参考文献・動画
ベースボールマガジン社「相撲」1月号
2023年1月24日閲覧
NHK 大相撲取組動画
2023年1月24日閲覧
日本相撲協会公式サイト
令和五年一月場所 星取表幕内
令和五年一月場所 星取表十両
令和五年一月場所 星取表幕下
2023年1月24日閲覧
時事通信社 時事通信ニュース
貴景勝にのしかかる重責=ただ一人の看板力士―大相撲初場所
2023年1月24日閲覧


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