ぬかぽん@社労士

人事労務系の社会保険労務士です。ブランクがあり仕事復帰したワーキングマザー。転勤族の妻…

ぬかぽん@社労士

人事労務系の社会保険労務士です。ブランクがあり仕事復帰したワーキングマザー。転勤族の妻(=転妻)として国内を流転。「多様な働き方を実現する」「いつでもどこでも働ける」をモットーに日々右往左往しています。現在は名古屋に住んで、横浜の社労士法人でリモートワークしています。

最近の記事

なんで会いにいかなかったんだろな

もう30年以上前になるんだな、中学時代って。その頃の友だちは今は誰も交流していない。 荒れた中学だったもんなー。まあ、少し上の学年よりはマシだったけど。特に女子が荒れてた。 だけど吹奏楽部はそこそこ強豪で、私は部活にのめり込んでた。世の中はまだバブルの残香もあって、個人購入しなくてもそこそこの楽器が揃ってたのも、ラッキーだった。 私も含めて県営団地に住んでる子も多かったし、何十万の楽器をポンと買える家庭は少なかったと思う。 そんな中、同級生の彼女は地元の名士でお店経営

    • 祖母の一周忌

      昨年の6月6日、祖母が亡くなった。 その2週間前から食べれず飲めず。コロナ禍において、特別養護老人ホームも最期を見越して何度も招き入れてくれた。 だから、夜9時に「息をしていません」と連絡をいただいたときには、孫の私は苦しみから逃れることができた祖母に、よかったね、という気持ちだった。享年94歳。 でも母1人子1人の我が母は同じようには思っていなかった、と一周忌で改めて知った。「まさかあの日に亡くなるとは思わなかった」と、まさに今日つぶやいていたので。 昭和3年に京都

      • キラキラなキャリアがない社労士ですが

        社労士の仕事をしていて、単純なミスは相当落ち込むけれど、最近はミスとはまた違う「うまく行かないこと」に落ち込むことがしばしばあります。 給与計算をする・人事労務の手続きをする等の実務は正解のある仕事 かたや、最近増えている 人事労務ファシリテーションやコンサルティング的仕事は正解のない仕事 正直後者は就業規則等のサービス提供以外においては、別に社労士じゃなくてもできます。 元上場企業や外資系の人事管理職・コンサルファーム出身者・イケてるスタートアップの人事役員・人材紹

        • 今日から私は~何度だってスタートする~

          実家・義実家の恒例行事が終わった新春3日に、長女に乞われて名古屋で1番大きな本屋さん栄の丸善に行きました。 私自身はkindleや家にこれでもかってくらい、仕事がらみで読まねばならぬ本が積読されているので、特に買う予定なし。 しかし、滞在2時間もあるとやはり物色してしまいますね。 大型の書店や大きな図書館では本棚毎にカテゴライズされているので、どのカテゴリーに今の自分の興味があるのかが、立ち寄る本棚によって明確化されます。 今回は、心理学・認知行動療法・愛着しょうがい

        なんで会いにいかなかったんだろな

          大企業の冬のボーナス96万円と中小企業の人材戦略

          2019年大企業の冬季ボーナスの平均は96万円という話 あと、公務員のボーナス。2018年平均支給額は約70万円で今年もそんなに変化がなさそうです。 こういう話をきくと、やっぱり「大企業はいいな」「正規公務員はいいな」って、中小企業の正社員が思うのは心情的に仕方がないですよね。。。 みずほ総合研究所の調べによると、事業所規模5人以上の企業のこの冬のボーナス平均が約38万円。ここには大企業が含まれるので、中小企業だけの平均はもっと低いでしょう。また、大企業ではあまりない「

          大企業の冬のボーナス96万円と中小企業の人材戦略

          社労士に向いてる?向いてない?ただ前進するだけ

          つい先日、社労士の合格発表がありました。合格率6.6%、合格者2525人。おめでとうございます。 最近は合格証をインスタにあげたりするんですね。iモードを使って過去問を解いた私の時代とは、大違いです。 そんな社会保険労務士 はっきり言って社会的な認知度は低いです。 労基署とかハローワークとか年金事務所じゃない役所に問い合わせると、「えーと、保険関係の方ですか?」など言われてガクッとしたり 人事界隈の目ぼしい資格って、社会保険労務士かキャリアコンサルタントくらいだから

          社労士に向いてる?向いてない?ただ前進するだけ

          たしかに心地よい多様性は、きほん無いよね

          どなたかが、そんなことを書かれていた。けだし名言。 いわゆる高級住宅街というところは、同じような人が選んで集まって住んでいる 私立中高一貫などは、だいたい学校ごとに学生のカラーがある シリコンバレーの男性白人比率の高さ、日本の大企業の男性社会 ママ友は同じような子供を持ち、同じような経済環境同士が仲良くなりやすい。 SNSのタイムラインはいいなと思う人をフォローするから、自分と似たような思想の人がたくさんいる錯覚に陥る 都会的なビジネスマナーやルールが通常な人たち

          たしかに心地よい多様性は、きほん無いよね

          働く人の意識の変化をキャッチする

          関東は台風一過の一日でした。計画運休が朝の通勤時間を直撃。 Twitter は凄いですね。 上司からきた、やんわり前泊を推奨したメールが晒されたツイートが、10万いいねくらいでした。 同じく、上の方の上司が遅刻を容認しているのに、中間管理職上司が「早朝に自分の車に相乗りして早く行こう」と連絡してきたことに対して、男性部下本人ではなく、その妻が呆れて晒したツイートも10万いいねくらい。 まあ、Twitterというある程度広くも限定された世界だから、イコール世論というわけ

          働く人の意識の変化をキャッチする

          今日、もしかして社労士として役立っている?という出来事がありました。

          世の中は「得意なことを生かそうよー」な時代です。 が、主観的な得意が一般的には得意だとは認められなかったり、人より秀でているけれど自分はそれが好きじゃなかったり、 はたまた、何が得意なのかわからなかったり、得意なことがマネタイズできなかったり いうほど生易しいもんじゃない気がします。 という毒づきはさておき。 私は社会保険労務士なのですが 「この仕事が得意です!大好きです!!」 とは1ミリも思ったことがありません。あ、もしかして天職かも?の自惚れはごくたまにあり

          今日、もしかして社労士として役立っている?という出来事がありました。

          休みやすい職場を作る意義

          アラフォーの知人から転職の相談を受けました。介護系専門職の彼女から 「夏休みも冬休みも無く連休が取りにくいから、転職したい」 その職場はきちんと労基法は守っています。週休2日制、法定の有給休暇も付与される。 ただ、介護系職なので週休2日は連休ではなく、また企業文化として有給休暇を連続して取ることもしにくいそうです。 また、「あーあるある」なのですが、パワハラちっくな管理者がいて、全員の土日何日出たか、誰がいつ有給を取ったかをいちいちチェックして、チクチク言うのだそう

          休みやすい職場を作る意義

          労働時間で管理しない仕事はバラ色か?

          こんな問いを立てるくらいなので、まあバラ色ではないよねって回答なのですが。 なにも、ガチガチに時間管理することが良しなんて思っているわけではありません。 ただ、ホワイトカラーな仕事において「時間管理されないと仕事できないなんてイケてないよね」っていう考えも、なかなか怖いなと。さまざまなご企業様と関わらせていただく中で感じるようになりました。 労働時間が評価されないとすれば、当然のこと成果で評価されるのですが。 成果には2つの課題がありまして 1.成果を出すために結局

          労働時間で管理しない仕事はバラ色か?

          40-50代のサラリーマン家庭はやっぱりサバイブ魂が必要だと思うよ。

          世の中はどんどん浄化されつつあります。 吉本の例じゃないけど、世界は可視化され内輪の部分が減って闇に葬られたり損切りされる可能性が減少し。 法律は存在するものから守るべきものに立ち位置を変え、AIをはじめとする技術の台頭や働き方改革によって、人々は昔ほど仕事の負荷を受けなくなりました。 とはいえ、そんなの自分ごとじゃない人も多いはず。大企業に内紛があっても、それは上層部の話で関係ないし、中小企業も含めていま目の前にある取引先や社内の人間関係が最重要。妻がパートに甘んじ

          40-50代のサラリーマン家庭はやっぱりサバイブ魂が必要だと思うよ。

          吉本あれこれ×働く

          先に言っておくと、私はお笑いには疎い方です。M1とかよくわからないし、お笑い系バラエティもあまり見ません。 ただ、世代の下振れのフツー程度ではあるかも。 いいとも→ドリフ→元気が出るテレビ→風雲たけし城→夢で逢えたら→ガキ使→ウリナリ→めちゃイケ とか、古いですかね。💦あ、アメトーーク!も。 とりあえず有名どころはチラチラ見てきていて。やっぱり人気がある最盛期の番組って、見ると面白かったし、一時的にははまっちゃったりしていました。 で、たぶん90年代を最盛期として、

          吉本あれこれ×働く

          若い頃は徹夜してでもスキルを身につけたほうがいいですか?

          NHKの朝ドラ「なつぞら」 女性の若手アニメーターの主人公は今週、産みの苦しみを味わっていました。 アニメのストーリーを決めるために、プロデューサーとケンケンガクガク。職場で缶詰になって徹夜して、やっと光明が見えてきたシーンで、ふと これ、どこからどこまでが労働時間?? と。なんちゅう無粋なことを考えてしまうんだ、#社労士 という職業柄がなせる技か.... たぶん、終戦後15年経った今から60年くらい前の設定。こうした光景はあちこちにあったと思います。 終戦は1

          若い頃は徹夜してでもスキルを身につけたほうがいいですか?

          リモートワークは寂しいときもあるよ。

          2018年4月に横浜から名古屋に転居して、早1年3ヶ月(中途半端ですが...)、リモート社労士として月に2回横浜の事務所や、人事コンサルティング先に日帰り出張しつつ、日々フルタイムいやそれ以上に働いています。 名古屋ー横浜は近い。そこまで頑張らなくても9時台に到着しちゃう。ビバ新幹線! そしてお客様や横浜の事務所メンバーとも、webツールや電話を駆使して、頻繁にやり取りしています。頼っていただけているのも実感しています。 むしろやりとりが頻繁ゆえ、カフェでノマドワークと

          リモートワークは寂しいときもあるよ。

          不確実性の高い人材が増加している→会社が自然に近づきつつある?

          最近、男性育休にまつわる問題や転勤の不合理性についての不満が顕在化してきました。 これらは、前からあったけど個別の対応か空気を読むレベルにとどまり、数的にも少なくて社会的認知も得られ難く、顕在化していなかったにすぎません。 しかし、世の中は変わりました。 リーガル的な正しさを飛び越えて、倫理的もしくは感覚的な正しさを重視するようになってきつつあります。 さらに、両立支援は進み 育児、介護、病気治療との両立はもちろん、不妊治療など より不確実性の高い個人の事情への配

          不確実性の高い人材が増加している→会社が自然に近づきつつある?